菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

なんだかんだで3度目のキッス。 『50回目のファーストキス』

2018年06月18日 19時02分00秒 | 映画(公開映画)

で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1319回。


「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」

 

 

 

『50回目のファーストキス』 

 

 

 

“前日のことを覚えていることができない”記憶障害に陥った女性教師と、彼女に一目惚れしたプレイボーイの愛の行方をコミカルなタッチを織り交ぜ綴るロマンティック・コメディ。

 

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演で世界的に大ヒットした『50回目のファースト・キス』を主演に山田孝之と長澤まさみを迎えてリメイク。

 

監督・脚本は、福田雄一。

 

 

 

 

物語。

ハワイのオアフ島でツアーガイドのバイトをしながら天文学の研究をしているプレイボーイの弓削大輔。ある日、カフェで藤島瑠衣という美女と出会い、一目で恋に落ちる。しかし翌日、再会した彼女は大輔のことをまるで覚えていなかった。実は瑠衣は交通事故に遭って以来、新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害という後遺症を患っていた。父親と弟の努力で、瑠衣は同じ一日を何の疑いもなく平穏に暮らし続けていた。
父親からそうした事情を告げられてもなお、大輔は、毎日、初めて会うところから繰り返し、あの手この手で愛を告白し続ける。


オリジナル脚本は、ジョージ・ウィング。

 

 

 

 

出演。
山田孝之が、弓削大輔。
長澤まさみが、藤島瑠衣。


佐藤二朗が、藤島健太。
太賀が、藤島慎太郎。

ムロツヨシが、ウーラ山。

勝矢が、味方和彦。
山崎紘菜が、高頭すみれ。

大和田伸也が、名取医師。

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ。 

製作は、今村司、井上肇、谷和男、高橋誠、弓矢政法、荒波修、吉羽治、本田晋一郎。
エグゼクティブプロデューサーは、伊藤響。
プロデューサーは、北島直明、松橋真三。

撮影は、工藤哲也、鈴木靖之。
照明は、藤田貴路。

美術は、遠藤善人。
装飾は、西岡萌子。
スタイリストは、黒羽あや子。
ヘアメイクは、内城千栄子。

スクリプターは、廣瀬順子。
助監督は、井手上拓哉、松尾大輔。

録音は、高島良太。

ポスプロプロデューサーは、鈴木仁行。

編集は、栗谷川純。

音楽は、瀬川英史。
主題歌は、平井堅『トドカナイカラ』。

 

 

 

 

 


現代ハワイ、プレイボーイのツアーガイドが記憶障害の女性に一目惚れするコミカル・ラブストーリー。
福田雄一による2004年作のリメイク。
笑いはアダム・サンドラーの頃からくどいから同調。
ところどころリズムが厳しいとこもあるが概ね快調。
ハワイが最高。寒さも温暖な気候で中和。
長澤まさみフレッシュ。バカバカしさにシリアスにも落ち着かせる山田孝之ラッシュ。大賀が花。脇キャラ愛はあったりなかったり。
ニュースのチョイスはなぜあれだったのか?
映画的な笑いと日本的な笑いの差を比較できる星作。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

オリジナルタイトルは、『50回目のファースト・キス』で中黒【・】があるかないかです。(原題は、『50 FIRST DATES』で『50回のファーストデート』)

リメイクには、他にトルコ版の『50回目のファースト・キス イン・トルコ』(2017)(原題は、『Ilk Öpücük』で、ファーストキスという意味らしい)てのもあります。

 

『サイドウェイズ』とか『ゴースト もういちど抱きしめたい』の系譜ですね。

最近だと韓国映画リメイクがけこうありますね。

『あやしい彼女』、今度やる『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とか。韓国でも方がリメイクがけっこうあるので相互作用って感じ。

 

 

上映時間は、114分。
製作国は、日本。
映倫は、G。

 

 

 


キャッチコピーは、「君を絶対、幸せにする。君が明日、僕を覚えていなくても――記憶が1日で消えてしまう彼女と一生に一度の恋をした――」。

内容説明と主人公目線。

 

 

 

 

 

実は、実話が元なのよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ややネタバレ。

最初の勝手に作った巨石の観光名所で言っている下ネタは「ハメー」だそう。カメハメハ大王からのネタかな?

 

 

似た感じでつくられたアメリカ映画リメイクの『サイドウェイズ』と比べれば倍はマシ。
笑い強めのコメディにはそれぞれの国独特のテイストがあるからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

車の車検に気づかないのは、まだ事故から一年しか経ってないから、退院したりしてから、時間が経ってないから、気が回ってないのでしょうね。

 

オリジナルでは、水族館で獣医で動物を相手にしているから、一日しか記憶がなくても平気という感じ。
こちらでは、天文学者で星の相手をしているから、変化がないことに耐えられる、という感じ。
トルコ版は未見なので巣が、調べるとトルコが舞台で、観光ガイドだけど、今作のような別の仕事があるのかどうかはよくわかりませんでした。

 

 

この病気も愛することになるという葛藤がオリジナルより弱いかな。コメディ感を強くしたのと、身内の方にそれを持って行ったのだろうけど。

 

 

 

 

 

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