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一期一会

日々是好日な身辺雑記

初冬の京都寺社巡り

2020年12月03日 | 旅行
今日は始発電車に乗り、東京駅発6:30のぞみ博多行きでカミさんと京都に来た。東海道新幹線に乗るのは8年振り位で、京都、大阪、神戸、広島へもJALマイレージを使っての飛行機旅行だった。間が悪いことに、昨日の菅総理と小池都知事の会談で、東京発着の65歳以上のGoTo自粛が報じられたところだが、今回の旅行は9月末にGoToキャンペーンを使って手配したものだ。

この20年近く、年に1回はカミさんと海外旅行をし、60歳の定年後は毎年1人での海外バックパック旅行をしてきたが、今年はコロナ禍でどちらも行けなかった。
そこで今回はコロナ禍で中国人観光客も少なく、静かな寺社巡りが出来るだろうと京都行きになった。京都は国内旅行先としては1番好きな所で、若い時から何度も訪れているし、定年後も4回来ている。町家を借りて秋から春までの半年くらい住んでみたいものだ。

京都には8:45に着き、そのまま地下鉄に乗り、3泊する四条烏丸にある三井ガーデンホテル京都新町別邸に行き荷物を預け、歩いて建仁寺、高台寺、清水寺という初日の寺巡りをスタートした。三井ガーデンホテル新町別邸は烏丸通りと四条通りをクロスした左上ブロックの新町通りに面し、町家風の入り口の5階建のホテルだ。





(花見小路)
四条通りから建仁寺に向かう約1kmの通りで歴史的景観保全地区になっている。
平日と自粛警告のせいか人通りは少なかった。




(建仁寺)
鎌倉幕府2代将軍・源頼家の寄進を受けて臨済宗の僧侶・栄西が開山した京都最古の禅寺。
昨年6月に1人で来た時は改修中で入れなかったが、禅寺らしい枯山水の大雄苑や潮音庭は素晴らしい。法堂天井の「双龍図」は日本画家小泉淳作画伯が描いたもので、定年まで勤めていた親会社が奉納したもので、鎌倉の建長寺の「雲龍図」もそうだ。














(高台寺)
豊臣秀吉の菩提を弔うため、北政所ねねが建立した臨済宗建仁寺派のお寺。
北政所と豊臣秀吉の座像が納められている霊屋(おたまや)にはねねの遺骸が埋められており、そんな由緒ある寺だが建仁寺と同じく静かに廻れた。










高台寺の後は三年坂のこじんまりとした店で鰊蕎麦で昼食。



(清水寺)
京都を代表する名刹で世界遺産なので、修学旅行の中学生が多かったが、それでもいつもの清水寺の賑わいでなかった。
毎年12月中旬になると清水寺貫主により漢字一字が揮毫されるが、今年はたぶん(禍)か(密)だろう。



(大極殿本舗)
清水寺まで歩き通したところで、カミさんのスマホ歩数計は2万歩になり、疲れたとの声に電車に乗り烏丸御池まで戻り、甘味処の大極天本舗へ。この店は明治18年創業の人気店で前にも来た事があり、寒天のスイーツが有名だが1300円のぜんざいを。
私の好みからすると、シャバシャバ感のぜんざいよりお汁粉で、アンコはこしあんより粒あんだ。カミさんオススメの店だったが、感想は正直に言わせてもらった。




(熟成刺身と旨い酒 京都 ひとしお)
甘い物でひと息つき、15:00にチェックインする。このホテルには大浴場があるので、早速ひと風呂浴びて、その後は部屋でノンビリ。18:00になったところで事前にネットで調べておいた(熟成刺身と旨い酒 京都 ひとしお)という何とも長い名のお店へ。
まぁ長くても店のコンセプトがいっぺんで分かる店名であり、ネットにはオフィシャルページもあった。そして思いがけず木曜日は日本酒半額となっていた。

日本酒の肴にと、豆腐とチーズの味噌漬けと鯛の酒盗を頼もうとしたら、塩分が多いからどちらかにしたらとの、身もふたもない意見というかアドバイス。京都まで来てヘルシー志向でもないだろうとこの意見は却下。他におばんざいセットなるものと刺し身盛合せを頼む。
日本酒は鳳凰美田の他に林(富山県)、京都の地酒の蒼空、神蔵を飲んだがすっきりした飲み口の良い酒だった。京都伏見は歴史のある酒蔵が多いのだろう。ただ半額であっても手術後は飲むのは週一の習慣になったのでグラス2杯(1合半?)でお終い。

