腎生検

2016-04-20 11:19:34 | Weblog
昨夜もまた、殆ど眠れず
5時過ぎ、生検から12時間以上過ぎたし…と自己判断で横向き(右下)になり、90分程熟睡
腰の怠さと少々の頭痛


昨日の腎生検
14時から病室のベッドで、ということで、30分程前にCTと滅菌済の機材(器材?)をベッドサイドに搬入

10分位前に、検査に携わる医師と研修医・学生(5年生だそう)が登場
学生などの見学についてその場で許可を求められ、断れる患者は稀ではないかなぁ…苦笑

ベッドに吸水シートを広げ、その上で俯せになり、背中~腰を露にして、エコーで腎臓の位置を確認
前日(4/18)に左右の腎臓をエコーで確認しており、この日は検体採取する左側のみ
右側は肝臓などの臓器が集まっているため、たいていは左側の腎臓から検体採取するそうです
この時、呼吸と採取のタイミングとをリハーサル(息を…吸って~吐いて~吸って~10秒位止めて…)

確認が済んだら、患部を消毒(この後、しつこい位に何度も消毒)
抗生剤ともう一種類の合計二本の点滴を、時間差で開始

身体にシートを被せ、患部のみを出して、局所麻酔
これ、案外痛いです
麻酔は効き具合を確認しながら、追加されます

俯せになってからは、担当医の説明(これから○○します)で想像するしかないのですが…

採取器具を刺し、エコー画面を見ながら位置を確認
呼吸を指示し、患者が呼吸を止めている間に採取
その際、バチンというおもちゃの安物ピストルのような音がします
上手く組織が採取できない時もあるので、複数回(昨日は4回でした)行う

終了後は、20分間医師が圧迫止血(男性医師が5分ごとに交代)

患部消毒~テーピング~着衣(パジャマ)を整え、身体を仰向けに
アイスノンをベッドに置き、その上に身体(患部)を乗せて2時間冷やす
この間随時血圧測定、看護師が弾性ストッキング(血栓予防の為)を履かせてくれる…本来は一番最初にするようですが、器具類が運びこまれてあれよあれよという間に始まってしまい、タイミングを逸したらしい(苦笑)
アイスノンを砂嚢にかえ、一晩圧迫
この間は仰向けになった状態を保持

水分摂取は、ストローを利用
食事は寝たまま
と言っても、さすがに仰向けでは食べられませんから、横向きになり一口二口、口に入れては再び仰向けになり咀嚼、を繰り返す
我ながら行儀が悪い話と思いましたが、仕方ありません
食後、顔を拭く蒸しタオルを渡してくれました

トイレはカテーテルを希望していましたが、担当医としてはその都度の尿の様子(血尿の有無)を看護師に確認してほしかったようで、結局はおまるに

翌日、抗生剤の点滴(30分)と、CT(ストレッチャーで検査室へ移動)
CTの結果は良好とのことで、「安静」生活から無事に解放されました(^^)v
検査結果については、次回外来での説明になるでしょう

採取そのものは30分にも満たなかったのではないかしら
20分の圧迫止血は、患者よりも医師が大変そうです
検査そのものは動脈カテーテルの時のほうが大変でしたが、検査後は腎生検のほうが辛かったかも

ユルさ

2016-04-19 13:00:04 | Weblog
病棟のカラーというか雰囲気の違いというものは、あって当たり前
同じ建物でも、一つ階が違うだけで雰囲気が随分違います

放置プレイとまでは言わないまでも、結構アバウトな対応のこのフロア

シャワーは男女が曜日で分かれているはずなのに(女性は火・木・土)、指定された時間に行ったら、シャワー室から出てきたのは男性(私と同年代位か)で、ちょっと驚きました
ドライヤーは、前の病棟では1台しかなくてナースセンターで管理していましたが、こちらではシャワー室入口横のワゴンに2台あって好きに使えます

