藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

今までで一番高い所で一番安いランチ。そして、食後にもう一品です。

2010年08月25日 | ランチ
ちょっと前に住民票が必要になって市役所に行ったときに
事務手続きを待ってる間の待合場所の長椅子でボーっとしてた時に目に付いたのが
「8Fラウンジ 軽食喫茶 さかい 本日のランチ 限定30食 500円」の看板。
ほうほう、これは面白そうな。しかも限定30食ってのが興味ありまくりじゃないですか。
と、その日は仕事があったので情報を仕入れただけで帰り
後日あらためて市役所へランチを食べに行ってみました。


銚子市役所でございます。

市役所の上層階なんて何年か前に市長へ表敬訪問した時に行った事があるだけで
実際、どうなっているのかは禁断のミステリースポットですよ。
ぶっちゃけた話、今回は食事の期待というより場所への期待が高いです。

市役所に入ると途中まで行くエレベーターもあるのですが
食事前の運動もかねて8Fまで階段で登ります。
上層階に行くにつれ徐々に人の気配も減っていき
やや不安になりながら階段の行き止まりの8Fに到着すると
簡素な通路になっているのですがガラス窓の外に広がる
見慣れているはずの街の見た事が無いパノラマの景色がなかなかイイ感じで
(ネタとしての)テンションがグッと上がります。
もしこれが小学校の社会科見学で来てたとしたら
家に帰ったら速攻で「今日、市役所の一番高いところに行って来たよ」と
親に自慢話するに間違いないと思います。



通路の壁にコピー用紙で貼られていた「軽食喫茶さかい」への矢印をたどっていくと
建物を半周した所で部屋というよりはスペースにテーブルを並べた感じになっている
『軽食喫茶さかい』に到着しました。



普通の食べ物屋としてここに来たら大マイナス点だったかもしれないけど
市役所という特殊環境だからこれくらいのインパクトがあったほうが
個人的にはネタとして高評価ですよ。

さっそく限定30食という本日のランチ(この日は生姜焼き)を注文しました。


生姜焼きランチ 500円

おぉ、思っていたよりは普通の感じのランチでした。これでこの値段なら文句無いでしょ。
ちょっとビックリしたのが、味も普通なんだけど
スーパー「カスミ」の肉野菜炒め弁当と味も食感もそっくりな感じな事にビックリ。
『え、マジで!?』と本気で思った。
こういうのって業務用の野菜いためのタレの同じ物使ってるとかかなぁ?

まぁ、特別なお得感があるわけでもないけど、500円でこのメニューならイイと思うよ。
味噌汁付いて、スイカや豆腐のおかずも付いてて、余計なゴミも出さないから
地元の人なら話のネタ的にも使えるし行ってみるのもいいと思った。

ちなみに他のメニューもそれなりに安いみたいですよ。


地元民以外にとっては特に何のメリットも無い普通のメニューの食堂ですが
個人的にはまた別の機会にでもカツ丼とかも食べてみに来ようと思ったりしました。

ちなみに12時になると市役所が昼休みになって職員がいっぱい来るので
12時前には行って食べてきちゃうくらいか、1時頃に行くのが良いと思いました。

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・・・こんな感じで市役所まで行ったついでに漁港に行き
銚子の夏の名物といわれてる『岩牡蠣』をデザート代わりに買ってきましたよ。



岩牡蠣は冬の鍋に入れる牡蠣とは違って
1個の大きさが桃の缶詰ほどありずっしりとした重さと硬さと大きさがあります。
ちょっとした鈍器になるくらいの牡蠣なので
初めてみる人にはなかなか衝撃的な物体だとおもいます。

慣れてしまえば開けるのは簡単で
牡蠣のフタの隙間にグリグリとヘラを差し込み
中心くらいにある貝柱を切断しバックリと貝を開けば
牡蠣の身の部分とご対面です。


このあとは身の下側にもヘラを入れて
下の貝柱を切って殻と身を切り離すだけです。

ボロンと切り取れた身をササッと洗って破片とかを落としたら
そのままポン酢をぶっかけて丸ごと生でいただきます。



1粒で口の中いっぱいになる大きさがあるので
牡蠣好きにはたまらないです。



ただ、いくら美味いとはいえ、しょっちゅう買える程の値段じゃないのが残念。
値段は大きさによって変わるけど
今回は2個で680円だったから1個で340円ですよ。
さすがに躊躇してしまう金額だよね。
市役所で500円の限定ランチ食べてもお釣りでジュース買える金額だからね。

