菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

短歌を啖呵を切るように 7/7

2024年07月07日 22時12分43秒 | 短歌とか俳句とか

片足を つっこんだのは 棺桶と 境界の先 はかない勇気

目の前に 背はあって 後ろにもあって 真ん中にて 挟まれて行く

城壁の 小指大石 とる勇気 もなく人さし 指でつつきし

本心で 本物よりも 好きミニカー 矯めつ眇めつ 走らせたりして

思い合う 二人なら愛は 二つある 片思いだって 一つはある

 

七夕は 棚ぼたに似て 非なるほど 遠くはないが 近くもない

愛ですか? ああ、あそこに行って みましょうよ、たぶんあるでしょ、コンビニになら。

朝歩き 行列を見た だけなのに 美味しそうだと 匂いさえして

帰り道 クレッシェンド やっちまった 体重より重い 不揃いマーチ

こんばんは おやすみなさい さようなら おはようさんで ちわっすまたね

 

 

 

 

 

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