goo blog サービス終了のお知らせ 

moneのひねもすのたり

monechanと日がな一日趣味三昧にあこがれて

ベトナム へ 7

2019-01-12 12:57:40 | 旅行
ベトナムへ来て七日目、ホーチミンで朝を迎え朝食前の散歩に「戦争証跡博物館」へ行くことに、ホテルから約30分 戦争証跡博物館まで歩き、隣にあったカフェでモーニングコーヒーを飲みます。



ここで初めて本格ベトナムコーヒーに巡り会いました。本来のベトナムコーヒーは、向かいの師匠が注文したもの。下にコンデンスミルクを入れておき、上のアルミケースにコーヒーを入れお湯を入れて持ってきます。私のはブラックです。



上のアルミカップの中はこんな感じです。十分に蒸らしながらゆっくりと抽出します。ベトナムでは植民地支配を受けたフランスの手法を取り入れた飲み方をするのですが、このベトナムコーヒー、ほのかな甘味に濃いコクのある味で病みつきになります。

ゆっくりとモーニングコーヒーを味わった後、戦争証跡博物館へ



建物の外には戦闘機や戦車など当時使用されたものが展示されているのですが



ここまで無造作に並べられるとまるで遊園地にでも来た様で



本物のような気がしないくらいです。



想像していたものより少し小さい様に見えるのですが



そばまで行くと重厚感があり、迫力に威圧されます。



展示室の中に入ると雰囲気は一変、戦争の原因、経緯を追った資料などが展示されています。



使用された数々の武器や



銃口を頭につきつけられるベトナム人女性の写真や、人間の死骸をまるで物のように手づかみする米兵の写真



米兵にナイフを突きつけられ命乞いをしている人の写真



何人もを並べて銃殺しているところなど



とても正気の沙汰とは思えない数々の写真などが展示されています。これらは歴史のひとつで、目を背けてはいけないとは思うのですが、私にはどうしても直視することができず、それらを写真に撮ることもできませんでした。

重い気持ちでホテルへ一旦戻り、今度はサイゴン スカイデッキへ向かいます。地上68階・地下3階建て地上262.5メートルの高さで、地上178mの49階に展望フロアがあります。
チケットを買い、案内表示に沿って進むと女性が右手へ誘導します。師匠は案内されるがままに右へ行こうとするのですが、その場所はどう見てもエスカレーターではなく壁が1m弱ほど凹んだゴンドラの様な場所で壁がグリーン色に塗られています。待てよと思って反対側を見ると三脚にカメラが・・・ 慌てて師匠の手を引っ張りそこへ入るのを止めました。おそらくバックがグリーンに村れているのは合成写真にするためでしょう。
それにしてもスカイデッキのスタッフと同じ様な制服を着て誘導されたら思わず従ってしまいそうです。無駄な出費をしなくてすみました。

少し行くと本物のスタッフが私たちの行動を見ていてニコニコ微笑んでやはり右手へ、そしてエレベーターで一気に49階へ



発展目覚ましいホーチミンの街が眼下に広がります。



蛇行しながら流れる雄大なサイゴン川



中央エンジ色の屋根 趣ある建物は、国家級芸術建築遺跡として認定された ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン市支店



このサイゴンスカイデッキ 現在ホーチミンで一番高くベトナム国内でも3番目に高い建物となっています



ここは、夕暮れ時の夕焼け色からきらきら輝く夜景へと移り変わってゆく時間帯に来ればきっと綺麗でしょう。

サイゴンスカイデッキからの帰り道、師匠と別れてベトナムが世界第一の輸出を誇るベトナムの胡椒を買うために地元のスーパーへ行ったのですが、観光客が来ないところではペッパーも通じません。google翻訳を使いやっと店員さんに説明。売り場に案内してもらうのですが、案内されたのは実のままのもの。
ジェスチャーで挽く真似をすると、挽いた胡椒を教えてくれました。私の演技が良かったのでしょう。胡椒は45,000VND(約225円)ベトナムにすれば高価な調味料です。お土産にちょっと買い込んでしまいました。


ホーチミンでの観光はそこそこに長距離バスでカントーへ向かうためホテル手配の車でミエンタイバスターミナルへ向かいます。
バスターミナルではたくさんのバス会社のチケットカウンターがずらーっと何十メートルに渡って並んでいます。その中からフーチャンバスを探し、カントー行きのチケットを購入。
チケットに手書きで書かれた座席に乗ることになるのですが、座席は




2階というのか2段というのか、横になって乗ります。長距離バスは全てこの様な座席の様です。



カントーまでは3時間少々。途中でフーチャンバス専用の休憩所で20分休憩をとります。師匠がこの休憩で売られている豚まんがとても美味しいのだと、ご馳走してもらったのですがこれは最高でした。フランチャイズで日本に出店したいぐらいです

休憩も終わり出発しようと駐車場を出る直前、エンジン不調。エアコンも効きません。修理を試みては何度かエンジンをかけ直すのですがどうも調子が悪くアイドリング不調。外気温は34度 窓も開かず車中はサウナ状態。15分ほどするとハンマーでガンガンとエンジンを叩いている様子、その後エンジンは復活しました。
まるで昭和のテレビの様。私も今度車が不調になれば一度ハンマーで叩いてみようと思いました。