なので、岩牡蠣は毎年2回か3回食べる程度の贅沢品です。

Tommy's cafe

2010年08月17日 | ランチ
この時期の銚子は観光シーズンど真ん中過ぎて漁港の近くの定食屋などは
のれんさえ出てればどんな店でも人が入るくらいになってしまってウザいので
住宅街の中にある洋食店に行くことが多いですね。

で、今回のランチは「Tommy's cafe」に行きましたよ。



イイ感じに綺麗で落ち着いた外観をしてます。
渡辺篤史が探訪に来たら外観だけでも20分は誉めまくっちゃうくらいイイ感じです。

ランチは基本的に日替わりのA,B,Cの3種類で
そのうち2種類はパスタ、もう一つはカレーとかピザとかって感じで
ドリンクとサラダとパスタならパンが付いて1000円前後くらいです。


夏野菜のトマトソースパスタ(ランチセット)

今年、自分の「夏野菜ブーム」のキッカケになった料理のうちの1つで
この色々な種類の野菜がごろごろっと大きめに切ってある感じが
見た目から健康元気っぽくて嬉しいし、食べた時の食感もたっぷりあってすごくイイです。
30代になると野菜が多い料理がホント嬉しく感じるんだよね。


ランチメニューの追加で頼んだ本日のシフォンケーキ

一応、ダイエット中って事もあって単品のデザートにしてみたけど
ランチメニュー+500円で「本日のデザート盛り合わせ」という
特権階級のみに許されたセレブリティなオプションも選べます。



店内は欧風のシックな感じで統一されていてとてもお洒落な雰囲気です。
これが渡辺篤史だったら2週にまたいで誉めちゃうという
前代未聞の事態になりそうなくらいすごく素敵な店内です。

ここはテーブル席のみになってる事もあって
2~3人程度の少人数で落ち着いて食べに来るっていう感じのお店ですね。
立地やお店の雰囲気もあってランチの時間には
ミセス・マダムのお友達同士でおしゃべりをしながらランチをゆっくり過ごす人に人気で
一度満席になると終了時間いっぱいまでなかなか席があかない事もあります。
テーブルが満席になってもそんなに店内が騒がしくならないのは
このお店の雰囲気の良さに合った品の良いお客さんが来るからでしょうね。
こういう空気感がとても好きです。


ナンピザ(ランチセット)

ここはカレーも美味しくて「今日はカレーかなぁ?」って行ったら
この日はナンピザが出ていました。
見た目の通りカレーのナンをピザにしてあるもので
個人的に注文した事の無いメニューだったので
チョット冒険感覚でオーダーしましたがコレも美味しかったです。
ナンピザが美味しかったのはもちろんなのですが
かぼちゃの冷製スープのほどよい甘さとコクと冷たさが
暑さに疲れてた体に優しく沁みわたってすごく心地よかったですよ。



デザートのクレームブリュレは
テーブルに持ってきてから最後の仕上げにバーナーで焼いてくれて
お店に来た人だけが楽しめるプチイベント感覚がとってもいいかんじです。
溶けて固まったカラメルを割りながら濃厚なクリームと一緒に食べてると
「ランチに来ただけなのにこんな贅沢な時間いいのか」と思っちゃいますよ。

まぁ、唯一残念な事は
これだけ素敵な店があってもデートで連れてくる相手がいないって事かな。
幸せな夏を楽しんでいるやつ滅びろ。

香海

2010年07月07日 | ランチ
銚子漁港は鰯が有名で水揚げ量は日本一らしいです。
そして、鰯はこの6月の梅雨に入る頃に旬をむかえ
この一番おいしい時期の鰯は特に『入梅イワシ』と言うそうです。

