行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

区民相談

2013-06-14 16:38:59 | 社会保険労務士・行政書士

昨日は久しぶりの区民相談。

江戸川区では弁護士をはじめ色々な士業の人が曜日や時間を決めて、無料で区民の相談に応じている。行政書士や社会保険労務士の相談日もある。

昨日は社会保険労務士としての区民相談。ちなみに社会保険労務士の相談日は月に二回木曜日。一時期年金問題がさわがれた頃は年金関連の相談が中心だったが、最近は労働相談が多い。有給休暇が取れない、退職金がでない、首になった等々、結構深刻なものもある。まあ、このところずっと不景気だったせいもあるのか。

去年は年金の相談が多かった。深刻なものもあるが、年金事務所が少し工夫すればなんとかなるかもというのもある。その一つが年金額の改定通知。あのはがきで来るやつ。まあ、なるべく郵便代を安くしたい、経費を削りたいというのは分かるが、字が小さい。本当に小さい。はがきのスペースに目いっぱい情報を詰め込んだ感じ。少し目の不自由な人や加齢で視力が衰えている人には読めない位小さい。

去年の区民相談の日、高齢の女性が相談室に来た。年金額改定通知書をもって来て、意味が分からないという。よく聞くと複雑で意味が分かりにくいところもあるが、その前に字が小さくてメガネをかけても読めないところがあるという。読んで説明してあげたら納得した。

私、59歳。去年は少し目を患っていて、細かな字は見づらかったので、仕事の時は拡大鏡を使っていたが、それが無かったら私も読めなかったろう。

年金額の改定通知書と言うのは年金を貰っている人が受け取る物だ。概ね老人だ。もう少し簡潔に、もう少し字を大きく出来ないものか。たとえば希望すれば大きい字のものを封書で貰えるとか、70歳以上は大きい字のものを送るとかでもいい。だって、読めない物を送っても仕方ないだろう。


倒産した出版社の本

2013-06-14 10:42:57 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は久しぶりにまとまった雨。本当に空梅雨だなあ。殆ど雨が降らない。異常気象なのか。でも考えるとこのところ何年も異常が続いている気がする。異常も毎年のように繰り返すと正常気象?といわないのかなあ!

昨日TVを見ていたら、勤めていた出版社の本が画面に出てきた。出てきたといってもドラマの小道具として一瞬画面の隅に表紙が映っただけだが。登場人物の一人の趣味が絵を画くことで、その人物の部屋が映った場面で、机の上に水彩画の描き方の本が置いてあった。会社を辞めて8年余り、その会社が倒産して5年。それでも画面の隅にほんの一瞬、零コンマ数秒映った本の表紙ですぐわかった。
 いろいろな行き違いで辞めることになったが、私にとって一番楽しく働いていた時代だったのかもしれないと思う時がある。だからよく覚えているのかもしれない。