夜の巡回は、廊下を歩く足音がしても室内にまでは入らず
この病室には夜中にナースコールを必要とする患者はいないらしく、ビックリするほど静かです
前は一時間毎に確認していたはずの私の点滴も、終了時間までほったらかし(医師の指示がなかったのかな)

正午には、14時から生検なのに昼食が配膳されて、目がテンになりましたよ
食べたかったけど、お断りしました(検査後に食べやすいように御飯がおにぎりになっていたらしい)

薬に至っては…
纏めて渡していた薬のうち、金曜日までの四日分を小分けしてくれたまではよかったのですが、一回に三錠飲む薬が二錠分でカウントされていたので、さすがに、ね
残りの薬も返されていましたから、必要量を移しておきましたが…
薬の量に変更があれば、処方した循環器の主治医又は薬剤師から事前に連絡があるはずですが、何の通知もないのですから明らかにナースのミス
前の病棟では考えられない、ごくごく基本的なミスなだけに、ヲイヲイと思いましたよ
昨日渡されて、気付いたのは今朝のこと
「御意見欄」にきっちり書くつもりでいます

白いKyoton( 笑)

2016-04-19 11:27:26 | Weblog
見馴れた環境であっても、誰かと一緒の部屋は落ち着かないようで、昨夜は殆ど眠れず…
ここにいる限り、睡眠不足は気にしていませんけどね(苦笑)


10時だ14時だ、と錯綜していた生検は、一番最初に告げられた14時で決着
朝の薬は飲んだけど、食事は朝昼二食抜き
まぁ、シャワーを使う時間があったのは有り難かったですね

シャワーの後、タオルなどを片付けていたら、「今日は回診日です」と声をかけられ、教授回診(笑)
大学院教授(病院ホームページで確認)である部長と、若手スタッフ三名
循環器の時のように主治医が教授に説明するスタイルではなく、教授自ら気軽に手早く問診(担当医は変わってきのうが初顔合わせ、検査データしかないのですから、こうするしかなかったのかも)
病名は生検の結果で特定するとしても、その原因を追及したい、という意識を強く感じました
これは循環器でも同様で、大学病院の志向性なのでしょうが、患者としてはモルモットとまでは言わずともサンプルデータになった気分ですね
最後、「腎生検頑張ってください」と専修医に言われて一寸だけムカッとしたのは内緒の話(笑)


回診終了後は、点滴(ケイツーN)を30分
ワーファリンの服用を止め(4/16以降)、ビタミンKの不足からくる血液凝固のし難さを抑制する…て感じですか

それにしても、お腹がすいた(/_;)
献立表によると、
朝食…パン、ジャム、オムレツ、付け合わせ、大根サラダ、果物、牛乳
昼食…御飯、鮭のクリームソースがけキャベツとはんぺんの酢味噌、薩摩芋サラダ、デザート
だそうです
昼食は、主食・主菜を焼きそば&春巻に変更できます(要事前申込)

あれこれと…

2016-04-18 19:14:24 | Weblog
S医師から引き継いで担当医になったH医師は、専修医とともに登場
もともと循環器がメインで腎臓内科はオマケみたいなものだったから仕方がない面はあるのですが、繰り返しのような問診をされると、そんなものは今までのカルテを見てくれ、と言いたくなってきます



14時半過ぎから点滴開始
懐かしのヘパリン…苦笑

入院前の話では、入院翌日の午後に腎生検とのこと
それが点滴をセットした時には明日の10時からと言われ、更に、時間が遅くなるかもしれませんと夕方に言われ…
何時だってかまいませんけど、朝食抜きで昼食は延食ですから、最悪朝昼二食抜きになるかもしれないし、検査後に服薬との指示ですから、いつもは朝食後の薬を一体いつ飲めばいいのかしら、と…

まぁ、前回カテーテルが土壇場で翌々日に延期になったことを思えば、大したことではないかな(笑)


