菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

短歌を啖呵を切るように。 6/20

2024年06月20日 08時08分08秒 | 短歌とか俳句とか

我が内で パキっとなった 骨の音 知ってはいても 泡の音だと

ピンチとは チャンスでもある つぶやいて きしむ心の 友とするなり

獲りすぎて マグロは減って 綱渡り 獲ろうを抑え 未来へつなぐ

ルッキズム ルックを刻む 押し付けて 羊大きく 足を小さく

殴るよに 握るナックル 骨が鳴る 成せばならんと 腕を鳴らして

 

レストラン 祝い隣席 もらい歓喜 棚牡丹餅と デザート追加

姪からの 初ケータイの おすそわけ 初メール開く 名前三文字

姪からの メールを母へ 見せたれば 「ふーん、いいね」と そっぽ向きたる

つつくつく バーチャル鍋を つんつくつん スーパーの列を いつかに備え 

ろうそくに 願いをかけて ふき消して 防災バッグ 新しくした日

 

 

 

 

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