ところで、イワシといえば
水揚げするとすぐに弱って鮮度が保てない虚弱体質な魚だから
魚+弱=鰯と書くというのは有名な話。
そんな名前の漢字にまでされちゃう痛みの早い魚なので
一般的に鰯が食卓に並ぶ時には干物や缶詰の加工品であったり
フライやつみれなどの加熱調理してある事がほとんどで
「固い・生臭い・小骨ジャマ」って感じのマイナスイメージが刷り込まれている思うけど
銚子ではイワシの水揚げ日本一だけあってマイワシの刺身が食べれちゃったりします。
・・・って、イワシのイメージが良くないから
刺身で食べれるといっても何の興味も出ないかもしれないけど
自分はこの『香海』で生まれて初めて生(っていうか鉄火漬け)のイワシを食べた時
マジで「フォォォォー!」って魂が叫ぶ程の衝撃を受けたんです。


『香海』

この店は薄汚れた看板と長屋に並ぶ小さな店という外観から
さびれた漁師街の地元漁師の酒場雰囲気出まくりなので
観光客がお昼ごはん食べにココにいきなり入るのはなかなかの勇気が必要。
実際、周辺の小ぎれいなご飯屋に観光客が並ぶほど待ってても
ココは空いてるって事もよくあるし
自分も何も知らずに銚子にふらっと日帰り旅行に来たら
100%この店には食べに入らないだろうしね。

ただ、地元目線で見た場合、小ぎれいなだけのご飯屋に行く観光客を見てると
「銚子に来てそんな店に行っちゃうんだ。残念だったねー。」と思うのが本音。
この時期の銚子に来てわざわざ何処産か分からないような年中出せるイクラ丼とか
安い種類のマグロを使った名前だけのマグロ丼を高い金出して食べて帰るなんて
考えただけでも、オー、怖い怖い。(上から目線)

そして、そんな観光客を尻目に香海に行き自分が頼むメニューはこれ↓


『いわし鉄火丼』700円

すごく分かりやすいメニュー。これ以上もこれ以下も無いくらいシンプル。
どんぶりに盛られたご飯の上にちぎった海苔がパラパラと散らされ
そこにどんぶりを覆い隠すようにイワシの鉄火漬けの刺身がズラッと盛り並べられているだけ。
まさにイワシの味のみで勝負をする「本気」と書いて「マジ」と読むガチンコ勝負な一品。
下魚とされるイワシでこんなメニューを出せるのはこの店がイワシに自信があるからだろうね。
そして、自分は幾度となくこの勝負に挑んできたが、「参りました」と全敗してきている。

この旬の時期の「イワシ鉄火丼」を食べたら
自分の中に確立してたイワシのイメージを全否定される事間違いナシです。
そもそも新鮮なイワシの刺身ってものが想像つかないだろうけど
その刺身が優しくて甘い旨味にあふれているなんて
灰色のツミレや小骨丸ごとの煮物しか食べた事の無い人には理解不能だろうね。
イワシのイメージにあった血生臭い重たい感じはもちろん皆無なんだけど
ぶっちゃけ、マグロやカンパチよりも食べやすいのに奥深い味なんだよ。
いやー、やっぱり、いくら書いてもこの衝撃はわからんだろうなぁ。

とにかく、もし俺が東西新聞社のダメ社員だったら社主や父親とケンカしてでも
この時期の香海のイワシ鉄火丼は究極のメニューに加えるだろうし
他の食べ物屋から出てきた観光客の肩をガッと掴んで
「梅雨の時期になったらまた銚子に来てください。
  そんな東京駅のエキナカでも食えるような魚料理よりずっと美味い
    魚料理をご覧にいれますよ。」
と、言い放つ暴挙に出るに違いない。それくらい美味いんだよ。


ランチメニュー(イワシの天ぷら・ヒラメの刺身)&イワシのポンタ(単品メニュー)

ちなみに、香海にはランチメニューもあります。
10品くらいのメニューから2品を選ぶ方式の定食で上の写真がそれ。
単品で追加したイワシのポンタは「ポンタ」という謎のキーワードだけで頼んでみた。