その後はトラブルもなく無事カントーへ到着。バスターミナルで明日の水上マーケット観光を予約するため、客引きのおばさんに料金交渉。ここでも念のため電話番号は確認しておきました。

しばらくするとフーチャンバスのワンボックスが来て、バスで到着したお客さんを何台かに分乗させて、それぞれの目的地まで送ってくれます。これはとてもありがたいサービスでした。

我々のホテルが一番遠く最後にホテルに到着しました。
昨日師匠からベトジェット 国内線のフライト状況を調べる様に言われ調べたとろ、ホーチミン発ハノイ行きが50分遅れています。今日のバスのトラブルのことも考え、フロントに私たちの明日のタイムスケジュールを伝えフーチャンバスの迎えの時間を相談、フーチャンバスのチケット手配と迎えをお願いしておきます。


その後案内された私の部屋は



何よりも良いのはバスタブが付いていました。ベトナムに来て初めてお風呂に入れます。



そして窓からは、 メコン川の2つの分布のうちの1つ ハウ川(Sông Hậu)が望めます。



ホテルに荷物を置き、夕食に有名なMekong Restaurant 出かけたのですが、師匠のちょっとした誤算でホテルの場所がレストランから遠かった様です。
流石の師匠も途中で屋台に座り込みビールで燃料補給しながら、ハウ川ほとりの遊歩道を歩くこと約2時間弱。
レストランの向かいには公園がありホーチミンおじさんの像がありました。




帰りは師匠も歩く気がしない様でタクシーでホテルへ
明日は水上マーケットへ行く為、4時起き。お風呂に入って早めに休みます。

ベトナムへ 6

2019-01-09 15:51:11 | 旅行
当初の予定は、ダナンからホーチミンへは国内線飛行機で移動の予定だったのですが、ベトナム統一鉄道全線制覇のため、残りのダナン〜ホーチミンまでを乗車します。ダナン駅を 22:36分発 ホーチミンには翌日 16:10分着 17時間34分の列車の旅になります。列車に乗り込むと同室の2人はすでに就寝。私たちも休むことに。

朝は早めに食堂車へ向かいますが、私たちは10号車 食堂車は先頭のため列車の中を長い旅になります。昨夜の夕食で胃の調子があまり良くないので軽い朝食を



鶏肉入りの雑炊で、あっさりしていて食べやすいのもでした。



今回の車両は少し古く、食堂車も年季が入っています。食堂車からの帰り、とってもインパクトがある陽気な年季の入った車掌さんに会いました。



写真をお願いすると喜んでポーズをとってくれました。

今回の同室者は、マレーシア人ご夫婦。お二人とも学校の先生です。



長い列車の旅、しばし話しが弾みますが、日本にはあまりいいイメージがなく、物価の高さや日本人観光客のマナーの悪さを言っておられたので 、私たちで日本に対するイメージを変えておきました。このご夫婦はニャチャンで下車されたのですが、記念にとマレーシアの紙幣にコメントを入れてくれました。。



列車が進むにつれ車窓の景色もだんだんと変わって行きます。



お昼は食堂車まで移動するのが大変なので、売りに来たお弁当を食べることに



したのですが、あまり食欲が湧きません。少し口にしたものの後は・・・・・

そして 16:10分定刻にサイゴン駅に到着。ベトナムの鉄道は日本と同様正確です。サイゴン駅からはタクシーでホテルへ向かいます。



ホテルがあるのは、通称バックパッカー通りという道を少し入ったところ



ホーチミンの方が首都ハノイより整備は進み派手な感じがする街です。



歩道も歩ける状態なのでとても歩きやすく感じました。



今夜の部屋はここ4Fの部屋。ベトナムでは1Fは日本でいう2Fになります。日本でいう1FはGFと言います。結局ここは5階でエレベーターがありません。部屋に着くと息切れしました。

