長月の終わりに…

2012-09-30 18:19:40 | Weblog
風は幾分あるものの、朝から良いお天気でした。
地元の鎮守社は無事に祭礼を終え、私も図書館へ出掛け…。
関東地方では、空模様を気にしながらも、多くの方は用件を片付けられたのではないかしら。

まぁ、今夜のお月見は仕方ありませんね。
昨夜(と言っても、9/30の0時半頃)、仕事帰りに朧ながらも月を愛でることができましたから、良しとしましょう。



図書館で借りた本
*東京セブンローズ(井上ひさし/文藝春秋)
*小沢昭一的 新宿末廣亭十夜(小沢昭一/講談社)
*バックラッシュの生贄 フェミニスト館長解雇事件(三井マリ子 浅倉むつ子編/旬報社)

ちょっと過ごしやすくなると、活字への親和性も高まるような…現金なもんです(苦笑)。
ただし、バックラッシュの~はそんな暢気な内容のものではなさそう。

二十年少々の地方暮らしは目の前のあれこれを片付けることで手一杯な日々でしたが、それでも「ジェンダー」や「男女の共同参画」などの文言への圧力(内容を吟味する以前に“言葉狩り”が行われた印象)が報道の端々から感じられました。
それは単に男女平等への動きに対するパッシングにとどまらず、映画『靖国』や写真展『重重』といった芸術表現への圧力や最近の生活保護への無知・無理解からくる偏見など、あらゆる方面と繋がっているような気がします。
すべてに共通するのは、少数者や弱者に対する偏見や蔑視・差別意識でしょうか。
勿論、生身の人間ですから、偏見や差別意識などがあることを否定しません。
私だって、日常のちょっとした場面で舌打ちしたり、だから「○○は…」と思うことはしょっちゅうあります。
ただ、常識ある人間であれば、自分の意に沿わない存在を社会的に抹殺したいとまでは考えませんよね。
ところが、世に現れている動きは存在そのものを抹殺しようとしているらしい…。
「あの都知事だから…」とか「○○会だから…」とラベリングをしてわかった気になるのではなく、背景にあるものを知りたいと思っていた時に見つけたのが、『バックラッシュの生贄』。
日常生活に支障のないように(怒りで何も手につかなくなっては困りますから)、読み進めてまいりましょう。

本日の収穫

2012-09-29 12:51:09 | Weblog
台風17号は、明日午後紀伊半島上陸の恐れ、だそうで…。
結局、来ちゃうのですねぇ┓( ̄∇ ̄;)┏

地元の鎮守社の祭囃子が聞こえますが…今日はともかく、明日のプログラムはどうなりますやら。



一昨日あたりから、時折右前頭部に痛み。
1~2分で治まる痛みですし、正確には数えていませんが一日に数回位なので気にしなくても良いかな。
一応、メモ代わりにここに記録。



本日の収穫
長月最後の図書購入…。
ネットで注文していたものがこのタイミングで届いたのですが、今月はちと買いすぎたような(ーー;)
*猫町(萩原朔太郎 画・金井田英津子/パロル舎)
*幸田文対話 上(幸田文/岩波現代文庫)
*人間と環境への低レベル放射能の脅威 福島原発放射能汚染を考えるために(ラルフ・グロイブ他/あけび書房)

朔太郎は特に好きと言う訳ではないのですが、装丁が気になって。

福島原発事故、この期に及んでは低レベル放射能汚染と呼ぶ次元ではないと思いますが…。
明日はオフなので、雨風の音を聞きながらぼちぼち読むといたしましょうか。

荒川船上セミナー

2012-09-28 10:25:19 | Weblog
時折晴れ間が覗きますが、まだ曇が多いですね。
空気はひんやり、個人的には外出日和。



昨日、病院の後、出勤までの時間調整で立ち寄ったショッピングモールの一角に、荒川についての展示コーナーが設けられていました。
荒川放水路、昨年が建設から100年だったそうです。

国土交通省荒川下流河川事務所が作成した様々な資料が、持ち帰り自由で置かれていました。
さすがに国が絡むと資料も立派です(偏見かしら…苦笑)。
紙質は上等(再生紙使用、となっていますが)で写真資料も豊富。
荒川知水資料館での配布資料を兼ねているのかもしれませんね。

