女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

その声、聞こえてますか?

2018-06-23 22:27:57 | 日記

仕事へ行く前にスポクラへ何回か行きました。

仕事前の運動なんて、

とても疲れるのではないかと思っていましたが、

意外や意外、爽快感でいっぱいになり、

仕事中も爽やかな気持ちでいられました。

平日の午前中なので、

プログラムの参加者は高齢者の方が多いのです。

体が硬くて、俊敏性のないわたしには、

高齢者と一緒に動くのがしっくりきます。

・・・わたしが高齢者だということは分かっていますよ。


きょうも午前中の、

『モーニングストレッチ15』と

『カラダ・うごく15』に参加しました。

60代、70代の人が20人ほどです。

隣のスタジオでは『Group Fight30』、50人ほどがぎっしり。

次々に変わる格闘技のポーズで激しく動きます。

以前このプログラムに参加したとき、

ほとんどついていけませんでした。

でも、きょうは安心、だって、わたしが一番若そう。


ストレッチで体をほぐし、簡単な筋トレをします。

「右手を上げて、左手で脇から10センチの所を、

きつめに押してください」

「右手は下ろします」

「右手は下ろしてください」

「はい、右手は下ろしてくださいね」

と何度もインストラクターが言いました。

ひとりの男性がずっと右手を上げたまま。

インストラクターがその男性の肩に触れ、

「右手を下ろしましょう」

男性はやっと右手を下ろしました。


インストラクターの声が聞こえていないのか、

自分のポーズに集中しすぎてしまうのか、

全体を頭に入れながら動くということが、

んなりとはいかないのでしょう。

体の硬さもさることながら、

加齢とともに頭の伝達神経も硬くなっている。


わたしも同じです。

人の話は注意して意識しないと、

言葉として耳に入ってきません。

大きな音のかたまりにしか聞こえないのです。

いろいろな機能が落ちていくことは仕方がないことです。

その中で楽しむ心を維持していく、

その心が機能の低下を、ゆるやかにしてくれると思っています。