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水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

立山黒部アルペンルートとライチョウと水曜どうでしょう 第2夜

2014年04月26日 | 水曜どうでしょう&ロケ地巡り
室堂到着からの続き

室堂ターミナルに到着した後はターミナルに隣接している立山自然保護センターに行きました。



立山の自然についていろいろと展示してい公共施設で
ライチョウの事もたくさん教えてくれるので話を聞きに行きます。



ライチョウの事以外にも立山全体のいろいろなものが見れるので
室堂周辺を散策する前に一度寄って情報を集めておくといいですね。

ちなみに、ライチョウの観察情報を保護センターに報告するとライチョウシールがもらえますよ。

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自然保護センターで話を聞いた後は今晩宿泊する「みくりが池温泉」に向かいます。

室堂ターミナルからは徒歩で15分ほどでみくりが池温泉に到着出来るのですが
建物から外に出るとミゾレが吹き付ける吹雪になっており
目もまともに開けてられない状況の中を歩道沿いに立てられた竹の棒だけを頼りに
ただただ真っ白いだけの景色の中を歩いているときには不安でいっぱいでしたよ。

やっとの思いで宿に到着したあとは明日の予定を相談しつつダラダラと夕食まで休憩です。



ちなみに今回は個室を予約したので山小屋宿泊とはいっても旅館のような気楽さです。

いよいよ夕食の時間になり食堂へみんな降りていきます。



食堂に集まった人たちを見回してみるとアジア系の諸外国の方が半数近くいます。
あとはご高齢のグループも何組かって感じですね。



話には聞いていたけど皿数が多くてイメージしていた山小屋の食事と全然違いました。
しかも、ホタテのクリームシチューや鯛のカルパッチョ、サワラの焼き魚など
どちらかというと海鮮メニューじゃね?って品揃えでビックリです。



右側の写真のホタルイカの沖漬けとその奥にある白えびの唐揚げは
富山っぽいものを食べようって事で追加注文したやつです。
どれも美味しくて、思わずごはんをおかわりしちゃいましたよ。

夕食が終わった後は日本一高い場所にある温泉に入りに行きました。



そんなに広くないので時間帯によっては激混みになるようですが
僕が行った時は先客が1名と同じタイミングで来た1名だけだったので
ゆったりと入ることが出来ました。シャワーはぬるかったけど温泉は気持ちよかったですよ。



温泉を出た後は館内をぶらぶらと探検。
お値段は多少かかりますが軽食程度のものだったら売ってます。



気圧が低いからどん兵衛もパンパン!そして300円。山ですなぁ~w

そんな感じで初日はロケ地巡りをしてご飯食べて温泉入っただけで終了です。

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旅の2日目のスタートです。



部屋の窓を開けてみると前日の嵐とはガラリと変わって快晴でした。
奥の方は雲海が広がっててメッチャ綺麗。
ライチョウ探しをこの日の1発勝負で予定を組んでいたので晴れてくれてホント良かったです。


朝ごはんはバイキング形式でした。

たっぷり寝て、しっかり朝ごはんも食べていよいよライチョウ探しに出かけます。
外の気温は7℃ということなのでガッチリ冬装備を着込んでいます。



出発して5分くらいで思いっきり白色ばかりの世界です。
長野育ちですがここまで真っ白い世界ってのは初めて見ましたよ。
見えてる建物は雷鳥荘っていって泊まった宿とは別の山小屋。



山の上までずっと真っ白。
これはなかなか見れる景色じゃないのでこれを見れただけでも来た甲斐がありました。

みくりが池温泉を出発して10分程度歩いたところで
前日に自然保護センターで聞いておいたライチョウ観察ポイントに到着。
そして、双眼鏡を構えた知り合いがあっと言う間にライチョウを発見。


ライチョウ登場

って、メッチャ近っ!5mくらい?噂には聞いていたけど全然逃げる気配ないじゃん。
思っていたよりも小さいけど白いライチョウ綺麗だなぁー

宿を出発して30分経たないうちに今回の旅行の目標達成ですよ。
見つけるまでもっと過酷な事になるかと想像していたので軽く拍子抜けしたけど
たまたま運が良かっただけかもしれないね。

撮影をしているともう一つ動く影がハイマツの隙間から出てきました。


ライチョウのメスも居たよ。
こんなに簡単にオスメス両方見れちゃって良いんか?
宿の宿泊客へのサービス用に飼いならされたライチョウとかじゃないよね?

と、思っていたらさらにもう一羽ハイマツの影から出てきました。


第2のオスの登場。

どうりで最初のオスが朱色の肉冠を出して警戒していたわけです。
これは1羽のメスをかけて2羽のオスの修羅場の予感ですよ。


最初にいたオスが第2のオスを威嚇しはじめました。


第2のオスが敗走してこっちに向かってきました。

第2のオスは登場直後から負けモード全開ですが
さらに最初のオスが鳴きながら第2のオスを追いつめてきました。


追い立てられて僕の足元数十cmまで来てくれちゃいました。


最初のオスは小高いハイマツの上で超余裕の勝ちオーラを出してます。


負けた第2のオスはヒョコヒョコとハイマツの上を歩きながら逃げていきます。

っていうか、野生の鳥でこんな歩いてる姿を上から撮るなんて滅多に無い構図ですよ。
普段の鳥撮りではありえない近さなので逆にこっちが緊張して動けなくなります。

で、この後くらいにハイマツエリアから追い立てられた第2のオスは飛んで行っちゃいました。


勝利した最初のオス。
やっぱ、なんか風格があるっていうか、強そうだよね。

ようやく決着が着いたところで勝ったオスがメスに近づいて行くと
何故だか分からないけどメスも飛んで行っちゃいました。


飛んでいったメスを見送るオス。勝者のハズなのに、なんかちょっと寂しい。

そのうち、勝ったオスも飛んでいってしまい1時間くらいのライチョウ劇場は終了。
ライチョウ本人達は大変だろうけど僕たちは十分満足のできる時間を楽しませてもらいましたよ。



その後は一通り周辺を散策しつつ雪道を歩き続けて午前中は終了。
お昼ごはんを食べて休憩する為に一度みくりが池温泉に戻りました。


前日、嵐すぎて撮れなった宿外観。

みくりが池温泉では宿泊客用の朝食・夕食以外にも
日中は立ち寄り客も利用できるレストランが11時~14時の間で営業をしてくれています。


これは知り合いが頼んだ『白えびラーメン』。


こっちは僕が頼んだ『炙りサーモン丼』。

昨日の晩御飯同様に山の上なのに海鮮物を食べてることに軽い違和感はありますが
これだけちゃんとした美味しい食事を出してもらえる事は山登りでは非常にありがたいことですね。

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(みくりが池温泉 遠望)

ライチョウも無事に見ることが出来て気持ち的に余裕も出てきたので
当初予定してた午後のライチョウ観察は後回しにして
まずは食後の散歩ついでに春の室堂名物の『雪の大谷ウォーク』に行ってみることにしました。

次回に続きます




立山黒部アルペンルートとライチョウ 第1夜 (主に 富山→室堂までの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第2夜 (主に 室堂でライチョウに会った話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第3夜 (主に 雪の大谷ウォークで観光した話)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第4夜 (主に 室堂→黒部ダムまでの移動とロケ地巡り)
立山黒部アルペンルートとライチョウ 第5夜 (主に 黒部ダム→信濃大町までの移動とロケ地巡り)
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