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物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

ビーチ・ボーイズ『パーティ』

2008年06月03日 | Weblog
 以前、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』の良さが何回聴いても分からないということを書いた。その後「それならお前は一体ビーチ・ボーイズのどのアルバムが好きなんだ?」という突っ込みがあるわけでもないが、せっかくなのでフェイバリットアルバムを記しておこう。
 ズバリ『パーティ』。1965年発売の企画アルバムである。当時彼らはキャピタルレコードとの契約で、アルバムを年3枚シングルを年4枚発表することになっていた。この年、『トゥデイ』、『サマー・デイズ』というアルバムを世に送り出したが、契約上あと1枚足りず、それで本アルバムを急遽録音した。
 『パーティ』という名が示す通り、部屋でパーティをしながら、参加者に向けてビーチ・ボーイズが演奏する、という想定で録音した一種のライブ盤である。この中で彼らは、自分たちの曲だけでなく、昔のポップスやビートルズやボブ・ディランの曲などを実にリラックスしながらカバーしている。皮肉なことに割りとイージーに作ったにもかかわらず、最後の曲『バーバラ・アン』はシングルカットされ全米2位を獲得している。
 お気楽さが聴いてて心地良い。友人とワイワイと部屋で飲んでてBGMにかけたりすることもあった。
 私がビーチ・ボーイズに求めるのは、ブライアン・ウィルソンが目指した前衛的かつ先進的な音楽性ではない。ミーハーなファンと思われるかもしれないが、カリフォルニアの暖かな太陽、青い海、白い砂浜、ビキニの女の子、車といったものを連想させるハッピーでキャッチーなヒットチューンである。
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