ベトナムへ 5

2019-01-06 12:51:52 | 旅行
天気予報では今日は雨だったのでツアーをキャンセルしたのに、朝から天気は良さそうな感じ



急ぐこともないのでのんびりとホテルで朝食をとります



私はフォーとデザートはパイナップルパンケーキ



夜まで時間が空いたので、ホテルの部屋を使えるようにしてもらいます。

食後の散歩にトゥボン川沿いにあるホイアン市場へ出かけます。



中心街には、中国 福建省から来た華僑の人々が集う集会所として17世紀に造った福建會舘(フッケン会館)があります。



入場料がいる様なので外から写真だけ



そしてこれが日本橋。ここでちょっと記念撮影を この橋を渡るのも有料です。ちょっと覗いては見ましたがお金を払ってまでと思えるので渡るのはやめました。



昨夜歩いたトゥボン川沿いをぶらぶら歩いていきます。



シクロのおじさんが客引きをしていました。ボッタされなければいいんですが



ホイアンでは民族衣装のアオザイを着て歩いている観光客をよく見かけます。レンタルでもあり、また一日で仕立ててくれるお店も沢山ありました。



日中は32〜33度ぐらいまで上がりますが、朝の川沿いは気持ちがいいぐらいです。それでも27度ぐらいはあります。



まだ時間が早いので観光船もほとんど停泊、客引きも見られません。



しばらく川沿いを進むとホイアン市場に着きます



1日中混雑している市場ですが、この中をバイクも走って行きます。



市場を一周り



ハノイでもそうでしたが、ベトナムでは歩道は歩けません。歩道はバイクや車の駐車場と化しています



市場の中にある食堂街。二年前に師匠が来られた時からはゴロッと代わり綺麗になって観光客向けになっているとの事です。



今日は休息日として、市場を周った後はカフェで昼食まで休憩。お茶を飲んでいるとサングラスや果物など天秤棒を担いで観光客目当ての物売りがきます。

果物を売りきたおばさんが何度も廻ってきます。その度に断っていたのですが、あの手この手で最後には情に訴えようと天秤棒を担ぐは重区て大変なことをアピールしようと担いでみてと言います。あまりしつこいのでちょっと担いでみましたが、本当に重くて大変だろうは思いました。
と、今度は果物を剥こうとします。直感的にこれはやばいと思い、言葉を調べている暇もなく思わず「Just a moment」「No, thank you」と言ったのですが、少し口調がキツかったのか、言葉が分かったのか諦めて立ち去ってくれました。


師匠曰く、「ちょっと油断すると付け込まれるよ。天秤棒を担いだ時点でアウトだと思ったが、よく断ったな〜」と言われました。

その後しばらくは静かな時間を過ごし、昼食へ向かいます。
昼食はホイアン名物「コムガー」を食べに 1955年創業のホイアン風コムガーの老舗店「Com ga Ba Buoi(コムガー・バーブォイ)」へ




やはり有名店。お昼時間は並ばないとなりませんが、手際よくお客さんをさばいてゆき、私たちの番が



コムガー(com=ごはん、ga=鶏)とはチキンライスのことで、ホイアン風のコムガーはウコンを入れて炊いた黄色のごはんに、スペアミントやタデなどのハーブ、オニオンスライスが添えられるのが特徴



そしてもう一品。なんと言うのか鶏のホルモン料理です。産む前の卵や血を固めたものが入っています。最初は恐る恐る食べてみましたが、美味しいものです。

ホイアンへ行かれたら、Com ga Ba Buoi のコムガーは絶対お勧めです。

昼食を済ませて一旦ホテルへ戻り



師匠はプールサイドでお昼寝。私も部屋でウトウトします。

十分な休息後再び市街へ、今度はおやつを食べに行きます。
中心にある、ちょっとおしゃれなカフェバー風のお店でケーキを




ベトナムのお菓子は相当甘いと聞いていたのですが、頼んだレアチーズケーキはそんなに甘くなくコクのある味で日本ではなかなか巡り会えない美味しさでした。

帰り道、夕食を食べる候補の店を下見しておき、ホテルに戻り荷造りを済ませ夕食へ出たのですが、目的のお店へ行く一軒手前のお店の客引きに誘われ師匠が間違って入ろうとします。下見したのは一軒向こう側だと言うことは言ったのですが、結構流行っている様なので師匠はここにしようと入って行きます。

席に案内され、メニューを渡されたので見ているとまだ注文もしていないのに料理がドンドン並べられます。そしてキャバクラにでもいそうなミニスカートの女の子が一応ビニール手袋をして、春巻きの皮の様なものに具を包んで渡し食べ方を教えてくれるのですが、これがまた何を食べても油臭くて食べられたものではありません。最初空いていた席にも私たちと同じ様に連れ込まれたお客さんがドンドンと、そして同じ様に注文していない料理が並べられます。

やられました! ほとんど食べられないまま、店を出ます。
ホテルへ戻り、夕食を食べに行った店の事を話し、お客さんへの情報として注意する様伝えておきました。

そして、19:00 ホテル手配のタクシーで、統一鉄道に乗るためダナン駅に向かいます。ダナン駅に到着したのは 20:30
駅前広場のカフェで 22:36 発の列車を待ちます。

ベトナム へ 4

2019-01-04 17:10:06 | 旅行
北はハノイからホーチミンまで 1726Kmを結ぶハノイ-サイゴン鉄道。ベトナム戦争で何度も破壊、復旧が繰り返され戦争終結の1年後(1976年)に全線が修復されました。 以降、南北統一のシンボルとして「統一鉄道」と呼ばれています。

その統一鉄道に乗って、ハノイからダナンに向かいます。車両は、一等寝台(4人ベット)二等寝台(6人ベット)ソフトシート、ハードシートの4タイプの車両が連結されています。



私たちは一等寝台に、同室者はドイツ人ペアであまり会話はありませんでした。



上段だと景色を見ていることもできず、寝ているしかなく動きづらそうなので、下段を予約。下にはコンセントもありスマホの充電もできます。ベッドは狭くて硬めです。



上段へはドア横の足掛けで上に上がるのですが、女性やお年寄りにはちょっと大変そうです。ネット情報ではあまり評判が良くありませんでしたが、車両が新しいからか、揺れも振動もあまりなく、音も結構静かで快適でした。

