菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

劇中劇

2007年06月21日 01時34分40秒 | 映画のあれこれ
劇中劇というか映画中映画というのがある。

『トーク・トゥ・ハー』の『縮みゆく男』とかね。
アルモドバルは映画内で映画を扱うことが多く、結構出てくるね。

『アメリカの夜』など、映画を撮る話も無数にある。
『リビング・イン・オブリビオン』、『ラストショット』、初恋』、『夢翔る人』、『虹の女神』、『CQ』と山ほどある。

実際の映画撮影の再現をする映画もあって、映画内リメイクという感じの映画が見れたりするね。
『チャーリー』、『ライフ・イズ・コメディ ピーター・セラーズの愛し方』『グッドモーニング・バビロン』・・・。

映画を観る映画というのもあって、『ニュー・シネマ・パラダイス』や『ムービーデイズ』なんかでは、実際の映画が流れていたけど、わざと作った映画を流す作品もある。

1作目の映画内の事件を元にした映画が作られる『スクリーム3』もあるし、『エルム街の悪夢 リアルナイトメア』では、『エルム街の悪魔』の最新作を作る話で、現実の映画に映画の中の世界が侵入してくる。
『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』では、自分達がもモデルになった映画を止めるために旅に出る話だった。
ゴダールの『ワンプラスワン』でも映画を撮ってたね。
『フェリーニの8 1/2』てのもあるし、映画を撮る映画はある意味、映画作家の日常的ドラマなのかもしれないなぁ。

映画の黎明期を描いた、『西洋鏡』などでは、実際の貴重な作品の一部が写されたりしたり。

最近では、DVDによっては、その映画内映画を一本の独立した映画として観れることもあるよね。

おいらの『つづく』も一本の独立した映画でありながら、姉妹編の『おわり』では、劇中で撮影される映画であって、実際には『つづく』自体が劇中映画を独立させたモノだったなんて仕掛けたりしたぐらい好きなのよね。


『監督・ばんざい!』はまさにそれのオンパレードで、意外と巨匠って、すきなのかも。
劇中劇の中に入る『カイロの紫のバラ』や『シャボン泥棒』なんてのもあった。
当然、劇中劇は、本編の一部で、完全版で見れないバイイも多い。
いい作品だと、全部観てみたくなるんだよね。
『カイロの紫のバラ』の全編観てみたい。
でも、それって完全版でないからこそ惹かれるのかも。
『未完成交響曲』もそういうところありそうだものね。










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