一期一会

日々是好日な身辺雑記

(JALどこかにマイル)で松山へ

2022年06月26日 | 旅行
JALどこかにマイルで、初めての四国•松山に来た。松山行きが決まってからネットで確認していた週間天気予報は雨模様だったが、旅行日が近づくにつれ好天予報に変わり、昨日の関東は梅雨明けを思わせる暑さだった。

羽田発7:05の便だったので、4:30発の羽田空港行きバスに乗ったが、朝一番にも関わらず満席だった。コロナ禍の自粛緩和ムードで少しずつ旅行へと動きだしているのか。
昨日から読み始めた誉田哲也の「あの夏、二人のルカ」をバス、機中と読み続けたら松山空港着陸前に読み終えた。この人の本は「ストロベリーナイト」他の姫川玲子シリーズなどを読んだが、軽妙なタッチのユーモラスな語り口で、一気に読める本が多い。
着陸態勢に入った機内から見る瀬戸内海は海面も穏やかで、平坦な土地が少なく緑の木々で覆われた島々がはっきり見えた。

空港からバスで10分位で松山市内中心地に着き、今回3連泊するロイネットホテルに
スーツケースとバッグを預け、電車に乗り道後温泉に向かう。
当初道後温泉に一泊を考えたが、テニス仲間の女性が松山の生まれ育ちで、そのアドバイスが道後温泉は市内から近い、温泉旅館の料理は我々年代では食べきれないということから、市内中心地のホテルに3連泊し、道後温泉には食事付き日帰り温泉とした。
歩いても行ける距離と言ってたが、路面電車で6個目で、2kmの距離に道後温泉があった。因みに大江健三郎、伊丹十三が彼女の高校の先輩だと言う。

予約しておいた(ふなや)は、寛永3(1626)年創業の老舗旅館で、昭和天皇や皇族も訪れ、庭園(詠風庭)は夏目漱石や正岡子規にも親しまれたという。

(詠風庭)






12:00からの食事はカミさんがチラシ寿司のセット、私が素麺と鯛の塩焼き、天ぷら、穴子寿司のセットにした。
愛媛県では鯛そうめんという、鯛の姿煮がまるまる素麺の上にのったものが名物料理だが、さすがに老舗旅館ではそんな豪快な盛り付けはしない。
カミさんのちらし寿司も美味しかったと満足の様子だった。

温泉の方は檜湯と御影湯と2つの大浴場があり、露天風呂とサウナが併設されている。そんな大浴場に昼時のせいか一人という贅沢な入浴だった。





日帰り温泉の後は、道後温泉公園にある正岡子規の子規記念博物館を見学した。
正岡子規は司馬遼太郎の「坂の上の雲」で知るくらいで、その作品としての俳句、短歌については知らない。
道後温泉は観光客で賑わっていたが、この記念博物館の見学者は少なかった。


16:00にチェックインして暫く休んだ後、19:00頃に夕食に出かけた。
ホテルのある大街道という地区は松山市内の一番の繁華街で、三越や高島屋があり
、主なホテルもこの界隈にある。
そんな繁華街にある食事処から何軒かリストアップし廻ってみたが、3軒が休みであと2軒は満席で待っている人達もいた。

市内を歩いて気づいたのは、日曜日のわりには人出が少ないということだ。
観光客以外は休日は繁華街に出てくるのではなく、家の廻りで過ごすというのが一般的なのだろうか?
休みの店が多くふとそんな事を思った。
瀬戸内海の魚を食べさせる店を探し廻って疲れたので、ホテル内のイタリアンレストランでアルコール抜きの夕食となった。

明日はレンタカーでしまなみ海道のドライブの予定た。天気も良さそうなので、絶好のドライブ日和となるだろう。
それでもアクセルとブレーキの踏み間違いには気をつけないと。











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