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一期一会

日々是好日な身辺雑記

山陰旅行/ 足立美術館から出雲大社へ

2018年04月20日 | 旅行


旅行の最終日となる19日(木)も雲ひとつない快晴の1日となった。
旅行も3日目となり明らかに野菜不足なので、朝食バイキングはサラダと果物を主体にパン食にした。
我が家はカミさんの嗜好から野菜中心の食生活で、主食も週に4日は完全玄米食で、あとは白米に雑穀米を加えている。
それに5年前から免疫力UPという事で、人参、小松菜、林檎、レモンをジューサーにかけたものを朝夕飲まされている。
朝食はそれにパン、コーヒー、ヨーグルト、バナナで締めに納豆というメニューで変わる事はない。
これは私だけのメニューで、パン食に納豆は奇妙だと思われるだろうが、これが理に適っているのだ。
そんな事で今朝も下の写真のメニューに締めの納豆を食べた。



そして朝食の後は早めの始動で、8:03発の快速ライナー米子行きに乗り安来に向かう。
20分程で着いた安来駅からは足立美術館の無料シャトルバスに乗り9:10頃に到着。
9:00の開館なのだが既に駐車場には大型観光バスが5台停まっていた。
シャトルバスの運転手さんが言ってたが、ゴールデンウィークの頃は大変な人出らしい。
それではゆっくり観れないと思うが、休暇の関係で仕方ないのだろう。

足立美術館の入館料は2,300円と、一般的な美術館と比べてかなり高いが、それでも人気が高い。
これは米国の庭園雑誌が15年連続で庭園日本一と選出し、フランスのミシュランの旅行ガイド部門でも
三つ星(最高評価)を獲得している庭園への関心からきているのだろう
順路に沿って観て廻った足立美術館の庭園は想像してた以上に素晴らしかった!
庭園の彼方にある山を借景とした景観の広がりを現した造園技術や、建物を一つの額縁の様にして
風景を絵画のように見せるという、建物との調和など見せ方が良く考えられている。
その素晴らしさは、光線の具合などでスマホのカメラではお伝え出来ないのが残念だ。

庭園見物の後は展示室にある横山大観や伊東深水などの日本画を観て廻る。
足立美術館の創設者の足立全康が初めて横山大観の絵をみて感銘を受け、
それが後年の美術品収集と美術館設立となったと言われてるくらいなので、
横山大観の所蔵は130点もあり、大観室という専用の部屋がある。
そんな観て廻った日本画の中では山元春挙の「瑞祥」という大作が最も印象に残った。
そして北大路魯山人の陶芸品を観た後に、再度最初から庭園を観て廻った。
山を借景としたこの庭園は、紅葉の秋、雪の冬と四季折々に違った姿を見せてくれるだろうから、また来てみたい。







足立美術館のあとは特急で出雲市に行き、そこからバスに乗り出雲大社に向かった。
元々神頼みをするという事もなく、神道を崇めるという事もなく、森総理の神の国発言には反発を覚えたくらいだが、
未婚の娘がおり、カミさんからも良縁祈願を頼まれていたので、お参りをして縁結び御守も買ってきた。
結婚という形が全てだとは思わないが、人生には良きパートナーが必要だろうとは思う。
ボーヴォワールとサルトルのような形や、ロバート・B・パーカーの小説スペンサーシリーズの
スペンサーとスーザンの関係が理想的だと思うが、それにも良縁が必要なので神頼みをしてきた。
参拝後には楽しみにしていた出雲ぜんざいを食べたが、あっさりとした汁粉で好みのものとは違っていた。
足立美術館、出雲大社と廻ったところで15:45頃に空港に戻り、16:25発の便に変更してもらおうとしたが、
得割というチケットで変更がきかず、19:25まで本を読んだりして過ごした。









今回の旅行は一昨年のミャンマーから久しぶりの一人旅だったが、次の候補地としてウズベキスタンを検討している。
2,3年前にも検討した事があるが、囲碁仲間の人が9月に行くと聞き、改めて格安航空券を検索したら
アシアナ航空で安い便があったが金浦空港乗り換えで28時間というとんでもない時間だった。
そこで格安航空券比較サイトSkyscannerで探してみたらウズベキスタン航空の直行便で78,000円というのがあった。
週2便の運行だが10日間くらいの日程で廻れるだろう。シルクロードの地としての歴史があり、
トルコと似た感じでサマルカンド、ブハラ、ヒヴァと興味深い町がある。
あとは時期と一人かカミさんとかの選択肢だが、カミさんも興味があるが一人旅でもOKだという。
7月、8月は山行き相棒との甲斐駒ケ岳と白馬岳を先日呑んだ時に決めた。これは天気見合いなので
他の予定は入れられなく、小諸への墓参り旅行もあるし、9月には2週間のボストン・カナダ旅行もある。

因みに同じ町内に住む囲碁仲間の人は、80歳で今でもテニスやスキーをやり、9月のウズベキスタン旅行前の
6月にパリ近郊にショートステイのアパートを2週間借りて過ごす旅行をするという。
パリにフランス人の知り合いがおり、フランス語は話すのも書くのも出来るらしく、今でも勉強しているという。
囲碁の方も三段で足元にも及ばない。後期高齢者でも元気な人は元気だ。


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