まぁ、これはこれで普通に美味しいですよ。
ただ、刺身や天ぷらなら他の店でも食べれるから
わざわざこの店に来ていわし鉄火やイワシ定食を頼まないのは
もったいない気がするなぁ~、と。
それと、正直な個人的感想だけど、ここよりも観光客相手の店の定食の方が
同じような値段でも彩りよく派手で見た目が良かったり
質はともかくとして量が多かったりもする。
また、この店のようにイワシ料理の店とかの縛りも無いから
メニューの振り幅もあって選ぶ楽しみもあるし何かしら見つかるから
観光にきて無難に楽しんで帰る事を考えると
どの時期に行っても同じ内容の刺身定食や海鮮丼を出してくれる他の店の方がおススメ。

ただ、その人達は本当に美味いものを知らずに帰る事になるんだろうけど
知らなければ知らないでそれは幸せな事なのかもしれないね。


メニュー表にもイワシのカテゴリーがあるくらい鰯にこだわっている店です。

正直、今回のネタはもっと早い時期に書く予定だったけど
こんなネットの隅の吹き溜まりのブログでもそれなりにPVがあって
もし、次に自分が店に行った時にこの記事のせいで客が増えてたらイヤだなぁと思ってしまい
2週間程度の間に5~6回ほどイワシ鉄火の味を堪能しまくってようやく満足したからUP。
よく雑誌とかで「人には教えたく無い味だけど~」って書いてあるのを見て
「ウソくせぇよハゲ」とか思っていたけど
まんざらウソじゃない場合もあるって事がわかった。

この時期の銚子に来て一番美味い銚子ならではの魚料理は
香海のイワシ鉄火丼だと思う。(断言)

浜めし

2010年06月27日 | ランチ
昨日に引き続き、撮ったままパソコンの中のカオスと化していたランチ写真ネタ。

っていうか、ランチというより今回の『浜めし』は
どちらかといえば朝ごはんで行くお店ってイメージがあるんだよね。


『浜めし』

朝は8時から開いていてくれるので開店と同時に店に入って
朝定食を注文して10分くらいでかきこんで出勤するって事が多いかな。
なので、混んでいる店っていう印象は自分の中には無いんだけど
実際昼間に店の前を通ると観光客がうじゃうじゃと押し寄せてきてる人気の店ですね。


『三色丼』1300円

で、観光客に人気というのがこの三色丼。
この店には銚子の観光客相手の店にありがちな「海鮮丼」ってのが無い代わりに
イクラ・ウニ・マグロをぎゅうぎゅうに乗せた三色丼ってのが
観光客向けのメニューの代表になるんじゃないかな。
個人的にはこのドンブリのようにスキマ無く山盛りってのは威勢が良くて好きなんだけど
使ってるドンブリが4寸鉢なのかなぁ?一般的なドンブリより一回り小さい感じだよね。
だから写真情報を見てからこの店に来て実物を見たときには
『写真だと山盛りに見えるけど、実際はドンブリが小さいからそう見えるだけじゃん』って
想像と実物とのギャップがあるからチョット印象で損をしてる気がしてもったいないなぁーと。
十分食べ応えのある量があるから普通の5寸・6寸のドンブリに入れても大盛りに見えるし
今の盛り付けだと縁いっぱいまでイクラが乗っていてこぼれ落ちないか無駄に気を使うので
出来れば同じ量のままでいいからドンブリだけもう一回り大きい方がうれしいなと
密かに思ってたりもするんだな。

でもまぁ、三色丼を頼んだだけで味噌汁の他に小皿が3つもついてくるし
全体の見た目も華やかだし、味もなかなか美味しいと思うから
観光客の満足度が高く、食べログで上位にいるってのも分からなくもないね。



このお店は朝早くからやってくれるのと
銚子のごはん屋さんにありがちな昼の中休みを取らずに
午後5時までぶっ続けで店を開いていてくれるから
時間を気にせずに行く事が出来るすごく使いやすいお店ですね。


『朝定食(今回はたまご)』500円

と、いろいろ書いてみたものの、自分は朝から1300円のどんぶりを食べるという
大富豪でも無いので500円の朝定に落ち着くわけですけどね。
一人暮らしをしていると小皿が並ぶ食事なんて皆無ですから
やっぱりこのお店に行く時は朝定食をこれからも頼んじゃうよね。

ちなみに朝定食は朝10:00までとなっております。

3+7(サンタナ)