列車は定刻の19:30分ハノイ駅をゆっくりと走り出し、しばらくは夜のハノイ市内を走りやがて灯りもない暗闇の中を50Kmぐらいの速度で走ります。

それでは、世界の車窓から <ベトナム統一鉄道編>

19:30分ハノイ駅を発車した列車は明け方、靄のかかった有名なハイヴァン峠にさしかかります。



ハイヴァン峠は、南北ベトナムの境界線となりフエとダナンの間にある峠で高低差は496メートルとベトナム随一の高さを誇ります



ベトナムの西部を南北に走るアンナン山脈はこの地で東に膨らみ、海に付き出した形になります。その為、常に霧がたちこめ、これが「海雲(ハイヴァン)」という地名のもとになりました。



この自然の壁によって北西から吹く風が遮られ、南北の気候に違いが生じます。



曲がりくねった登りを列車はゆっくりと20Kmぐらいの速度で走っていきます。



峠を登るにしたがって、靄がだんだんと晴れ視界が広がってきます。



車窓に広がる絶景を楽しめる様にか、列車はゆっくりゆっくりと、峠を更に登っていきます



このハイヴァン峠は統一鉄道 1726Km中随一の景色です。



この景色を見るために、フエ〜ダナン間をこの列車に乗る人もいるぐらいです。



頂上を超えると車輪を軋ませながらカーブを下っていきます。



峠を降りるともうすぐ目的地のダナ駅に到着です。



ハイヴァン峠の景色は進行方向左側。キャビンの窓からは見られないので私たちは食堂車から景色を楽しみました。



これが食堂車。座っているのは私たち以外乗務員ばかり。何もせずに座っているだけの様です。お客さんが来ても退こうともしません。



ただ座っているだけでも何も言われないのですが、ま〜ついでに朝食を頼みました。あまり美味しくありませんでした。

ダナン駅に到着後、ホイアン行きのローカルバスに乗るためバス停のあるダナン大聖堂にタクシーで向かいます。
タクシーから降りバス停らしきものを探すのですが、それらしきものがありません。師匠から黄色のバスだと聞き、黄色のバスを見つけ車掌さんに聞くとホイアン行きだと言われたのでそれに乗り込みます。




私の前に迷彩帽をかぶっているのが車掌さんです。ベトナムではどのバスでも空いている席に車掌さんは座っています。そしてお客さんが乗ってくると料金の徴収にいきます。
約1時間半ほどでホイアンに到着。バスターミナルではバイクタクシーの客引きが次から次と声をかけてきます。師匠はタクシーで行こうと言うのですが、ナビを見るとホテルまで歩いて20分程度。結局歩くことにしました。

メイン通りから細い路地に入りホテルまで後少しのところまで来たのですが、どうも師匠はナビを信じられず、とうとう雨も少し降り出してきたので食堂で休憩をすることにしました。食堂のおばさんはとても親切な人でホテルまでの近道を詳しく説明してくれるのですが、師匠は細い路地を行くことに不信がある様で言われる道を行こうとしません。私が言われた道を歩き出すと、師匠も渋々。その雰囲気を察して食堂のおばさんが走ってきてホテルが見えるところまで案内してくれました。

やっとホテルにチェックイン。私の部屋は3階



家族経営で若夫婦がメインになってやっているとても感じのいいホテルです。



建物も新しくとても綺麗で清潔感があふれています。ホイアンのヴィンチ ヴィラホテル。もしホイアンに行かれる予定があれば是非このホテル検討してみてください。おすすめです。



そして、明日のツアー予約のためにツーリストを探し、ミーソン遺跡へ行くツアーを予約。その後両替のため銀行へ行ったのですが、窓口の女性行員 日本語の勉強をしていて結構日本語が上手でした。このころから雨がきつくなり細い道路はあっという間に水浸し。師匠の靴はドボドボ。私もズボンの膝から下はドボドボになってしまいました。仕方なしにズボンはホテルのランドリーサービスに出しました。

夜になり雨も上がったので、ホイアンの街の中心街へ出かけます



ここが、ホイアンで有名なトゥボン川沿い



ぶらぶらと散策した後、夕食は有名なホワイトローズを食べに本家ホワイトローズ・レストランへ
ホワイトローズとは、米粉の皮に海老のすり身餡を包んで蒸した「蒸し餃子」のこと。これがまた最高においしい食べ物でした。


食事を終え明日のお天気を見てみると一日中雨。お店の人に聞くとホイアンは今が雨季だと言います。今日の雨だけでもミーソン遺跡は足場が悪くなっているだろうし、靴の替えもないので明日の予約はキャンセルすることにしました。

ツアー料金は、一人 30万ドン 無駄遣いしてしまいました。

ベトナム へ 3

2019-01-02 13:45:31 | 旅行
3日目 朝の散歩に旧市街を歩きドンスアン市場へ



市場の前にある露天のコヒーショップでモーニングコヒーを飲みます。



地元の常連連客ばかりで、なんでこんな所に旅行者がと最初は私たちが珍しい様だったのですが、Chào buổi sáng(チャオ ブイ サン)<おはようございます>と挨拶すると気さくなベトナム人、一気に話がはずむ様になり「ここのおばさんは独り者だからどうか?」などと冗談まで言われる様になりました。