ところで、荒川下流河川事務所では『荒川船上セミナー』という催しを行っているとのこと。
荒川の水面をレクチャー付きで進めるなんて、滅多にない機会です。
面白そうなので早速申し込みましたが、くじ運は(くじ運も)弱いから参加できるかどうか(ーー;)


ちなみに、第4回セミナーは10月19日(金)13:00~16:30。
コースは、荒川知水資料館(集合・見学)~岩淵船着場~荒川ロックゲート~番所橋船着場~荒川ロックゲート~岩淵船着場~荒川知水資料館(解散)。
定員は30名(抽選)、参加条件は小学生以上かつ船内でのアンケートに協力できる人…のようです。

申込方法は、メール・FAX・ハガキのいずれかの方法で、1.住所 2.氏名 3.年齢 4.当日の連絡先 5.イベント名 6.参加日 を参加者全員分明記し、下記の荒川下流河川事務所へ(締切は10月9日 必着です!!)。

申込・問合せ先
荒川下流河川事務所 地域連携課「荒川船上セミナー」係
住所:〒115-0042 北区志茂5-41-1
TEL:03-3902-8745(月曜~金曜9:30~18:00)
FAX:03-3902-3670
メールアドレス:arage-amoa@ktr.mlit.go.jp


ナサケナイ話、かな

2012-09-27 14:34:20 | Weblog
今のところは、晴れ時々曇り、風強し…。
お天気は下り坂との予報。
月曜日同様に、傘があっても靴の中まで水浸しになって帰宅するのかなぁ┓( ̄∇ ̄;)┏


午前中、先月の健康診断の結果を貰いに病院へ。
大腸がん検診を追加したために結果通知日がずれ込んだことと、母の入院・手術が終わってから我が身のことに取りかかろうと考えた結果、ひと月放置してしまいました(;-_-)=3
ま、予告編は健診の直後にあったわけで、今日はそれをどう扱うか、という話。
結局は、今回診てもらったバス利用15分の距離の病院から、徒歩15分の総合病院へ紹介されることになりました。
徒歩圏内の総合病院は住所がお隣の区なので、この度の健診には利用できなかっただけのことですが…何か、複雑な気分ですな(苦笑)。
今日はこれから仕事ですし、来月のシフトが確定してから予約の電話を入れるとしましょう。

まぁ、トシをとると色々ありますね(苦笑)。
来月は、うっかり予定をブッキングしてしまうし…。
幸い、時間がずれていたことと場所が近かったことで、キャンセルせずに済みそうですが、いやはや(ーー;)
ヤキがまわったかな(´ヘ`;)

今日の映画②

2012-09-27 01:28:37 | Weblog
で、お次は“天地明察”。
実は、“白雪姫と鏡の女王”とどちらにしようか迷ったのです。
でも、先に見た“ROCK OF AGES”の弾けっぷりがあまりにも見事でしたので、二本目は落ち着いた雰囲気の作品にしようかと(苦笑)。

原作は2010年に本屋大賞を受賞した冲方丁の同名の作品ですが、私は未読。
そもそも、小説それも昨今の話題作は滅多に読まなくなってしまいましたから。
理系オンチかつ囲碁も全くわからないに等しい身の上ですから、途中で瞬時途方に暮れかかりましたが、映像の力で何とかクリア(むしろスルーした、と言うべきか)、2時間21分という上映時間を乗り切ることができました(笑)。

安井算哲は碁打ちとして将軍に仕える一方、算術や天文にも長けていました。
あることがきっかけで、北極出地に加わることになり、更には新しい暦を作るリーダーに抜擢されます。

素直で真っ直ぐな印象の作品、と言うべきかな。
松本幸四郎・岸部一徳・笹野高史・中井貴一のベテラン勢…ことに松本幸四郎の貫禄と言うか存在感と言うか、そこにいるだけで一気に場が引き締まるところが今更ながら凄い。
関孝和役の市川猿之助は、算哲との場面で力負けしたような。
意外にアレッと思ったのは、染谷将太演じる徳川家綱。
見た目はいかにも頼り無さそうな将軍ですが、喋るとなかなかの貫禄が漂っていました。