夕食…
チャーハン!?、焼売2個、茹でキャベツ、もやしとキュウリのごま和え、オレンジ三分の1

一般食を二回食べての印象…これ、減塩食で通用するのではないかしら
例えばチャーハン、殆ど味がありません(米の味すら感じない)
グリンピースと細切れ(1ミリ角位)のハムと卵がお義理程度に見えましたが、御飯の粘り気から想像するに、炒めたものではなく炊いたものではないかなぁ
ハムだって、味がなかったし
焼売は市販品でしっかり味がついていましたし、もやしとキュウリも然り
バランスを考えるなら、主食を極薄味にするしかないということですね

ビックリしたのは、夕食時間の早さと配膳
17時40分頃に「夕食が届いたので、取りに来れる人は来てください…」と声がしまして………
前の時は18時前後、病状問わずベッドに配膳してくれたものですから
ま、私の場合は、点滴がありますから配膳してくれました(笑)
シリンジポンプという機械で点滴量をコントロールしているので、電源コードを外さないとベッドを離れられないのですよ
もちろん、売店や洗面所・トイレに行きたい時は、勝手にコードを抜いています(笑)

同じ病棟でも、階が違うと微妙に違いがありますね
ナースの数が少ないし、看護助手はもっと少ない…
薬も最初に確認しただけで、後は自己管理
飲んだかどうか、確認の声かけをして、個数確認などはありません
レントゲンと心電図でも、「今から検査室に行ってください」だけ
検査室のスタッフから、「付き添いはいないの!?」と驚かれてしまいました

前回が至れり尽くせりすぎ、だったのかもしれませんね


さてさて、明日はどうなりますか…

予定通り…

2016-04-18 14:02:15 | Weblog
目が覚めたのは7時半過ぎ………慌てて朝食を摂り、身支度を整え、生ゴミを出して、タクシーで病院へ
前夜までに荷物を用意しておいて良かった…苦笑
10時ちょうどに病院の玄関を通り、入院手続きの窓口へ行くと、番号札は14番
待つこと15分ほどで呼ばれ、事務手続きの後にナースによる健康チェック(問診)、病室案内…
二度目の入院ですし、フロアは違うものの前回と同じ病棟ですから、まぁ勝手知ったるところですが、初めてだったらこの放置プレイは不安になるかもしれません

ナースセンターに声を掛けてベッドを指示され、先ずは荷物整理と着替え
体温・血圧・脈拍・身長・体重を測定し、担当医との顔合わせと検査、採血・検尿・レントゲン・心電図、合間に昼食

腎生検は明日の予定
4/16からワーファリンの服用を止めているため、血液検査の結果が出たら点滴になるのかな…
今は、束の間の休息です


食事は一般食で、一部メニューを選択できるのですが…減塩食でなくていいのかしら(笑)

昼食は…
御飯、サラダ(千切りキャベツ、トマト四分の1、ゆで卵二分の1)、キューピー1000アイランドドレッシング、きんぴらごぼう、白身魚(カレイ!?)のムニエル、フライドポテト3本、森永おいしいぶどうゼリー

たかだか一週間なのに…

2016-04-17 12:08:24 | Weblog
昨夜、日付がかわる頃から凄まじい風
風の音と時たま揺れるアパートの2Fとで、台風並みと言うべきか…
iコンシェルの鉄道運行情報でも、強風による遅延が続々と
日曜日で多くの方は休みですが、残念ながら私は仕事┓( ̄∇ ̄;)┏
せめて、出勤時には強風で雨雲が消えてくれると有難い…



午前中は、明日からの入院にあわせて荷物をパッキング
たかだか一週間の予定なのに結構な量になりまして、20lのリュックがパンパンです(;-_-)=3
前回の入院から考えると、前半の四日間は点滴に繋がれたままと予想
八人部屋ということですから、屋上にしか洗濯機がない病棟に入った場合はある程度の数の着替えやタオル類が必要かなぁと…