その後一旦ホテルへ戻り、朝食後ホテルから出るとホテルの玄関前ではベトナムの日常生活が行われていました。



これは夜屋台で焼いて売る鳥の足を綺麗にしている所です。

一応右側の男性に写真の許可を得ようと話しかけると、通じなくて左にいるお嬢さんを呼んでくれました。お嬢さんに写真の許可はもらったのですが、お父さんもお嬢さんも恥ずかしいらしくこちらを向いてくれませんでした。

今日の最初の目的地。バッチャン村に行くために出発します。



東洋のカオスと言われるハノイ旧市街 時間が経つにつれバイクが増えてきます。
信号はたまにありますが守っている人はほとんどいません。道を渡るには怖がらずゆっくり歩調を変えず進むのがコツです。止まってもらってからなんて思っていると夜になるまで待っても渡れません。バイク側がこちらの動きを見て避けてくれます。忖度してくれるんです。でもこのコツをつかむのに2日かかりました。




しばらく行くと有名なロンビエン橋が見えてきました。
バスターミナルに到着後目的地行きのバスの停留所がわかりません。何度か聞いてやっとバスに乗ることができました。



でもやっぱりベトナム トラブルに遭います。
川沿いの田舎道を進んでいくと突然「バキッ!」と音が バスは急停車。右のミラーがとれ、道を横切る垂れ下がったケーブルに引っ掛かってしまいました。
車掌さんは女性。でもたくましく道路そばの土手に上がり引っ掛かったケーブルを大縄跳びの縄の様に振り上げその隙にバスを進めようとしますがなかなかうまくいきません。車掌さんの懸命の姿に思わず男性乗客がバスから降りて手伝います。何度かやるうちケーブルはバスの屋根に乗り、振り上げた時に少し進みを繰り返し通過することができましたが、バスが通過した時対向できたトラックがケーブルに引っ掛かってしまいました。それはその後どうなったかわかりませんが私たちは目的に到着することができました。
アクシデント付きで約1時間ほどの路線バス料金は、7,000 VND (約35円)。



静か!人がいない!



陶磁器の村として有名なバッチャン村
この村でつくられたバッチャン焼きは世界的にも知名度が高いらしいです。<




村の中をのんびり散策後、昼食を取ってから帰りのバス停へ、偶然帰りのバスも同じバス ミラーはテープで付けてありました。

ハノイに戻り、タクシーでホアロー収容所へ



中は殺伐とした雰囲気を感じます。中程に置かれている瓦礫。中は空洞になっていて鉄格子が少し切断されています。小柄の人一人がなんとか抜けられるくらいの小さな穴です。これはベトナム人の囚人が脱走用に掘った穴の実物なんです。



集団房のエリアにはリアルに当時の状況を再現する模型があります。



フランスが、抵抗するベトナム人を収容するために建設した監獄で、ベトナム戦争時にも南ベトナム軍人を収容していたとされてます



政治犯を処刑するときに実際に使われギロチン。ギロチンはフランスが発祥の死刑台ですが、フランス植民地のときにギロチンによる処刑方法がベトナムに伝えられたということです。フランス軍もベトナムの囚人に対してギロチンで処刑をしていたと思われています。

ホアロー収容所を見学し少し気分が暗くなったのでショッピングモール前のカフェで暫し休憩し、ぶらぶらと歩きながら旧市街へ戻ります。



昨日夕食に入ったNew Day という食堂が美味しかったので今日の夕食も New Day へ



お店に入るとメニューは用意されているのですが、ベトナム語なのでわかりません。そこで我々の注文方法は、調理場へ入っていきますそして、盛ってある食べ物を見て指差しで Cho tôi cái này(チョー トイ カイナイ)<これをください>と欲しいものを言っていきます。
今夜は豚と鳥、そしてご飯。ベトナム米がこの豚と鳥によく会うんです。ただ少し時間が早かったので野菜がありませんでした。


そしてホテルへ戻り預けていた荷物を取りハノイ駅へ行くのにタクシーを探すのですが、タクシーが来ません。後から分かったのですが、どうも旧市街はタクシーが入ってはいけない時間帯がある様なのです。

いくら待ってもタクシーが来ません。列車の時間もあるので、声をかけてきたシクロのおじさんと料金交渉。ハノイ駅までは 200,000 VNDだと言います。高すぎると交渉の結果 100.000 VND で話がつくと2人乗りなのにもう一台を呼び2台並べます。それを無視し、1台に2人で乗り込みハノイ駅へ

流石になれたもので素晴らしく、広い道でも車と同じ様に真ん中を走り、狭い車と車の間をすり抜け駅へ到着。結果的にはタクシーよりも早っかたと思います。

しかし、支払いになると 200.000 VND だと言い出します。約束が違うと言うと、一人、二人だからだと言い出します。やっぱりぼったくろうとします。
そこで師匠、怖い顔をして怒った声で「何を言ってるんだ!最初の約束と違うだろ!」と日本語で・・・

