菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ごつい諜報員と生意気少女とシンママ。 『マイ・スパイ』

2021年12月16日 00時00分02秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1490回

 

『マイ・スパイ』(2020)

 

原題は、『MY SPY』。
『私の諜報員』。

 

製作国:アメリカ
上映時間:100分

 

スタッフ。

監督:ピーター・シーガル
製作:クリス・ベンダー、ピーター・シーガル、ジェイク・ワイナー、ロバート・シモンズ、ジジ・プリッツカー、デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・マイスナー
製作総指揮:レイチェル・シェーン、エイドリアン・アルペロヴィッチ、マイケル・フリン、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、アダム・フォーゲルソン

脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
撮影:ラリー・ブランフォード
プロダクションデザイン:クリス・スペルマン
衣装デザイン:ジョージナ・ヤーリ
編集:ジェイソン・ガーソン
音楽:ドミニク・ルイス

 


出演。

デイヴ・バウティスタ (JJ)
クロエ・コールマン (ソフィ)

クリステン・シャール (ボビー技術官)
パリサ・フィッツ=ヘンリー (ケイト)

グレッグ・ブリック (マルケス)

ケン・チョン (上司のキム)

 

 

物語。

軍人としては一流だけど、スパイとしてはやや難ありの軍人CIAエージェントのJJは、あるミッションで派手に暴れすぎ、技術部門の裏方ボビーと地味な監視の任務にまわされる。
監視対象は、世界的テロリストであるマルケスの死んだ兄の妻つまり義姉ケイトとその娘ソフィ。
しかし、頭の回転が早いソフィに監視カメラを見つけられてしまう。

 

スパイとしてはやや難ありの軍人と賢い少女が出会うスパイアクション。

 

主演は、『ガーディアンス・オブ・ギャラクシー』のデイブ・バウティスタ。

監督は、『ゲット スマート』のピーター・シーガル。

 

<未体験ゾーンの映画たち2020>にて上映。

 

いろいろなジャンルもののアイディアをうまく取り込んで、設定大喜利みたいな感じで入れた割にまとまっているアクションコメディ。
80年代こういうのいっぱいありましたね。
その雰囲気の10年代バージョン。
デイブ・バウティスタの強面顔の優しいおじさんはアクションスターでは珍しいので、新しい味が出てます。
強面と子供と美女の組み合わせはそれだけで絵面最強です。
中身もジャンルや映画研究をやってるのが伝わるウェルメイドな出来で楽しめます。

デイブ・バウティスタは他にも 『ファイナル・スコア』などジャンル焼き直し作品があります。

題名は、『マイ・ボディガード』っぽいですけど、あれの原題は『MAN ON FIRE』で、どちらかというと『レオン』を引用って感じです。
あと、『キンダーガートン・コップ』。
他には、『ノッティングヒルの恋人』、『張り込み』なども入ってます。

 
メリッサ・マッカーシーとジェイソン・ステイサムの『SPY/スパイ』(2015)やドウェイン・ジョンソンの『セントラル・インテリジェンス』なんかもちょっと思い出したり。

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

プロペラ機、燃料漏れ、ナチスの映画は、『インディ・ジョーンズ』か『ロケッティア』か。

 

 

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