2010年06月26日 | ランチ


妙福寺にある『臥龍の藤』が見頃という事でいそいそと写真を撮りに行ったのは
すでに1ヶ月以上前の5月中旬の話。

で、妙福寺で適当に藤の花を写真に収めたところで
妙福寺からちょっと離れた住宅街の中にある3+7(サンタナ)でお昼ごはん。
ずっと前は銚子駅の近くの脇道あたりにあったよね。



ここはパスタ専門の喫茶店っていう感じかな。
住宅街の中にあるせいなのか自分が良く行く昼間の時間帯には
いつ行っても主婦の方々が2~3組はおしゃべりをしているのが見られ
近所の奥様方のちょっとした集まる場所になっている感じ。
書いてて初めて気付いたけど
男性客ってほとんど見たこと無いし、一人で食べてる人もあまり見かけ無いなぁー
もしかして、オイラってかなり浮いた存在だった?

ま、まぁそれはともかくとして
この日に頼んだスパゲッティーは『梅きのこ納豆』でした。


「梅きのこ納豆」700円

量はわりとシッカリあるんだけど
トッピングの具材が梅ときのこと納豆とアッサリ系ばかりなので
さらりと食べれてお腹もいい感じに満腹になれるのがイイね。
この辺のバランスの良さが奥様方に支持されるポイントなのかもしれないね。



自分はこの店のまったりとした雰囲気が好きなので
スパゲッティーを食べた後には
デザートを注文して外の木々の緑をボーっと眺めながらゆっくりとケーキを食べるのが
お決まりのコースになってます。

また、別の日にちょっとコクがあるのが食べたくて注文したのが


『たらこ』600円です。

これまた美味しい。コクが欲しいといっても基本的にさっぱり系の味付けなんだけど
さっぱり系だからこそ生に近い状態のタラコの味がイイ感じに楽しめて
クセになる美味しさがあるんだなぁ~

メニューは6~700円程度とお手軽な金額設定だし
定食屋に行く客層とは違って
おしゃべりしながらも周りに配慮も普通にできる人たちが多いから
お昼をしながら自分だけの時間を過ごしたいってときにはすごくイイお店ですね。

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3+7(サンタナ)、女性客に人気のお店です。
注意として、平日の2:30頃から5時まではパスタメニューが無くて
ケーキとお茶だけになるよ。あと、日曜休み。

それと、室内で、真ん中に黒い海苔、周りは明るいパスタで
コントラストがバリバリの状況での写真て難しすぎるなぁ・・・もっと練習しなきゃだ。

Curoccho'cafe (クロッチョ・カフェ)

2010年06月10日 | ランチ


平日のランチ時にお世話になる事が多いお店。
自分に便利な場所にあるからクロッチョカフェになる前の前の洋食屋の頃から
この場所のお店には何度も食べに行ってたよね。



クロッチョカフェはテイクアウトもやっているけど
自分はお店でのマッタリとした時間を過ごしたくて行く事が多いね。
お店の中はそんなに広くないけど心地いい音楽と雰囲気がいっぱいです。
ただ、たまに地元のおばちゃん達が話に盛り上がって
周りかまわず大声でしゃべって雰囲気ぶち壊してるくれる時も度々あるのはさすがド田舎銚子。
そういう時は運が悪かったと思って全力で早食いして早々に帰っちゃうね。



ここはベーグルをメインにたくさんのメニューがあるお店で
出てくるもの全部がすごく綺麗で目でも楽しめるのが良いよね。
もちろん味もどれもとっても美味しいですよ。



男性には1個だとちょっと物足りないかもしれないけど
女性にはちょうどイイくらいの量だと思う。
まぁ、ガツガツと満腹まで食べるようなお店ではないし
メニューによってはMサイズとLサイズが選べたりするので
何回か行って自分に合った量を選べるようになるのが一番だね。



ベーグルを食べた後にキャラメルラテでマッタリするのが自分にとって至高の時間。
この甘さが仕事で疲れてた体の細胞一つ一つに元気をくれて
「また仕事をがんばろう!」って気持ちにさせてくれます。