大体、入院前日(今回は月曜入院のため前の週の金曜日)13~15時に病室決定の電話が来るはずが連絡がなく、こちらから電話をしなければならなかったし、最初に渡された説明書には10~14時入院予定とありましたが、電話では10時までに入院受付に来るようにとの指示
入院翌日の午後が腎生検ですから、その前日に色々な検査や準備があるのはわかりますが…こんなに気忙しくなるとわかっていたら、今日は仕事を入れなかったのになぁ、とぼやくばかりです(苦笑)


それにしても、旅行に行く時でも、荷物はここまで重くなかったような…
これを抱えて(背負って)朝の混雑した電車に乗ることを考えるだけで、ホント憂鬱になってきます
それに、何やら人外魔境の地へ赴くような気分ですねぇ┓( ̄∇ ̄;)┏

寝惚けたのか惚けたのか…

2016-04-13 18:18:19 | Weblog
先ず、訂正を
×我が名はアラム→○僕の名はアラム

本のタイトルを間違えるなんて、あまりにも基本的すぎるミスです<(_ _)>
言い訳をすると、遥か昔に読んだ時の邦訳タイトルは『我が名はアラム』だった………いや、言い訳にはならないか(ーー;)




一昨日あたりの予報では今日明日は雨とのことでしたが、今日は午前中にパラリと降った程度
午後は時折晴れ間が見えたりして………


昨日(4/12)、出勤前に母の様子を見に実家へ
落ち着いて過ごしているようでしたが、金融機関への付き添いを頼まれたので、オフ(4/13)の午前中に行くことにして、当日電話をもらうことに
で、今日(4/13)の午前中…のこと
前夜が久々の30分オーバーの退勤だったせいか、やたらに眠くて、その上、待てど暮らせど電話がない…
うとうとするうち、「雨だから明日にしようと思う」と電話で話をした夢をみて、目が覚めたら正午過ぎ
いい加減しびれを切らし、14時頃にこちらから電話をすると「電話で明日にしよう、と言ったでしょ」と言われまして、脳内で???が飛び交うばかり
あれは夢ではなく現実だったのか!?
改めて着歴を確かめると、11時半頃に電話があり、会話をしている様子
どうやら、夢と現の区別がつかなくなったらしい┓( ̄∇ ̄;)┏

かなりの衝撃を受け不安を感じた、卯月半ばの午後でした

しかし…
明日と言ったものの、今日明日で片付けたいことがいくつかあったし…
母は、オフの私は暇人だと思い込んでいるフシがあり(あえて否定はしませんが)、かなりアバウトな時間設定になるため、本来なら30分で片付く作業が半日がかりになってしまうことも少なくない…
今日も電話待ちで午前中を潰され、明日もまたか、と思うと結構へこむのですよね
今は父が常時在宅ですから、母のペースで家事ができないと思い、キチキチ時間を区切るようなことをしないため、結果として私的にはずるずる無為な時間が過ぎていく…
父の通院に付き添う時のように、時間設定したほうが逆に良いのかしら

本日の収穫

2016-04-12 14:32:28 | Weblog
昨日から今朝にかけては、季節が逆戻りしたような寒さ
満開の八重桜、ちらほら散りはじめた垂れ桜…
一方、花水木や躑躅が咲きはじめ、季節は確実に移っていくなぁと、当たり前の感想を



このところ、憂鬱な相手からの電話や母の体調不良など、心ざわめく日々
母のほうは、時たまある腹痛で、過去その度にかかった病院では原因ふめいのままに症状が落ち着いてそれっきり…
元々胃腸が丈夫ではないタチなので、父の入院以来の重なる疲れやストレスとここにきての気温の変化とで、久しぶりに症状がでたのかもしれません
年寄りと病人とを相手にせざるを得ない弟が不憫だと、思うばかりです



本日の収穫
二冊とも新潮文庫
*我が名はアラム(ウィリアム・サローヤン 柴田元幸訳)
*結婚式のメンバー(カーソン・マッカラーズ 村上春樹訳)
*須賀敦子を読む(湯川豊/集英社文庫)

須賀~は、かつて新潮文庫ででていたもの

サローヤンやマッカラーズは学生時代によく読んだのに、忘却の彼方(ーー;)