日がな一日

相変わらず、足が痛くて外出できない日々が続きます。病院以外は全く外出もできず、気分は滅入るばかり。
百音のメモリアルカーの出来映えもよくないし、もう少し何かできないかと検索を続けラジコンカーを作ってみることにしました。
本格的なラジコンカーの製作は、三十数年ぶりです。最終的に作りたいモデルは見つけたのですが、まずは練習で作ってみることに

選んだのは、タミヤの ITEM 58405 トヨタ ランドクルーザー40



作業開始二日目。パーツ点数が多く、パーツを探すのに相当時間がかかります。



これだけ散乱していたら、百音がいたらきっとさからいに来ていただろうな～


＜これは TOYOTA 2000GT 製作の時の思い出深い写真＞

３日がかりでシャーシが完成



これからボディの製作に入るのですが、ポリカボディを作るのは初めてのこと。
ボディの不要な部分を切りとるのに非常に苦労しました。



そして塗装。どうせなら練習にとラングラーカラーに塗ってみようとしたのですが、ポリカ用の塗料はスプレー缶でやろうとすると限定されてしまい思う様な色がなく相当イメージが違いました。



マスキングにはほぼ一日かかったのですが、結果はあまりうまく出来ていませんでした。まぁ～ 初めてでこれだけ出来ればいいかと自分に言い聞かせ、シャーシにボディを装着



あまり好きな色目ではありませんが、まずまずのできではないでしょうか。



そしてお決まりの百音ちゃんスペースをボディ内側にボール紙を使って製作



モネちゃんはスペースが広くなって喜んでくれているような気がします。



クルマの大きさは、テッシュボックスと比べるとわかっていただけるのでは



モネちゃん　悪路でもしっかり踏ん張ってね。

これで８日間つぶすことができました。

メモリアルミニカー製作

百音と一緒に一番よくお出かけしたクルマがJeepラングラーです。



走行中も外を見るのが好きだったので、百音の専用スペースを作っていました。



私の足も一向によくならず、相変わらず歩けないので外出もできず時間も充分あるので、百音のメモリアルミニカーを作ることができないものかとネットで探しまわりました。

ジャックラッセルのフィギアとそれを乗せるミニカーの縮尺が合っていること。そしてハードットプ部分が取り外し可能で、リアシートを取り外しフィギアを乗せる百音のスペースが作れることです。

数日間探したのですが、なかなか条件に合う物がなく、どんどん条件は緩和されてこれでいいかと思える物で製作してみました。

そして完成した百音のメモリアルミニカーが、これです。



ドイツ玩具の老舗ブランド、Bruder（ブルーダー）社のProSeries。
スケールは、1：16



ハードトップではなく、ソフトトップですが取り外しができます。



リアシートも取り外し、キーホルダーの箱を改造し百音を乗せるスペースを作りました。



百音は、フィギュア作家の伝 陽一郎氏による、ハンドメイドのドッグフィギュアシリーズ　「ウ●チング」ジャックラッセル。
キューブに入っているのですが、コンマ数ミリのことで入らず、無理に入れるとボディが開いてリアゲートがきっちりと閉まらなくなるので、キューブのサイドと上側をはずして乗せました。




「モンちゃ～ん！　クルマの中では、ウ●チしないでねぇ～！」

四十九日

百音が亡くなって、四十九日が経ちました。今でも百音がドアの隙間からす～っと出て来る様な気がしてなりません。献花に囲まれている百音を見ると辛くなってきます。



以前から調子が悪かった百音ですが、せめてもう一年位は一緒にいてくれると思っていました。

車でお出かけするのが大好きだった百音ちゃん。
内装が皮だと百音が喜んではしゃぎまわると傷だらけになってしまうし、Jeepでは百音の場所をとってやると荷物を積める場所がほとんどなくなるので、近場しか出かけることが出来なくなります。百音と一緒にいろんな所に行きたくて、昨年暮れから家内とも相談し私の趣味の車を諦め百音のお出かけ用の車を買うことを検討し今年１月22日に契約しました。

生産ラインは２月４日だったのですが、配車が遅れ皮肉なことに支払が百音の亡くなった翌日。納車は３月５日。せめて病院へ行くのにでも乗ってくれたらよかったのですが、間に合いませんでした。



でも百音ちゃんはいつも私たちと一緒に乗っています。



百音のクルマなので、キーホルダーも百音ちゃんぽいのを付けました。



このクルマで、百音と一緒に行こうとして行けなかった所へ連れて行ってやることにしました。しかし、その計画も今は中断。私の足が痛くなり家の中で歩くことも出来ない程で、あちこちの病院通となり、この２週間一歩も外へでていません。