北極出地のロケハンや算術・測量などの大小道具を揃えるのは、さぞかし大変だったろうと思います。
実際、話の展開ばかりではなく、ロケ地や各種道具類、測量場面なども興味深かったですね。
一粒で何度も美味しい映画でしょうか(笑)。
ただ、最後の京都で日蝕を待つ場面は引っ張りすぎ。
その上、ここで妻女を登場させるのは非現実的ではないかしら。
まぁ、原作がそうであるなら、何も言えませんが。
でも、いくら水戸光圀の後ろ楯があったとは言え、女房が江戸から京都まで気軽に出られるとは考えにくいのですよね。
それから、久石譲の音楽が流れると、つい“おくりびと”を連想してしまいました(ーー;)
滝田監督は、このテのメロディやアレンジが好みなのでしょうかね。

あれこれ突っかかりはしたものの、全体的には贅沢で見応えのある作品に仕上がっているのではないかなぁ。
見て、後悔することはない映画だと思います。

今日の映画①

2012-09-26 21:59:33 | Weblog
朝晩、本当に過ごしやすくなりました。
日中も、まぁ…苦笑。
しかしながら、このまますんなり秋本番とはいかず、露払いを買って出たかのような台風が2つ
18号はこの週末あたり関東沿岸を北上するようですが、上陸はなさそう。
問題は17号です。
この強大さは一体何?
それに加えて時速10キロというノロさ。
大陸方面へ向かうかと思いきや、月末には進路を東へ変えるようで…あんな規模の台風に直撃されたらどれほどの被害が出るのか、正直、考えたくもありませんね。


さてさて…。
オフの水曜日は、地元のシネコンへ。
今回は、“ROCK OF AGES”と“天地明察”の二本を選択しました。
相変わらず、ミーハーでして(^^;;

ROCK~は、同名のブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもの。
1980年代のロックで紡いだ物語を見るのも悪くない…と言うより、弾けっぷりに感心しました(笑)。

舞台は、1987年のハリウッド・サンセット通り。
ライブハウスで働く歌手志望の男女の恋物語と今や落ち目のカリスマ・ロックスターの復活の物語が絡まったもので、ありふれた話と申せましょう(ミュージカル版とは多少ストーリーが違うらしい)。
落ち目のロック歌手・ステイシーを演じたのがトム・クルーズでして…このヒト、こういう役もハマって演じちゃうんですねぇ。
みっちりトレーニングしたのでしょうが、かくもかっちり歌いきるとは!!

私の目的は、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
彼女の歌と踊りの実力は“シカゴ”で証明済みですが、サラ・ペイリンを連想させる市長夫人役にはただもう笑うばかり。
敵役で終わるかと思ったら、ラストでの変貌に唖然。
出番こそ少なかったものの、一番弾けた役柄だったと思いますね(笑)。

曲に乗って、思いっきり笑えて、上出来の娯楽作品でした。
サントラ盤が欲しくなりそうな…笑。

お中日

2012-09-22 19:56:27 | Weblog
急速に、秋らしい陽気へ。
明日は雨で長袖の出番らしいですが、どうせまた暑さが復活するのでしょうね。
三寒四温ならぬ、三暑四温(苦笑)。


本日は終日在宅になりそうな流れでしたが、図書館で借りた本の返却期限に気付き、夕方外出。
昨日まではなかった祭提灯が、隣近所の玄関先に吊るされていました。
月末は、この地域の祭礼のようです。
先週は線路の向こうにある神社で、今度はこの町会の鎮守社での祭礼。
各々の役員さんたちは、さぞかし御苦労なことでありましょう。


帰りはファミリーマートでおでんを購入。
昨日・今日は一個70円とのことで、大根・がんも・巾着を選びました。
ファミマのおでんは初めてですが、汁がセブンイレブンよりも気持ち薄味のようですね。

子ども時分は、木枯しの頃になるとおでんの屋台が近所の公園に出ていたものです。
ボールやこんにゃく・ちくわぶなどは10円でしたね。
子どもの小遣いでも賄えましたので、結構おやつ代わりにしていたような…笑。
公園の植木に百舌鳥の早贄を見つけたり、山茶花が咲いていたり…。
ううむ、季節を先取りしすぎたかしら(笑)。

一雨ごとに秋らしく…なるでしょうか?

