5月病とかいって、4月に入社した新入社員が、まず辞めたくなる最初の時期がもうすぐやってくる。
だから、少し早いが転職の話。
最近のブラック企業は別にしても、昔から労働基準法など守らない会社は多かった。残業手当を付けない。付けても定額。何時間残業しても給与は同じ。有給休暇を取らせない。そんなのはいくらでもあった。今でもある。余程善良な会社か、労働組合の強い会社でもなければ、大なり小なりどこにでもあると思う。それを我慢しないとするなら辞めなければならない状況に追い込まれることもあるだろう。
だから、何処かで我慢しなければならないのだが、何がなんでも我慢しろというつもりは無い。奴隷になってまで働く必要はない。ブラック企業で我慢していて、自殺するまで精神的、肉知的に追い込まれる人もいる。自分の権利は自分で守るべく行動し、主張するべきだ。
ただ、難しいのは嫌になったからといって、すぐにやめていたら、何時まで経ってもキャリアは積めないことだ。何処へ行っても、何時まで経っても新人扱いということになる。
だから、私の経験から、少し早いが、転職の時、絶対守るべき大事な原則を一つだけ。
「会社は移っても職種は変えるな」
これは私が言いだした言葉ではない。大昔から言われている言葉だ。それだけに真実がある。これを守れば、会社は移ってもキャリアは積める。一つの仕事の専門家になれる。そうなれば会社での地位も上がる。何かあって会社を移る時も有利である。移った会社でも評価される。だから最低限これだけは絶対にまもるべきだと思う。
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