松山滞在2日目の今日はレンタカーを借りて9:00に松山駅前を出発し、海岸に沿っての196号を今治まで1時間ほど走る。











途中瀬戸内海と島々が見えるが、脇見をするわけにもいかず、その景観を楽しむことは出来なかった。
久方ぶりの私の運転が怖いと後ろのシートに座ったカミさんはナビゲートというか注意喚起に忙しく、景観を見ての感嘆の声はなかった。
しまなみ海道は今治から乗り、全長4kmの来島海峡大橋を渡り大島、そして伯方島、大三島と海峡を渡り、大三島で高速道路を降りた。最初の目的地の大山祇神社に着いたのが10:30、その参道の正面にあるのが行列ができる人気店の(お食事処 大漁)で、11:30開店なのだが店の前には予約受付表が置いてあり既に4名記入されていた。
早速記入して心おきなく大山祇神社の参拝へ。参道を行くと最初に目につくのが樹齢2600年という楠の御神木だ。




丁度拝殿の中では笙の音色とともに神主2人による神事が行われており、そのおごさかな雰囲気にお賽銭のチャリンという音や柏手をするのも憚られ、参拝客はじっとその神事を見ていた。
大山祇神社は出雲大社を想わせるような、歴史を感じる神社だった。
1時間近く見て廻った後で開店前の(お食事処 大漁)に行くと、既に10人くらいの客が開店を待っていた。予約表順に呼ばれ入店し注文したのが2人とも雲丹丼だ。
何せ魚介類で一番好きなのが雲丹なので、それを食べたかったのだ。
その雲丹丼は味、量とも申し分なかった。

大満足の昼食の後は、伯方島、大島と戻り展望公園や道の駅などを廻り16:00に戻ってきた。しまなみ海道は海峡を渡る高速道路なので、瀬戸内海の島々の景観を楽しむにはサイクリングが良いだろう。
当初サイクリングを色々検討したがカミさんには無理だろうと断念した。
レンタカーでのドライブにも渋っていたが説得した。高齢者の自動車事故のニュースの見過ぎだろう。

夕食は昨日ホテルフロントの女性に紹介され行ったが満席で入れなかった(瀬戸内料理 仁平)に電話予約して行った。
ここは大正解で、当然刺身は美味しいのだが、付け出し、茄子の揚げ浸し、野菜不足の為にと頼んだ色々な種類のトマト盛合せも美味しかった。生ビールと超辛口の宮城県の銘酒日高見を飲みながら、追加のシマアジの刺身を楽しんだ。





しまなみ海道と瀬戸内料理を楽しんだ1日だった。明日はJRの電車に乗り、伊予の小京都と言われる大洲と歴史ある町並みの内子に行く。松山城と坂の上の雲ミュージアムは明後日になるだろう。