物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

池袋の事故を受けて

2019年04月21日 | Weblog
池袋で87歳の運転する車が暴走し、31歳の母と3歳の娘を轢き殺した。
高齢者の運転ミスによる事故は頻繁に起こっている。ハインリッヒの法則に当てはめると、いつかこれくらいの悲惨な事故が起こることは、容易に予測されたはずだ。
高齢ドライバーの事故。この社会問題に、いい加減、国が本腰入れて取り組まないとダメだ。

・一律に、とりあえず80歳で運転免許を返上してもらう。
・そのうえで、反射や判断などの試験を受けて、合格なら1年間毎に更新するという期間限定運転免許制にする。
・損保会社は80歳以上は対人無制限を契約条件にする。
・さらに、80歳以上のドライバーについては、レーダー・センサー付きの自動ブレーキ車じゃなければ、保険料は倍にする。
・金融庁の指導があれば、損保会社は来月からでも喜んで、各社一斉一律ならばと、開始できるはずだ。彼らも高齢者ドライバー関連事故への保険金の支払いで困り始めるはずなのだ。
・結果的に運転を控える高齢者は増えるであろう。
・クルマが必要な高齢者は安全なクルマに切り替える。いまは軽自動車でも新車であればアクセルブレーキ踏み間違いを検知できるようになっている。
・自動車会社の経営陣もこの問題に真剣に取り組まないと、そのうちにクルマは凶器というイメージが作られて、販売は低迷するであろう。
・80歳以上のドライバーの車買い替え大幅割引をする。5年間の期間限定で利益なしで販売しても、長期的にはペイするはずだ。その場合、もっとも安い軽自動車は50万円程度になるだろう。
・そして上記すべてを2020年4月に同時に開始する。社会に対する強いメッセージが必要だ。なにしろ情報接触が少ない年齢層に到達する必要があるからだ。
・警察だけでなく、損保も自動車会社も含めて社会問題として考えないとならない。

と、ここまでは従来の制度や仕組みの“延長上”の話。
さらにその先には、地方のコンパクトシティ化(基本、徒歩圏で買い物や役所対応など最低限のことができる)や、自動運転の実用化など、“抜本的”なイノベーションが必要なのだと思う。
コメント (2)
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