自分の生活圏内にこういう心まで嬉しくなるお店がある事はすごく幸せな事だと思います。

とんとろハム

2010年05月30日 | ランチ


香取市にある風土村で売ってるサンライズファームの「とんとろハム」を買ってきました。
昔、人に教えてもらってからたまに食べてはいたんだけど
風土村のある場所までが結構遠くてねぇ~。
しかも周りに何もないから何かのついでに行くって事も出来なくて最近行っていなかったんだけど
前回のブログで書いたように雨で仕事が早く終わったので
ちょっと寄り道する感じで久しぶりに買いに行っちゃいました。

少し前にフジテレビのベストハウス123でここのとんとろハムが紹介されたらしく
「ものすごく美味しいハム」第2位に選ばれていたそうで
店内に2位に選ばれたとの説明書き付きで陳列されていました。
個人的にはこういうテレビや雑誌で紹介されたとかってのは逆に引いちゃうんだけど
美味い事には変わりないのでそれは見なかった事にして購入。
とんとろハム以外ではホワイトロースハムと福耳ハム、炙りスペアリブも一緒に購入。

とんとろハムは「少し炙ってわさび醤油で食べてください」って説明があるけど
自分はこの方法だとまだ脂っぽい感じがするので
もう少しじっくりと焼いた下に書いてる自分なりの焼き方で食べてます。
これくらい脂を落としたほうが中年にはピッタリかと思います。

【自分流のとんとろハム調理】
焼き始める前に十分に暖めておいたグリルで約10分間程度焼きます。
目安は全体が綺麗なきつね色になりチョット焼き目が付くくらいがベストかと思います。
あとは適当な大きさにそぎ切りして皿に盛り付けたらワサビ添えて小皿に醤油を用意して完成。


とんとろハムのロースト (わさび醤油で)

脂を落とした脂身の部分は甘味とシャクッとした歯ごたえの塊となっていて
もう簡単にハムとは思わせない一品料理になってます。
自分は豚の角煮なんかも好きなんだけど、角煮のトロッとした感じとは全然違う脂身の美味さがあります。
これはこの肉だからこそ出来る料理ですね。



サンライズファームの肉は基本的に生でも食べられる加工肉なんだけど
火を通して焼いて食べたほうが美味しくなる気がします。
というか、むしろ脂身の多いとんとろハムや炙りスペアリブなんかは火を通して脂を切らないと
せっかくの美味さがまったく味わえないと思います。

ところで、とんとろハムはクリームパンくらいの大きさしか無いのにもかかわらず
1200円と結構良い値段をするので最初は躊躇してしまうのですが
7~800円で中途半端な満足をするくらいなら
ここで1200円出して本物の満足を知った方がよっぽどマシだと言いきれます。
とんとろハムは自分が満足できるだけでなく誰かに食べさせて自慢したくなる味です。結構オススメ。

あと、自分はビールをあまり飲まないのでホントに合うかどうか分からないけど
福耳ハムやグリーンペッパーハムなんかは結構スパイシーだからおつまみとして良さそうですので
ビールを飲む人にはこっちもオススメしておいてみるよ。

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っていうか、今、記事書くのに住所検索したらネットでも買えるのを初めて知った。
まぁ、実際店まで行って買った方が安い感じもあるけど
ネット限定のお値打ち品もいくつかあるみたいだから今度からちょっとネットも活用してみようかなと。
自分の為にもちょっとショップのリンクを残しておく。


サンライズファームのネットショップ

漁夫のプリン? 銚子・大久保の伊達巻き寿司

2010年05月26日 | ランチ
『伊達巻き寿司』はスーパーや総菜屋などで買って何度か食べた事はあったけど
伊達巻き寿司の元祖「大久保」で食べた事が無かったのがずっと気になっていたんです。
今までも何度か「大久保で食べよう」と店の前まで行ったりはしてたのですが
昭和の貧乏家庭で育ったせいか
『寿司は冠婚葬祭などの特別な時に奮発して食べる物』という思いが強く
寿司屋の前までは何度か行くものの
気持ちが負けてしまい「また今度にしよう・・・」と敵前逃亡を繰り返してました。

ところが先日、職場の先代にひょんな事からそんな話をしたら
「だったら、今から大久保に行こうじゃないか。全然そんな店じゃないから。」と
トントン拍子に話が進んでいき、念願の大久保の伊達巻きずしを食べる事になりました。