刺身7種盛りはさすがにウリにするだけあって、さわらや穴子の炙りや平目、スズキ、ハタ、鯛などの白身の刺身が美味しく、お茶漬けでしめたカミさんも満足気だった。







紅葉は終わりかけているが、思惑通り海外からの観光客もいないのと、今週になっての移動自粛の声もあり日本人観光客も少なかったので、静かなお寺巡りが出来た。


上州温泉高原旅行

2020年08月15日 | 旅行
12日(水)から群馬県長野原町に友達が借りている(クラインガルテンやんば)に一泊し、温泉と高原散策を楽しんできた。
クラインガルテンは滞在型市民農園とも言われドイツが発祥の地で、(クラインガルテンやんば)は100坪の敷地に菜園と1LDK +ロフトの家屋が付いており、八ッ場ダムの国の補償金の関係からか広い土間やテラスと家屋の設備も良く出来ている。

6月から日程調整をしていたが、8月のコロナ感染再拡大により(来ないで下さい)(県を跨ぐ移動の自粛を)との報道が相次ぎ、どうしようかとの話もあったが、地域の拒否反応もないし大丈夫だろうとの家主のSさんの声により予定通りとなった。
その後山本一太知事の(お盆は特別な行事なので・・・)との発言もあり、堂々と行く事が出来た。

隣町に住むIさんと待合せ、浦和発10:19発の特急に乗り11:57に中之条駅に着いた。
前日から来ていたSさんが車で迎えに来ており、昼食は昨年末も入った駅前の(はやしや)で同じ蕎麦定食を食べる。 小鉢が3品、メインがイカフライとカボチャの天ぷら、ご飯と蕎麦が付いて720円とコストパフォーマンスの良さで、それに加え蕎麦が美味しいという文句なしのランチだ。
昼食の後はスーパーのヤオコーに寄り買い出しをする。ここは惣菜の品揃えが豊富なので、それを買って並べるだけで済むので、刺身の盛合せやローストビーフなどを買う。


いったん家に寄って荷物を置き温泉へ。川原湯温泉や吾妻狭温泉の近くなので日帰り温泉施設もあるが、コロナ禍でもあり混雑する所は避けようと、Sさんが選んでいたのは車で30分の草津ナウリゾートホテルで、「温泉×マウンテンリゾート」という謳い文句の森に囲まれたホテルの日帰り温泉だ。混雑以外にも大きな施設の方がコロナ対策もしっかりやっているだろうとの読みで、その通り検温とアルコール手洗いをしての入館だった。

のんびりと温泉に浸かり戻ってきたのは夕食にはまだ早い16:30頃だったが、湯上りの一杯という事で、ヤオコーで各自が選んだ500mlの缶ビールとスパークリング日本酒で乾杯。
グラスはSさんが役員をしている某県スポーツ団体の70周年記念に作られたビアタンブラーを一つずつ頂き、ツマミは菜園で取れた枝豆で飲んだ。

それを飲み終えると夕食には早かったが、いつもの居酒屋での飲み会は17:00スタートなので、引き続いて酒のおかずを並べて本格的宴会を始める。昨年末の飲み会では夏にBBQをとの話をしていたが、コロナ禍でもあり近所に対する影響を考え、室内での宴会となった。
風が通ってクーラー要らずの気持ち良さに杯を重ね、22:00にお開きとなった。
後片付けをして22:30には床についたが、網戸にして寝たので風も通りぐっすりと寝れた。
(草津ナウリゾートホテル)









ぐっすり眠り、いつも通りの6時間睡眠で、4:40には目が醒める。
ロフト、居間、和室とそれぞれ別の部屋で、2人ともまだ寝ているようだったので、1人で朝の散歩に出かけた。朝靄のかかる八ッ場ダムや山並みを眺めながらの散歩は汗をかくこともなく気持ちが良かった。そして毎朝見ているテレビ東京の経済情報番組(モーニングサテライト)が始まる5:45に戻った。朝食は菜園の取れたてトマトでのサラダなどでする。