2012-09-21 13:58:49 | Weblog
午前中は母の外来診察に付き添い、頼まれた買い物をしてから帰宅。
昼食を一緒に、と言われたのですが、とにかく眠くて断りました。
帰ってみれば、昼寝よりも先ずは洗濯(苦笑)。
念のために部屋干ししたところで雷雨となり、早めに戻れて良かったと、安堵したところです。


今日は外出をせず、前日購入した高橋真梨子のCDを聴きながらぐうたら過ごしましょう。

ちくと、ぼやきを

2012-09-20 10:59:50 | Weblog
ウェザーニュースによれば、今日も三十度を越えるようです┓( ̄∇ ̄;)┏
永遠に夏日が続くような錯覚に襲われそうな…。



新聞社系カルチャーセンターの横浜教室からDMが送られてきました。
今年の1~3月、西新宿にある同系列の教室での受講生でしたから、その時の名簿を流用したようです。
感心はしませんが、外部ではなく同じ組織内での利用ですし、こちらがインターネットで資料請求した時にDM発送を許可したかもしれませんので(記憶はありませんが)、ここは大目にみるとしましょう。
しかし、ですよ。
“今後、このようなお知らせが不要の場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。”
ここまでは、まぁ普通。
次に記されているのは、カルチャーセンターの郵便番号・住所・カルチャーセンター名・電話番号・受付時間のみ。
電話番号はフリーダイヤルではなく、普通の番号のみですし、インターネットでのDM不要連絡もできないようです。
頼んでもいないDMを勝手に送っておいて、不要ならそちらの料金負担で知らせろって、随分な理屈ではありませんか。
カニなどの生鮮品を勝手に送りつけて、日にちが経ったから引き取れないと無理やり料金を奪おうとするどこぞのあこぎな通販会社もどきと、同じ手法のような気がするのは私だけかしら?
電話代が惜しいわけじゃなくて(携帯電話になりますから通話料は割高ですが)、このようなやり口がいやらしく疎ましく感じられるのですよ(私の僻目?)。
このハガキ、受取拒否にしようかな…これが一番簡単でしょうから(苦笑)。

箍が外れた…かも

2012-09-19 14:58:05 | Weblog
目が覚めると雷鳴と激しい雨音(雷鳴に起こされたのかな)の夜が明け、午前中は時折本格的な降りだったのが、お昼頃には薄日がさしてきました。
とは言え、まだ油断できない空の色です。


現在使用中の携帯電話は年末で丸二年になるのですが、ここにきて電池の消耗が半端ではないような(ーー;)
i-modeで30分ほどニュースやブログを覗いていると、あっという間に電池切れになってしまいます(/_;)
在宅中なら問題ありませんが、外出時に不意の電話があったりルート確認の時はヒヤヒヤもの。
二年を過ぎると電池パックが無料になりますから、それまではもたせたいのですが…。



本日の収穫
ブックファーストにて
*幸田文対話 下(幸田文/岩波現代文庫)
*生命をめぐる対話(多田富雄/ちくま文庫)

ネット注文
*青い絵具の匂い 松本竣介と私(中野淳/中公文庫)
*エロイカより愛をこめて 35周年メモリアルブック(青池保子/秋田書店)
*No Reason3~洋樂想ひ~(高橋真梨子)


幸田~は、彼女の口跡が良いですね。

生命を~は、文庫化されたので改めて購入。

青い~は、世田美の『松本竣介展』の前に、目を通しておきたかった本。
立ち寄る書店には(予想通り)なくて、結局はネット注文になりました。

エロイカ~は、まぁ、長い付き合いですから…笑。
私もトシをとるわけだ、としみじみ(苦笑)

NO~は、言わずと知れた高橋真梨子のカバーアルバム。
3枚目のアルバムは洋楽編です。
ミーハーなんですよ(笑)。

しかし…買いすぎたような(ーー;)
さぁて、頑張って仕事をしますか!!