ついに大久保の店内に入る日がやってまいりました。

店内中央には寿司屋のカウンター席がドドーンと備え付けられていますが
半個室のお座敷席も5~6ヵ所作られていて全然よくある店と変わらないフレンドリーな雰囲気。



メニューにも時価やおまかせは書いてあるものの、ほとんどのメニューには値段が決められており
とりあえず自分のような貧乏人でも金額にドキドキしながら食事しなくても大丈夫だし
自分の持ってた寿司屋のイメージとはかなり違っていて驚きの連続でした。(これは普通の事なのか?)

で、今回注文したのは伊達巻きの上にぎり。



そうそう、コレですよ!
長年待ち望んでいた元祖大久保の伊達巻き寿司にようやく出会えました。
いやぁ~素晴らしい!何だかわからないけど格の違いを感じます。
北斗の拳的にいえば、今までスーパーで買ってた伊達巻き寿司は『ジャギ様』で
大久保の伊達巻き寿司は『ケンシロウ』っていう程出てるオーラが違います。
これはもう、本物と模造品の差を「これでもかっ!」というほど見せつけられた感じで
気付いた時には「お前はもう死んでいる」とか言われちゃってたくらいの衝撃。



もともとこの伊達巻き寿司が作られた由来は
銚子の漁師がその日豊漁で、仕事帰りに大久保に来て
『とにかく疲れがとれて、腹が目一杯ふくれるものを出してくれ!』という注文をしたら
その時の板前さんが当時まだ贅沢品だった卵や甘味を惜しみなく使って出したのが始まりだそうです。

ちなみに、この伊達巻きの見た目や味のイメージが現在のプリンに似ていることから
別名で「漁夫のプリン」と呼ばれたりするようになったと言われているけど
「漁夫のプリン」なんて言い方してるのは正直自分は聞いた事が無いね。
これは観光向けに作った言葉か?JRを『E電』と呼ぶくらい聞いてて恥ずかしいです。
むしろ、「寿司を豪快に食おうとしてるパックマンかよっ!」ってツッコミたくなる見た目だと思ってる。

特に正式な食べ方が決まってはいないけど
他の一般的な寿司のようにシャリとネタを一緒に食べるって事はしなくて
ネタ(?)の卵の部分は皿に置いたままハシで一口分ずつ切り分けて食べて
シャリ(?)の巻き寿司の部分は単独で普通の巻き寿司として食べるのが一般的かな。
間違ってもネタとご飯を一緒に箸で持って頑張って口に押し込んで食べたりはしないんじゃね?
あと、「甘い」って言葉だけが先行して寿司ネタとしてどうなのか気になるかもしれないけど
大久保の伊達巻き寿司は甘さがクドイって事はなくて美味しく厚焼き玉子的に食べれたな。
スーパーとかでパック売りしてるようなやつだと甘マズ過ぎてキツイ事はあるよね。

お腹一杯食べたいとか量的なものを求めるならそれなりの料金が必要になってくるけど
見て楽しむ食事という点では話題性も高くてかなりいい感じです。
今では市内の何軒かで伊達巻き寿司を出してるけど、やはり元祖は食べておくべきですね。
ホント、今回は運よく食べに行く事が出来て良かったです。
また食べに行きたいと思うけど一人で入る勇気はまだ無いので次は何年後になるのやら・・・


魚屋の台所

2010年05月16日 | ランチ
一緒に鳥の事をやってる人と遅めの昼食兼夕食を食いに行く事になったが
何が食べたいと聞けば「せっかくだから魚がイイ」ということだったので
まだ連れて行った事が無い「魚屋の台所」に行った。

もともとこの周辺のご飯屋さんは観光客相手の店が多いせいか
夜も開店している店ってのが思ったほど多くないので
営業時間を知らないまま中途半端な夕方ころに店に行くとエライ目にあうが
この店は昼休みの時間がある分、夜もやっているのでその辺は安心して行く事が出来る。



ここは地元の人が居酒屋的に使う事もあり
メニューの数も多く内容もいろいろと揃っているので
観光的に連れてくるにしてもお酒を飲む人を連れてくるにしても重宝する店です。