8:00前には荷物をまとめてこの日のプラン草津白根山から志賀高原へのドライブへ出発。
国道292号線を走るドライブもクーラー要らずで、窓を少し開けての風が気持ち良かった。
日本の国道最高地点標高2,172mの渋峠から眺める草津白根山の噴火の煙と、裏側に広がる芳ヶ平は絶景だった。さすがにこの標高なので気温17度という東京では考えられない気候で、持ってきた長袖シャツを着る。横手山のドライブイン駐車場から眺める笠ヶ岳(2,075m)や、白樺の森に囲まれた木戸池、ほたる温泉の源泉の平床大噴泉などの志賀高原散策をする。田ノ原湿原の木道を歩いて廻るが、やはり長く続いた梅雨の影響かワタスゲやニッコウキスゲは見れなかった。

(渋峠からの芳ヶ平)


(日本国道最高地点)


(笠ヶ岳)


(木戸池)


(田ノ原湿原)


志賀高原散策をした後は、草津温泉に戻り湯畑近くの(そば処わへい)で昼食。人気店なのか観光客で賑わっており、待っての食事となったが蕎麦は美味しかった。
この時期蕎麦は毎日でも飽きることはない。その後は道の駅に寄り、川湯温泉駅から14:30発の各停電車に乗り、高崎乗り換えで18:30には帰宅した。

コロナ禍で引きこもり生活が続き、夏山にも海外旅行にも行けず、正に特別な夏だが、そのストレスも温泉高原旅行で少し解消された。
Sさんには旅行中のプランニングから、菜園での玉葱とジャガ芋や、ビアタンブラーを頂き、感謝!感謝!だ。




コロナ禍の奥蓼科旅行

2020年08月03日 | 旅行
31日(金)から2泊3日で義父母が眠る小諸の先祖代々の墓参りにカミさんと娘、義妹と姪と行ってきた。
今回はコロナ禍という事もあり、どうしようかとの話しをカミさんと義妹との間でしていたが、8月上旬の墓参りは長年続いているので、例年通り行う事になった。
この墓参りに合わせて娘が会社提携保養施設で、31日の東急ハーヴェストクラブ蓼科が予約出来たので、一時的に巣篭もり生活から解放され奥蓼科の高原散策を楽しんできた。

(車山高原)


(御射鹿池)


(横谷峡の王滝)



東急ハーヴェストクラブ蓼科は標高1,366mの広大な敷地の東急リゾートタウン内にあり、
テニスコートやフィールドアスレチック、レストランが点在し、その中を循環バスが廻っているという、高原の自然を生かしたデベロッパー東急らしい施設だ。
夕食はリゾートタウン内の和食の店を予約しておいたが、お客は我々だけでアラカルトの料理の品数も少なく、その料理も値段の割にはイマイチで完全に外れだった。
これは全員一致の感想で、その外れぶりに良い思い出になったと笑い話になったが、コロナでの客数減少という影響なのだろうか。
この日は昼に食べた女神湖側の(そば処せんすい)の田舎蕎麦のせいろは、そばつゆの他に塩でも食べたが美味しかった。







翌朝は朝食前に樹林の中のトレッキングコースを1時間ほど歩いてきたが、途中リスを見かけ、雄大な八ヶ岳連峰を眺める事が出来た。
そして館内レストランでのビュッフェスタイル朝食は、マスク・手袋着用で料理を取るというコロナ対応で、初めての体験だった。







旅行2日目の8/1(土)は北八ヶ岳ロープウェイに乗り、標高2237mの坪庭自然園へ行ってきた。7分くらい乗るロープウェイのゴンドラから、立派な角を生やしたニホンジカを見る事が出来た。山頂駅を降りると広がる坪庭自然園は、一周40分くらいで廻れる探勝路が整備されており、八ヶ岳の噴火による溶岩がゴロゴロしている坪庭の木道を歩いていくと、北八ヶ岳の山並みを眺められる。ただ長く続いた梅雨のせいか、40種くらい群生すると言われる高山植物を見る事は出来なかった。

坪庭自然園散策の後は長門牧場へ向かうが、途中我々の車の前をニホンジカが走って横切るという驚きの場面に遭遇した。目の前の5m先という近距離だったが幸いにも衝突する事もなく良かった。
長門牧場では牛やアルパカを見ながらここで1番人気のソフトクリームを食べたが、さすがに牧場らしく濃厚でミルキーな味の絶品のソフトクリームだった。ここで昼過ぎだったが朝のバイキングで腹も空いてなかったので、八島ヶ原湿原へ行きたいという娘とは別行動にして、義妹達の車に移り道の駅巡りをしながら、湯上りの一杯の為に軽井沢エールビールとツマミを仕入れて、この日の宿(布引温泉 こもろ)へ向かう。

