菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

天使は得てして、トラブルメイカー。 『最低で最高のサリー』

2012年12月27日 00時00分40秒 | 俺は好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第470回は、『最低で最高のサリー』(2011)


英語題は、『THE ART OF GETTING BY』または、『HOMEWORK』。


スタッフ。
監督:ギャビン・ウィーゼン
製作:P・ジェニファー・デイナ/ジア・ウォルシュ/カーラ・ベイカー/ダーレン・ゴールドバーグ
製作総指揮:アンドリュー・レヴィタス/デヴィッド・スウィーニー/ヘンリー・ピンカス/パトリック・ベイカー/ニック・クエステッド/グレッチェン・マッゴーワン/ジョナサン・グレイ/アンソニー・グダス
脚本:ギャビン・ウィーゼン
撮影:ベン・カチンス
プロダクションデザイン:ケリー・マクギー
衣装デザイン:エリカ・ムンロー
編集:モリー・ゴールドスタイン
音楽:アレック・プーロ
音楽監修:リンダ・コーエン


出演。
フレディ・ハイモア
エマ・ロバーツ
マイケル・アンガラノ
エリザベス・リーサー
サム・ロバーズ
サーシャ・スピルバーグ
アリシア・シルヴァーストーン
リタ・ウィルソン
ブレア・アンダーウッド


物語。
未来に希望が見いだせず、自分の進むべき道が決められないジョージは、無気力に学生生活を送っていた。
ある日、学校の屋上でクラスで一番の美人サリーの校則違反をかばったことから、二人は親しくなってゆく。
ジョージは初めて自分をさらけ出せることができたサリーに対し、恋心を持つようになるが、彼女はその気持ちに気付きならがらも「親友だから恋人になれない」と言う・・・。



『(500)日のサマー』のスタジオが贈る、ポップでキュートなスイート&ビター・ラブストーリー!
サンダンス映画祭などの映画祭で注目を集めた話題作で、2011年のサンダンス映画祭で審査員大賞にノミネート(ドラマ部門)されている。


出演者の一人、サーシャ・スピルバーグはスピルバーグ先生の娘さんという以外まだ輝きはないが、エマ・ローバーツはジュリア・ロバーツの姪だが、こちらはそれをものともしない活躍。



この矛盾系のタイトルは、コメディというよりは苦い感じのドラマにつけられやすいタイトル。
『終わりで始まりの4日間』、『僕の大切な人と、そのクソガキ』とかね。
人生の矛盾に立ち向かうってのがテーマだと見せているのでしょう。
邦題はつけ方に独特に法則があるので、それをつかむと内容をなんとなく読み解けるようになります。
『俺たち〜』シリーズとかもそうね。
出演者がコメディが多いからって、見たかったものと中身のズレ、その読み違えで、がっかりするのは避けたいですものね。
まぁ、流行ってしまうと『愛と野望の〜』的なつけりゃ、文学系ドラマなんていう中身を伴わないものなくはないけどさ。


で、これも人生の意味を見失った青年が恋で変わっていく姿をほろ苦い青春ドラマとして描いています。
こういうの好きなのよね。










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