シクロのおじさん 諦めて帰っていきました。

ここで師匠から教えてもらったのは、相手に問題があれば日本語でいいから怖い顔をして怒ることだと 怒ると言うのは万国共通で通じる。相手も分かってやっているのでこちらが怒ればそれで引き下がる。と言うことでした。

無事にハノイ駅に着き、19:30分発の統一鉄道 寝台車に乗り込み ハノイを後にダナンへ向かいます。ダナン到着予定は翌日 11:23分



今度は、15時間57分の列車の旅が始まります。

ベトナム へ 2

2018-12-31 11:07:31 | 旅行
2日目はホテルの朝食をとらず、フォーを食べるため朝早くから街へ



朝が早いのでまだ車やバイクも1/3ぐらいです。街を散策しながらフォーのお店を探します。



はやっているお店を見つけ朝食をとります。始めて口にする本場のフォー 日本人好みの味で美味しいのですが、こんな所で食べるのかとちょっと躊躇します。

朝食をとった後一旦ホテルへ戻り、出かける準備をしハノイ駅へ向かいます。ハノイ駅へも街を散策しながらスマホのナビを頼りに徒歩で向かいます。
駅までは40分程度。電車の時間にはまだ少し余裕があるのでちょっと休憩




今日の目的地チャンアンに向かうのですが、ハノイ駅から9:00発の統一鉄道でニンビンへ



2時間少々でニンビン駅に到着



雰囲気はガラリと変わり閑散としています。電車がついたときだけはタクシーやいろんな客引きでごった返しますが、私たちは、断りながら食堂へ向かいます。
食堂の手前で声をかけたきたおばさんに話をすると、ツアーを組んでくれるというので昼食をとりながら行程の相談をします。


私たちの希望は、チャンアンまでタクシーで行きボートクルーズ、迎えのタクシーでニンビン駅まで戻りリムジンバスでハノイへ戻るコース。
最初の提示料金はやっぱり高値。料金交渉もなんとかまとまり、ツアーの契約書類も発行されますが先払いのため相手の携帯番号を確認。いつでも連絡が取れる様に念を入れておきます。そしてタクシーでチャンアンへ




陸のハロン湾と言われ、2014年6月にベトナム初の世界複合遺産に登録された景勝地。女性の船頭さんによる手漕ぎボートに揺られ2時間半ほどの旅が始まります。



連なる石灰岩の山は、かつての海底が隆起したもので、ところどころ山に囲まれた池ができていて、地下水脈でつながっているそうです。



水路を進んで行くと、川の侵食によってできた洞穴がぽっかりと口を広げて待ち構えています。



ボートに乗ったまま狭い洞穴を通り抜けます。



薄暗く曲がりくねった洞穴の中を、船頭さんの見事なオール捌きで上手にすり抜けていきます。



頭上や船幅のすれすれまで洞穴の壁が迫る場所もあり、スリル満点の船旅です。



洞窟の中から見る外の景色はなんとも言えない美しさです。



緑の鮮やかな美しさが今でも目に焼き付いています



再び、石灰岩の台地が造り出した奇岩とその合間を流れる川や湿地の景観を楽しみながらクルージング



9つあると言われる洞窟を次々と入っていきます。



薄暗く狭い洞窟の中を頭上に垂れ下がる鍾乳石を避け進んでいくボートコントロールには驚嘆します。



広大な場所に迷路の様にある水路をゆっくり進んでいきます。



水は綺麗で冷たく、透明度もあり魚が泳ぐ姿も見られます



流れがないにしても気温は30度以上、4人の客を乗せ女性が2時間以上船をこぐのは大変なものだと思います。



遠くから見ると、え!あそこに入っていくのと思える洞窟へ



やはり、頭を下げないと当たります。



何度か洞窟を通過しているうちに船頭さんへの信頼もできスリルを楽しめる様に



船頭さんの裁量で コースは変わる様で終わりに近づくとボートが合流してきます。



美しい風景を存分に堪能して、ボートクルーズは終わります。

ボートクルーズを終え、迎えのタクシーを待っていると同船した若い男性が車で近づいてきて「ここにはタクシーは来ないよ。駅まで送ってあげよう」と親切に声をかけてくれました。私たちにはタクシーの迎えがあることを説明し、お礼を言い彼を見送りました。

その後迎えのタクシーでニンビン駅まで戻り、リムジンバスが来たのですが、それが新車のフォードのワンボックス 7人乗り革シートのリムジンバス。乗客は私たち二人。これでハノイまで行けるはラッキーと思っていた矢先、20分ほど走ると道端に停車。運転手が降りてきて「ここで降りろ」と道端に降ろされます。

仕方なく道端のベンチ座り、さてこれからどうするかと2人で考えながら暫く休憩。そこへ別のバスがやってきて同じ様に客を降ろします。どうも中継所の様な感じではないかと想像するのですが、そんな話は聞いていません。しかし、急ぐこともないのでもう少し待ってみることに。

30分ほど待たされた頃にやっと別の少し古いリムジンバスがやってきて、それに乗れと言われます。すでに別の場所からの乗客が乗っていて私たちで満席。それでも無事にハノイまで戻れるならよしとすることに