(北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅)


(坪庭自然園)


(長門牧場)




(布引温泉 こもろ)は入館時に検温とアルコール洗浄した上でのチェックインとなった。
墓参りの時に昔からよく利用しているが、露天風呂では浅間山を眺めながらのんびりと風呂に浸かるのがここでの楽しみだ。夕食は郷土料理コースを予約していたので好きな鯉の洗いと鯉のうま煮を食べる事が出来た。どちらもカミさんと結婚してから覚えた味で、墓参りの時に泊めて頂いた叔父さんの家では、これに加えて千曲川で釣った鮎の塩焼きが必ず出てきた。



 朝食はバイキングで東急ハーヴェストクラブと同じく手袋とマスクをしての料理を取るという作法だった。これは国が勧めるガイドラインなのだろうか。レストランの中を見渡すと夕食と同じく我々を含めて4組だけだった。緊急事態宣言解除後に予約した時には、ほぼ満室だったらしいが、その後の感染再拡大と全国的な(来ないで下さい)報道で、キャンセルが相次いだとの事だった。

一週間前にはお寺近くの長野銀行小諸支店が職員のコロナ感染を公表したら、窓ガラスを割られるという事件が新聞やテレビで報じられていたが、いつも墓参りする時はこの銀行の屋外駐車場に停めるのだ。
長門牧場では駐車していた品川ナンバーの車のボンネットに白いものが付着しており、車のフロントには(群馬在住)の札が置いてあった。カミさん達は鳥の糞だろうと言っていたが、そんなものを水洗いしないで観光ドライブをするだろうかと思った。
この種の話が報じられている事もあり、墓守りの従弟の家には寄らなかった。
カミさんは東京生まれだが、夏になると叔父さんの家に長期逗留していたらしいので仲が良く、その従弟の結婚式にも2人で出席したくらいだ。

そしていつも寄る軽井沢の追分そば茶屋とアウトレットにも行かなかった。
心配性姉妹を前にしては、楽観主義者の私も(大丈夫だから行こうよ)とも言い出せず、13時には小諸を後にした。
 

温泉旅行

2019年12月21日 | 旅行
昨日から一泊での温泉旅行に同じ歳の飲み友達2人と草津温泉、万座温泉へ行ってきた。温泉旅行と言っても、旅館に泊まるのではなく、友達Sさんが長野原町に借りている菜園付き貸別荘クラインガルテンやんばに泊まったのだ。

隣町に住むIさんと浦和発10:19の特急に乗り、中之条駅に11:54に着く。駅には前日から来ているSさんが出迎えてくれ、とりあえず駅前の蕎麦屋でランチそば定食を取る。刺身と天ぷら、麻婆豆腐、小鉢、お新香、ご飯、蕎麦の720円の定食だったが、これが美味しくて、3人とも異口同音に(サービスも良く、正解だった)と。



ランチを取った後はスーパーヤオコーで夜の宴会の食材を買い、完成なった八ッ場ダムへ。
民主党政権時代に色々と物議を醸した八ッ場ダムも10月には完成して、2度の大型台風の時には満々の雨水を溜めていたらしい。
クラインガルテンやんばへは4度目の訪問で、今回は年末の押し迫った時期になったが、10月の飲み会の席で日程調整をしたら、それぞれの旅行予定などで、この日になった。当初秋にゴルフをとの話しもあったが、ゴルフ場がクローズされているので温泉巡りとなった。



クラインガルテンやんばは100坪の敷地に、60坪の菜園にラウベと呼ばれる30坪の1LDKとロフトの宿泊施設が付いている。そのラウベは八ッ場ダムで潤った長野原町らしく近代的な設備でクラインガルテンという菜園付きなので土間もあり、農機具が入る収納スペースも大きく取ってある。
Sさんは月に2回くらい利用しているらしいが、まさに晴耕雨読という理想の生活だ。



荷物を置いた後は車で30分くらいの草津温泉の日帰り温泉大滝の湯へ。ここは前にも来た事があり、温度の違う湯船を、39度から順々に温度の高い湯船に入っていく合わせ湯が有名だ。

標高1300mの高原に位置する草津温泉は夕方の気温が2度だったが、風もなく、温泉に浸かった身には寒さは感じず、湯畑などを見物した後で戻った。






寝床を確保しての宴会は、畑から取ったネギなどを使ったモツ鍋をメインに、トルティーヤや生春巻きを皿に盛り、17:00から始まり22:30にお開きとなり、後片付けをして、23;00には床についた。



