虹を渡る犬

今日の午後2時半、ひなが旅立ちました。

突然のあっけない旅立ちに、おいてきぼりにされた私は、ただボロボロ泣くしかありません。

昨日の朝までは元気で、片足を引きずりながらも歩き回り、ご飯も食べ排便もちゃんとしていたのに…。
夕方から様子がおかしくなり、夜になって突然の大量下血。
その後はずっと「キャンキャン」と鳴き続け、家族総出で1時間おきくらいに庭にに抱えて出たりなにくれとなく世話をして今日の朝を迎えることに。

私は朝から仕事で、帰ったらまたお医者に連れていくつもりだったんですが…。
1時半頃仕事中に家から「ひなが危篤状態」と電話。
3時までのシフトを勤め上げ、急いで帰ったんですが、臨終には間に合えませんでした。

あと1時間頑張ってくれれば…と思ったけど、最期は少し苦しんだらしいので、その苦しみを1時間長引かせるよりは、と自分に言い聞かせています。

なんか…本当にあっけない…。
もっと迷惑かけてくれてもよかったんだよ、ひな。

ちょっと微笑んだような安らかな顔で眠るひなに、なんだか申し訳なくてやるせなくて仕方ない。

この悲しみの中で、ほんのちょびっと幸運だったのは明日から2日間仕事が休みってこと。
目玉が溶けるくらい泣いても大丈夫だもんね…。