列車よりバスの方が早く2時間弱でハノイへ。しかし、約束では旧市街まで送ってもらうはずだったのですが、全くわからない場所で降ろされます。またまたスマホのナビを頼りにホテルまで1時間以上、街を歩くことになりました。

ベトナム へ 1

2018-12-24 14:38:31 | 旅行
10月末のある日。山菜採りの師匠と公園で会い東南アジア旅行の楽しい話を聞きました。翌日、取り敢えずパスポートを申請。パスポート申請した事を師匠に伝えると「じゃあ〜行きましょうか?」と言う流れでベトナムに行く事に・・・

12月4日 AM 5:00 ご近所の仲の良いおいちゃんに関空まで送っていただき出発
AM 9:20 ベトジェット VJ939便でハノイへ  
ハノイ着は現地時間 PM13:05 時差が2時間あるので、所要時間は5時間45分


パスポートコントロールを出て最初にしたのはスマホのSIM交換と両替。その後ホテルのピックアップサービスを探したのですが来ていません。
早速SIM交換したスマホが役に立ちます。師匠がホテルへ電話、ホテルからの連絡を待っていると遅れてきたピックアップサービスが到着。無事ホテルへ向かう事が出来ました。




ホテルはハノイ旧市街の中 有名な36通りのすぐ近く 正面建物の右後ろの白い建物です。



この路地を入っていきます。



これがホテルの前の通り、ホテルから出て来て右側



こちらが左側



部屋はなかなかのもので、この部屋を一人で占領 ここに2泊します



アメニティもバッチリです。
ホテルで少し休憩後、有名なホーチミンサンダルを買うのと明日の電車の切符を買いに出かけます。



旧市街をぶらぶら歩きタクシーが拾える場所を探します。



ここならと思える場所でタクシーを拾いホーチミン博物館へ



ホーチミン博物館へ着いたもののお店が見つかりません。



マツダ車発見。後ろから3番目の白い車 CX-5です。
道ゆく人にホーチミンサンダルのお店を聞くのですが、サンダルが通じません。Goole翻訳でサンダルを調べ「Dép」(ゼェエップ)これで無事ホーチミンサンダルのお店を見つけることができました。

お店はホーチミン博物館の敷地内にあります。お店へ行こうとすると制止され、あちらへ行けと言われます。言われた通りにすると飛行機に乗る時の様なセキュリティチェックを受けないと入れません。この時、あ〜社会主義国なんだな〜と感じました。



なんとか無事お店に到着。これがお店の看板サンダル
そしてここで面白いことが、
行きの飛行機の中で師匠にベトナムでは日本人は韓国人と間違えられると言うネット情報を伝えたのですが、師匠は「そんな事はない!絶対見分けがつくよ」と断言されていました。




ブルーのブレーカーを着ている女の子がお店に行くなり「アンニョンハセヨ」と挨拶して来ました。やっぱり間違えられてるんです。

「Không」(ホン)いいえ、「Tôi là người nhật bản」(トイ ラー グイ ニャッバン)私は日本人です。
と伝えると、「sorry」と返って来ました。やっぱり観光客慣れしてるんですね。それに持っているスマホにはgoogle翻訳アプリも入れてありました。


買い物を終え、今度はハノイ駅へ 明日のニンビンまでの列車の切符を買い夕食に向かいます。
バインダクア(カニの汁、サトウキビの麺)を食べるために探した有名なお店へタクシーで行ったのですが




全く美味しくありませんでした。
食後Google ナビを頼りに1時間ほど街中を歩きホテルまで帰りました。ホテルの入り口のカフェでお茶を飲み、初日は終わりました。

オーバー・ザ・ブリッジ 3

2018-12-20 13:45:37 | 旅行
翌朝、天気予報では明日から下り坂だったのに一日早く雨が降りそうなお天気
雨が降り出し、お散歩に行けなくなると困るので家内が朝早くからホテル周辺を散歩して帰ってきました。


早起きしたせいで、朝食にはまだ時間があるのでホテル専用のドックランを見ると誰も使っていないので早速連れて行ってみました。
初めての所なので暫くはあちこち調べまわっていたのですが、それが終わるとダッシュし始めました。




広いところを自由に走るのは初めてで、嬉しくて仕方がない様です。



だんだんとスピードも増してきて



こんなに走るの早いのかと、驚くスピードで走ります。



バックが良かったら結構いい写真だったのに



ターンも俊敏です。



見ている方が疲れてきます



よほど興奮したのか、朝の散歩で用は足していたのに



「ちょっと待っててね」て感じで



「あ〜 スッキリした〜」



再びダッシュします



写真を撮ろうと思ってもなかなか追いつきません



ファインダーに捉えるのが一苦労



ほんの少し身が軽くなったのか



最初よりスピードは増しています



走り始めてから30分。やっと満足したのか



落ち着きを取り戻し、朝のトレーニンは終了しました。

朝食を済ませ、今日の観光予定のところへ出発しようと思った矢先小雨が降り出し予定は変更。直行で帰宅する事になりました。朝充分運動させておいたので帰宅するまでお嬢様はぐっすりお休みでした。

