行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

お風呂でおしっこ

2015-02-19 18:03:01 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、ラジオを聞いていたら、浴室でおしっこをする事が話題になっていた。どうしても止められないという人の話。
お風呂でおしっこをするのが良い訳はない。でも以前、私もひそかにしていた。勿論銭湯ではない。うち風呂だ。
 夏はそんなことはしないのだが、冬、寒い時、風呂場に入って、熱いシャワーを浴びて、少しあったまったところで、尿意を感じる。冷たい廊下を抜けてなかなかトイレまで行く気になれない。えーい!面倒だという事になってしまう。
 私だけかと思ったら、そうではないらしい。人間はみなシャワーとか水道とか水の流れる音を聞くと反射的に尿意を覚えるように出来ていると何かに書いてあった。
 したがって、当然にして幼かった頃の息子もそうだった。随分以前の話だが、よちよち歩きの息子を風呂にいれると、断りもなく当然のようにシャーッとやった。
 少しおおきくなってからは
 「いけないよ、おしっこはトイレだよ」と言ったら、夏場はトイレに行ったが、冬、そうすることがもすごく寒いとわかると、
 「いやだ!さむい」と言っていういことを聞かない。
 女房は当然それを許さない。息子も母親と一緒の時はしなかった。
 でも私と一緒の時は
 「まあ、いいか。母さんには内緒だよ」と言って二人でシャー。

 いつもではないし、そんなことをした後は念入りに浴室を流す。痕跡を残さないようにする。だから、ばれることはないと思っていた。
 でもある日、息子と湯上りのアイスを楽しんでいると、風呂から出てきた女房が息子に言った。
 「お風呂でおしっこしたでしょう」
 まさか私もしているとは思わなかったらしい。
 すると息子が大声で反論した。
 「僕だけじゃないもん。父さんもだもん!」
 正直でいい子だが、自分一人で罪をかぶる気にはなれなかったらしい。それから一週間、私と息子は湯上りのアイスが禁止になった。

 アイス禁止に懲りた訳ではないが、私も、息子も今はそんなことしていない。
 ・・・・・・・・・・・・・・多分。


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