止まったまま、動くことの心地よさ

　　 走る車の窓の外、ソレをただ見つめている。 この心地よさ。 音楽があれば、なお最高だ。 網膜に動きが映ると、刺激になって気持ちいいのかな？ 人が移動していた動物時代の記憶？ 人類、アフリカで生まれて、あっという間にアメリカまで、いやはや世界中に散らばって。 渡り鳥のように、移動したがる生き物だったんじゃないのか？ いまや、地球で、もっとも移動する動物だろう。 その時の名残りなのか . . . 本文を読む

好いとうが、先は望まず。

そろそろバレンタイン・デーだなぁってことで。 　 好きな相手に、ただ好きであることを伝える、という行為を許してくれるという考えは広まらないかなぁ。 もちろん、性欲は止められないけど、下心だってあるけど、付き合いたいとかじゃなくて、どうしたいじゃなくて、この気持ちだけを伝えておきたいって事もあるわけですよ。 恋にも、いろいろ種類があるで、恋の病にも、いろんなカルテや処方箋が欲しいわけです。 . . . 本文を読む

隣の星は青い？ 『光の旅人 Ｋ-ＰＡＸ』

【俺は好きなんだよ】第９１回   『光の旅人　Ｋ-ＰＡＸ』(2001)原題の『K-PAX』は、星の名前。カテゴライズを阻むＳＦ映画。　スタッフ。監督：イアン・ソフトリー製作：ローレンス・ゴードン／ロイド・レヴィン製作総指揮：ロバート・Ｆ・コールズベリー／スーザン・Ｇ・ポロック原作：ジーン・ブリュワー脚本：チャールズ・リーヴィット撮影：ジョン・マシソン音楽：エド・シェアマー歌：シェリル . . . 本文を読む

友人の店で聞いた餃子の話

友人が経営しているディスカウント・ストアで聞いた話。 枕は、近頃の中国食品騒ぎでいろいろ大変だった、と。 でも、奇妙なことに、店の餃子の売り上げが伸びているとのこと。 もちろん、国産のだとのことだが。 そりゃ、毎日、餃子餃子と連呼されれば、食いたくもなるわな。 おいらも、中華料理屋で、頼んじまったもの。 王将とか、繁盛してたりしてな。 いや、食べたくない人も増えて、相殺されてるのかな？ . . . 本文を読む

泣きたい日のクスリ

泣ける映画が流行りとなって、けっこう長い気がする。 ということは、これは流行りじゃないのかもしれぬ。 　 でもさ、もし、泣けるクスリが出来たら、それ飲めばよくなれば、映画や音楽の観客は減るのか？ サプリメントで栄養を補うようになって、そういう料理の食材の消費は減ったのか？ でも、生きてれば、それなりに涙も笑いもある気がするんだが・・・。 それに鈍感になったから？ 実際、多少なら涙を流すのは . . . 本文を読む

壊れて見せよう。

　 肯定を求めつつも、もっと破壊する力が要る。 おもねるのは、もうやめたいんだ。 もっと、正面きって、作品と向き合いたいのだ。 娯楽であり、物語に。 売れるものは、確かにいいんだろう。 確かにな、そのソバには笑顔がある。 それは認めよう。 いいことばかりはありゃしない。 金が欲しくて、働いて、眠るだけのものづくりの楽しみ方は覚えたよ。 だから、おいらは、もう一つの意思を持つ。 良かろうが、 . . . 本文を読む

祝！！！三周年！！！

　 祝！！！ 三周年！！！ 突破！！！ １０００回の時には、結局、嬉しさも堂々巡りだったけど、これで、ようやく、なんか、自分を自分で褒めてあげるという自問自答っぽいマスターベーション祝賀を素直に受け入れられます。 まぁ、あれから、たった二ヶ月しか経ってないんですけどね。 たった２ヶ月の間で、記録更新祭り。 なんでか、おいら史上の記録を倍上回る、一日5336 pvとかいう、ちょいと異常 . . . 本文を読む

どのボールがなじむのかは、お前の手が決める。

ピンポン球は、小さい。 バスケットボールは、でかい。 ボーリングの球は、硬く、重い。 セパタクローの球は、竹だ。 ラグビーボールは、楕円だ。 だが、何が、適しているのかは、そんなことでは、決まらない。 どのボールがお前になじむかは、お前の手が決める。 ボールを持ってみろ、遊んでみろ。 ボールは見るもんじゃない、触れ。 そうすることでしか、分からぬことがある。 タッチ . . . 本文を読む

コトワザざわざわ。シリーズ その８８

　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　青山に塩　 　 説明： “青菜に塩”は、（青菜に塩をかけると、葉や茎に含まれた水分が外に吸い出され、しおれてしまうことから）急に元気をなくしてしょげるさまをいうコトワザ。 で、こちらの【青山】は、“人間にいたるところに青山あり”の【青山】。 で【青山】とは、危機が青々と茂ってる山という意味もあるが、名言の方は墓と . . . 本文を読む

価値負け。

お金が、人類の基準なのか？ 待て、時間と知恵と技術もあるぞ。 愛と暴力とセックスもあるけど、これは自然の法則だしなぁ。 あと、神か・・・。 美も入れておかな。 なんだか、すべて曖昧で、結局、具体的な金に置き換えられてしまう気がする。 換算しちゃう気がする。 値段をつける気がする。 ああ、もう、いろいろもろもろ、金に勝てないのか？ ホントに勝てないのか？ じゃ、ナニで . . . 本文を読む

危険ｖｓ安全

危険はセクシーなんだろう。 映画の魅力は、 セックス＆バイオレンス と言われてるしな。 セックスもバオレンスもセクシーだもんなぁ。 じゃ、安全はセクシーじゃないのか？ セクシーｖｓノン・セクシーの戦いなのか？ だから、俳優にセクシーさが求められるのか？ 現実に危険は要らないから、物語に危険があふれるのかしら。 なんてことを先日『爆笑問題の日本の教養』を観て思った。 . . . 本文を読む

愛にも心、恋にも心

　 「愛は真ん中に心で真心、恋は下に心で下心」っていうけどさ。 （サザンも歌ってるけど、元ネタは、金八先生かな？） おいら、今も健全に慕う初恋も下心なのか？って思うんだよ。 （だって、幼稚園児の恋に下心なんてあるのか？） 恋は悪くて、愛が良い、ってのも、なんか違う気がするのよね。 良いと悪いの陰陽の二元論で、バランスとって納得するっていうかさ。 字面で言うなら、 恋は、心の上に . . . 本文を読む

踊るイマジナリー・ライン日記その２

さぁ、昨日の３倍、大変。 人は増え、場所は増え、移動も増え、カットも増え、複雑さが増す。 でも、寒い中、おいらも踊って、走って、へとへとになりながら、ＯＫを取る。 結局、晴れまくりで、まきまくり。 二日続けて、１時間巻いて、終了。 １箇所、太陽の位置とか、焦りもしたが。 トラブルもなく、気持ちよく。 そして、憧れの町田さんは、人間としても尊敬できるスンバラしい方だった。 他スタッフも気 . . . 本文を読む

踊るイマジナリー・ライン日記その１

　 昨日は、茨城で、ＣＭの撮影でした。 キャメラマンは、町田博さん。 この方、憧れのキャメラマンの一人なのよね。 石井克人作品をほとんど手がけている。 今度の『山のあなた　徳市の恋』も。 なにより『風花　kaza-hana』をやっているのよね。 色味をしっかと描き出しながら、一刷毛、うっすり一色のせたような感じが魅力。 あの、雪にのっけたマリンブルーの輝きの素晴らしさ。 こ . . . 本文を読む