連れて行った人が注文した「刺身たっぷり定食」。


自分が頼んだ「海鮮丼」。

もう食いきれないっ!っていうような荒々しい盛りではないが
「今日は食べたねぇ~」って感じになるくらいの量はあります。
今回はお互いセットメニュー的な注文のみだったけど
さきに書いたように居酒屋的なところもあるので
単品メニューが結構いろいろな種類揃っているので
キンメの煮付けを頼んだりカサゴの唐揚げを頼んだりして
自分のおなかの満腹具合をみながら漁港ならではの味を堪能するとイイと思います。



この地域では当たり前の手書きメニュー。
その日に揚がったものを使う店だからこその手書き方式。
たとえ同じ刺身盛り合わせを頼んでも
水揚げによって刺身の種類も変わるし、値段が変るのは当たり前ですね。

萬屋の更科そば

2010年05月14日 | ランチ
カメラの練習で始めたランチシリーズ。
ネタがたくさん溜まっちゃったままになってるので今回も在庫からです。
今回のお店は猿田駅近くの更科そばで人気のお店「萬屋」。

休日になると開店と同時に人が押し寄せて
閉店まで常に順番待ちの人がいる状態が続くほどの人気のお店ですね。



ただ、自分はもともと長野生まれ長野育ちなので
『蕎麦と言ったら灰色だろう!白い蕎麦なんて邪道!!』
っていう信州そばのスパルタ教育を幼少時から受けて育ってきたので
初めて萬屋の更科蕎麦を食べた時には
さすがに「うどんぽい」とかって味音痴なことは事は言わないけど
「コシやのどごしはともかく、蕎麦の香りが無くて蕎麦っぽくないなぁ」と
自分の中の蕎麦の基準と大きく異なった更科蕎麦というものに戸惑いを感じたのだが
その時注文した蕎麦に乗っていた野菜の天麩羅が最高に美味しかったのが忘れられず
2日後にはその天麩羅目当てに再び萬屋に行き同じ物を注文。
すると、野菜の天麩羅が美味いのはもちろんなのだが
更科蕎麦≠蕎麦とすでに認識した事もあって
あらためて蕎麦基準ではなく更科として味わって食べてみると
実に心地良い食べ物であることに気付かされました。

何をいまさら言っているんだって話かもしれないけど
つまり、ぬれせんべいや、一心のカツカレーや、銚子の伊達巻寿司のような話ですよ。
初めて食べた時は名前のイメージから来る自分の予測する触感や味とは違い
まったく独自の触感や味覚であることから大多数の人が精神的に凹んでしまうけど
一度学習してしまうと次からは「あー、これこれ!この味だったよ!」ってなる
つまりそういう感じってことです。

そんな感じで、更科にも慣れ、自分の中の萬屋お気に入りメニューになったのが
下の画像の『野菜おろし(そば)』です。


『野菜おろし(そば)』

どんぶりの上を完全に覆いつくすように様々な野菜の天麩羅が乗っていて
さっぱりとした更科だからこそ逆に野菜の優しい甘みまでうれしく感じられます。
ホクホクのカボチャや柔らかいけどサクッとした歯ごたえの残る玉ねぎ
そして汁を吸って柔らかくなった衣も全部美味しいです。

・・・って、肝心の更科が写ってなかったよ!
あちゃー、食べだすと一気に食べちゃうからすっかり忘れてたよ。



そんなわけで、更科ってことが写真でも見て取れるようにと
別の日に上天ざる(そば)を注文してみましたよ。


『上天ざる(そば)』

結構山盛りな感じになってるけどこの店ではこれが普通。
なので、知らずに大盛りとか頼むと結構大変かもしれないですね。
上天ざるは初めて頼んだけどこれも満足の味でした。
この日、食べ終わって家に帰るまでの運転中蕎麦を思い出すたびに
「いやぁ~美味かったなぁ」と同じ独り言を何回もリピートしちゃいましたよ。

←天麩羅うまし!

職場からちょっと遠いのと平日でも昼食時は混むから
調査で午後が外出の日で昼食の時間をずらせる日じゃないと行けないけど
そこまでしても行きたいと思っちゃうお店です。