この間、「グイン」の話ができてちょっと満足…と思ってたんだけど!
うーん、なにか足りない。
おお、そうだ。彼らのことに触れてなかった!
さて、「グイン・サーガ」にはまさに綺羅星のごとく、華麗なキャラクターがズラリと揃うわけなんですが、彼らはあまりにもスーパースペシャルであり過ぎる。
主人公・グインは言うに及ばず、絶世の美貴公子・アルド・ナリス然り、パロの真珠こと予知姫リンダ然り、野望の使途・イシュトヴァーン然り…。
もうちっと、こう手の届く感じの良い男は…。
そこで、私のお気に入りがこの3人!
まずはアトキアのトール。
17巻から登場の、ケイロニアの黒竜将軍ダルシウスの傭兵。
グインが傭兵志願でダルシウスの下を訪れたとき、何かと面倒を見てすっかりグインに惚れ込む。
30代半ば。金髪、青い目で長身、がっしりとした体格。後にグインの副官となる。
とにかく気のいい奴!
グインが大好きでたまらん、ワンコ第一号!って感じ。
とてもクレバーでいながら単純明快で健康的な思考回路の持ち主なので、そのポジションはまさに読者の代弁者。
とっても楽ちんに彼にシンクロしていける自分がおります。
声のイメージは、高木渉さん。
長年のお気楽な傭兵家業に見切りをつけ、グインという主君に剣を捧げる件は何度も読み返すほど大好き!
シルヴィア奪還の旅から戻ったグインを、喜び勇んで迎えた彼の言葉がすべてを物語ってるかも。
「ケイロニアは素晴らしいところだよ!そこにあんたが帰ってくる。もう何一つ、いうことはありゃあしないね。 グイン___おいらの、豹頭将軍閣下!」
お次は、ランゴバルド候ハゾス・アンタイオス。
18巻から登場の彼は打って変わって超セレブ。尚武の大国ケイロニアにおける智の要、宰相を務める大貴族あります。
30代半ばの、灰色の目が印象的な気品高く聡明な男前。
グインの終生の友であり彼が王となった後は、股肱の忠臣となる存在。
声のイメージは、松本保典さんか、千葉進歩さん。
彼こそ、グインのワンコ第二号!
もう、完全な一目惚れ。
初対面でいきなり「初めてあった気がしない」だの、「何ともいえぬ慕わしさを感じる」だの、ちょっと引くぐらいの猛アプローチを見せてくれます。
そう、彼のグイン好きっぷりには少々そっちの香りがする…ここがミソ!
いや全くそういうんじゃないんだけどね、実際は。
超がつくくらい優秀で、有能な政治家であり外交官でもあるハゾスが、ことグインのこととなると、妙にテンションが上がってしまうのが、なんとも魅力的なんですわ。
うん、彼もいい奴!
最後は54巻登場、イシュトヴァーンの腹心・マルコ。
元々カメロンの部下だったが、イシュトの下へ派遣され気に入られ剣の誓いをする間柄に。
30歳くらい。ヴァラキア人特有の黒髪、黒い目浅黒い肌。
鍛え上げた長身で、精悍な風貌。鋭い目つきだが、その物腰は穏やか。
彼を一言でいうなら、ザ・苦労人!
なにしろ主君があのイシュトですから~。
彼がイシュトにあれだけ信頼されてる最大の理由は、よけいな差し出口や忠告をしないためなんだよね。
その落ち着きと誠実さは、非常に好感度高し!
あれだけコロコロと態度が変わられたら、そりゃついてく方は大変だわ。
なのに、しっかり面倒見てあげる彼は、ほんとーっにいい奴!!
声のイメージは、小山力也さん。
まさに、ナルトやカカシに振り回されるヤマト隊長のイメージなので。
ああー、書いた書いた。
書いてて楽しくてしかたなかったけど…これって…一切の共感は得られんのだろうな~~~。
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