一泊二日の我が家のお嬢様の初旅行。きっと満足してくれたことと思います。

オーバー・ザ・ブリッジ 2

2018-11-09 14:56:02 | 旅行
明石海峡公園から車で約1時間 宿泊ホテルに到着



ホテルニューアワジグループの「海のホテル 島花」



ここにはワンちゃんと泊まれる部屋が3種類用意されています。車を向かいの駐車場に入れるとすぐにベルボーイが荷物を取りに来てくれました。
その後も出発までスタッフの応対はとても気持ちよく、社員教育が行き届いていることがうかがえます




私たちの部屋は道路と反対側の



ハーバービューの部屋



露天風呂付きの部屋があったのですが、予約がいっぱいでした。



この部屋にはキッチンや岩盤浴が付いていて、ベットも2箇所ツインとダブルがあり大人4人が泊まれます。



そしてお嬢様のお家も用意されています。



トイレとお布団は使い慣れたものを持ってきました。



先ずはお家の中を一通り調べた後、



部屋中あちこち探検に出かけます。



隅々まで細かくチェック



チエックが終わると



「う〜ん この部屋ならいいかなぁ」と言っている様な・・・・・・

今度は私がホテル内を探検に



このホテル 2階がワンちゃんOKで廊下もリードで歩くことができます。



6階まで全て吹き抜けになっているので、廊下向かいに部屋がないため開放的でとても気持ちがいいんです。



一階はラウンジになっていて、裏には港を見ながらのんびりとくつろげるところも



そしてここは、このホテルを含めグループ5軒のお風呂や施設が自由に使えます。隣の淡路夢泉景に行くのにシャトルボートを使います。



面白そうなのでシャトルボートでお隣の露天風呂に行ってきました。
シャトルボートの運行 この日は6時で終了。その後は車で送ってもらえます。
ホテルニューアワジの方がお土産物の種類が多いというので夕食後車で送ってもらいました。勿論買い物が済めば、フロントにお願いするとすぐニューアワジの車を用意して送ってくれました。




更にこのホテルが良かったのは専用のドックランがあることです。常にスタッフが掃除や芝生の手入れをし、これほど綺麗なドックランは見たことがありません。
到着日にも少し遊ばせたのですが、翌日は、お嬢様大喜びの大爆走が始まります。

オーバー・ザ・ブリッジ

2018-10-24 12:46:20 | 旅行


橋を渡って、お嬢様 一泊二日の初旅行へ



初っ端から張り切りモードです。



淡路海峡大橋を渡り、道の駅で一旦休憩し最初の目的地 絵島へ



淡路島の北東に浮かぶ島で、「国生み神話」に登場する「おのころ島」伝承地の1つとされていて、元は陸地に続いていたものが波浪の作用により現在のような島になったのだそうです。



古事記・日本書紀に書かれた『おのころ島』は、漢字だと『自凝島』と書き「自ずから凝り固まってできた島」という意味だそうで、おおまかには淡路島とされていて、その中でもピンポイントで最有力なのが、この『絵島』だと言われています。



イザナギ・イザナミの2人が、何もない海原に降り立ち、その海面をかき回して持ち上げた矛から滴り落ちたしずくが島になり、その島で二人は結婚。神話を信じるかどうかは別として、ロマンチックなお話ですね。



その後も和歌を詠む名所として名高く、『平家物語』の「月見」の巻に「平家が福原の新都に移った当時(1180年)栄華の夢に耽った人々は絵島の月を見ようとして須磨から明石海峡を渡り、絵島の月を愛でながら歌会を催した」との記述が残されているそうです。



そして一番目を引き驚くのは、その岩肌の模様です。



自然の造形の美しさ。この美しいマーブル模様は、地層の中の鉄分が、岩の割れ目から出てきて、酸化した結果、きれいな模様を作り上げているということです。

淡路島の誇る景勝地として知られており、市の名勝に指定されています。島に渡ると、県の郷土記念物に指定されている地質学的に珍しい褐鉄鉱沈殿砂岩層(約二千万年前の砂岩層)に直にふれることができます。ということだったのですが、台風影響のため絵島には立ち入る事ができませんでした。

次に訪れたのが、国営明石海峡公園



我が家のお嬢様も入れる公園なのでのんびりお散歩がてらに行ってみました。



さすが国営 整備は行き届きあちこちで作業しているスタッフを見かけます。平日だったので恐らく来園者よりスタッフの方が多かったように思います。



色とりどりのコスモスが見頃を向かえ、咲きみだれています。



お花で作られた 花火鳥・入り口にあったタコはタコトピアリーというネーミングだそうです。



南国風のパームガーデン



ここで Milletちゃん 「ひょっこりたん」をやりたいと言うので



滝のテラスや



奇跡の星の植物館や、その上の方にも花畑がありますが広くて廻りきれません。



そろそろホテルに向かう時間も迫って来たので



お決まりの来園記念撮影をして



ホテルへ向かうことに・・・
(もちろん遊び疲れた Millet お嬢様と奥様は車の中でおやすみです)