そして今日は渋峠から芳ヶ平湿原を見渡せるルートで万座温泉に行く事にしたが、標高1800mの高地にあるせいか、道路凍結からの通行止めになっており、ルートを変えて有料道路を通って万座温泉に向かう。

雲一つない快晴の日に、白樺林や霧氷の樹々を眺めながらのドライブは気持ち良かった。
万座プリンスホテル脇のゲレンデでは、スキーをする人達を見かける。
万座温泉の日帰り温泉はSさんオススメの日本一の高地温泉と言う日進館へ。
ここは源泉100%掛け流しの乳白色の温泉で、露天風呂だけの極楽の湯と、本館の6種類の内湯に入ってきた。








Sさんからの防寒対応の服装でとの事前情報により、今年初めてのダウンやタイツを着用し、ネックウォーマー、ニット帽、手袋と今年初めて尽くしの準備で出かけたが、気温2度くらいでも風が無かったせいか思ったより寒くなかった。

(次回は夏に招待してよ、テラスでバーベキューをやろうよ)との図々しい言葉にも
(良いよ、その場合は2泊しないとね)との心優しい返答だった。
そして菜園で作られた大根を頂き、ネギもと言われたが、30ℓのザックに入らないので遠慮した。来週はこの大根で大根とぶりあら煮やけんちん汁を作ろう。

2日間の温泉三昧を楽しんだ後は長野原草津口駅から各停電車に乗り18:30に帰宅した。



世界遺産 厳島神社へ

2019年11月30日 | 旅行

 昨日は絶好の観光日和の快晴となり、ホテル25階のバイキング朝食のレストランからは広島の街並みと瀬戸内海の島々がはっきりと見えた。





この日はメインの予定が宮島観光だったので9:00にはホテルを出発し、路面電車に乗り広島駅に向かい、 そこからJR山陽本線で30分ほどで宮島口へ。
さすがに宮島には世界遺産の厳島神社があるので、フェリー乗り場にはアジアや欧米からと思われる観光客が多勢いた。

(厳島神社)

厳島神社へは多勢の観光客で賑わう表参道商店街を避け、町屋通りをぶらり歩きしながら向かい、築250年の古民家を再生したカフェでまったりとした時間を過ごした後に。







(紅葉谷公園)
ようやく今年初めて紅葉らしい紅葉を見ることが出来た。




(千畳閣と五重塔)
豊臣秀吉が建立した大経堂で畳857枚分の広さがある事から千畳閣と呼ばれる豊国神社。









3時間ほどの宮島観光の後はフェリーで戻った宮島口にある明治34年からの穴子飯の老舗(あなごめし うえの)に行くが30分待ちというので隣の店に。
2000円と1800円の穴子飯があり、その違いはとカミさんが尋ねたら(脂ののりが・・)と、それはどこで分かるのだろう?
裂く前か後か、との考えがよぎったが2000円の特製の方を頼む。



広島に戻った後は広島城に。お堀、二の丸、本丸と当時の城の大きさを想わされるが、現在の城は原爆で焼失し昭和33年に再建されたものだ。





そして広島2日目の夕食は流川の(四季祭)へ。この店も大将が一人で調理する地酒と魚の小ぢんまりした店だが、料理も酒も美味しかった。
酒は前日が三種飲み比べ、醸し人九平次と飲み過ぎとブレーキがかかり、日高見を一合と、あのNHK朝ドラ(マッサン)で知られたニッカウイスキー創設者竹鶴政孝の生家の竹鶴一合をカミさんと熱燗で呑んだ。
料理の方は皮剥ぎの昆布締め、穴子の天ぷら、牡蠣の炙り焼きなど一手間加えた品を8品ほど食べたが全て美味しかった。









そして今日は朝食を早々に済ませ、8:30の開館に合わせホテルに荷物を預け、平和記念資料館へ。ここに展示されている衝撃的な写真や資料の悲惨さに声もなく、見て回る人達の話し声も聞こえず、たまに鼻をすするような音がするだけだ。







こうして実質2日間の広島観光を終えて、これから15:40の便で帰る。今回の旅行でJAL マイレージを12000マイル使ったがまだ10万マイル残っている。
有効期限のマイルがいつくるか分からないが、次はタイやベトナム行きに使いたいものだ。