平成6年
およそ20年前に 当館に入居し
卒業された学生さんたちが
五人揃って 訪ねて見えました
大型連休中の同窓会のついでらしく
山形 神戸 遠路はるばるの来訪です
今日はケーキ作りの日だったので
遅れてお茶を淹れに顔を出したら
姿を見せるなり みなさん 「おー~~」
むかし話が 延々と続き
あんなことがあった こんなこともあった
でてくるでてくる 想い出の世界
席を外すこともままならず
ひとしきり話の花が咲いた後
感慨深げに 住んでいた建物を
見て行かれました
携帯でお部屋のあたりの写真を撮ったり
みんなで集合写真を撮ったり・・・
経年劣化著しく
維持管理ままならず
見せるに忍びないところもありますが
記憶の中の 風景との錯誤は
どうだったのでしょう
40代になって むかしを見たいという思いは
温故知新ともいえる
自分探しにも
繋がるのでしょうか
お互いに 変わった風貌も
さがし求めに来た その期待に
応えられたのでしょうか
時が 生み出し つくりあげる
確かな モノを感じられるような
たのしい 再会でした