今年は…

結果として、『政権交代』が流行語大賞という年でした。期待するだけ無駄…みたいな意識が見え隠れしているようです。政治への失望感（絶望感に近いかもしれません）が、この上なく膨らんでいます。
政治家も官僚も大企業のトップもマスコミも、経済を立て直し景気を上向かせ雇用拡大に努めるのではなく、既得権益の死守に躍起になる姿しか思い浮かばない一年でした。又、自衛隊や警察などの国家組織が守ろうとしているのはあくまでもシステムとしての日本であって、日本国民ではないことも明らかになったような気がします。



生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願い事が叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光があらわれますように
行きとし生けるものが幸せでありますように
（慈悲の瞑想　より）


気紛れに綴る備忘録、2009年は今回で店仕舞いをいたします。一年間お付き合い戴きまして、ありがとうございました。
来る年が、皆様にとりまして幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます<(_ _)>

クリスマスって、ケーキ以外に何もしていないような(笑)

今日も、小春日和の一日でした。今夜はお天気が崩れるそうですが…確かに、ここらでちょっとお湿りが欲しいところではあります(笑)。

昨日、頂戴した『ショコラアメール』。息子の曰く、「久留米の豚骨ラーメンに更にバターをのせたような濃厚さ」。当分の間、洋菓子（特にチョコレート系統）は避けて通りたいと切実に思っています（苦笑）。


この頃の楽しみは、『Fsの独り言・つぶやき』というブログです（ブックマークをしていますので、興味のある方はそちらからご覧ください<(_ _)>）。
最近はきり絵と小文で横浜西洋館を紹介し、昨日が三回目。味わい深いきり絵（管理人の友人の作品だそうです）と、通り一遍の解説ではない愛情ある紹介文の組み合わせが素敵です。今日のような陽気の下での西洋館巡りも、きっと楽しいでしょうね。


『鋼の錬金術師24』読了。息をつく暇もない展開です。でも、子どもたちが購入するコミックを親が楽しみにしてるって、どうなのかしら(^^;;

今更クリスマス・イヴってのも…

今日も、良い日和。
久しぶりに自転車で買い物に出かけたのですが、いやいや、足がかなり衰えています。ついでに視力もはなはだしく低下。ヒヤリすること4度…これはマズイですね。

クリスマス・イヴ…気がつけば何とクリスマス・ケーキが３つに!!私の小学生時分はケーキ（それも、ホールですよ）なんてのはご馳走のうちでしたから、３つどころか２つでも大喜びしたでしょうね。でも…(-_-;)
今時の子どもって、ケーキ類はあまり喜ばないのではないかしら。少なくともウチの子ども達に関しては、好みがはっきりしすぎていて、それ以外はパスって感じでしょうか。


本日の収穫
*老病死に勝つブッダの智慧 心と健康の因果法則（アルボムッレ・スマナサーラ/サンガ新書）
以下二冊は岩波現代文庫
*増補 日本美術を見る眼（高階秀爾）
*二つの同時代史（大岡昇平、埴谷雄高）
時刻表1月号のみを購入するつもりで書店に立ち寄ったのですが、ついつい目が背表紙を追い足は店内を彷徨い手が伸びて…苦笑。一体、いつ読めるのでしょうかねぇ(-_-;)

小春日和…縁側に寝そべる猫になりたい(笑)

早朝はやはり寒いものの、日中は少し動くだけで汗ばむような暖かさ。今日のように風がなく青空が広がる日は、フラフラと出かけたくなりますね。ただ、空気の乾燥具合が半端ではないようで、唇はカサカサ、喉もやたらと乾きます。ホントは、加齢ゆえ潤いが失われている、ということでしょうか（苦笑）。


今週中に、年内最後の上京を狙っていたのですが、気がつけばボコボコとあれこれ入ってきてしまいました。
渋谷のロートレック、今日までだったなぁ…(/_・、)
でもまぁ、縁が無い時は仕方がありません。目の前のことを、ボチボチ片づけていくのみですね。


デメルのクリスマスケーキが到着。一年に一度のお楽しみ、オレンジの香りとチョコレートの相性が抜群です(^^)v

今日は冬至

昨日の夕方に見えた方と「明日は柚子と南瓜を買わなきゃ」なんて話をしましたっけ。
羽子板市が終わって、冬至になれば、寒くて当たり前ですよね(笑)。


本日の収穫
*殺人者たちの午後（T.パーカー 沢木耕太郎訳/飛鳥新社）
*カーマスートラの世界 ビジュアル版（ランス・ディン 山下博司訳/東洋書林）
*婦人公論別冊 2010年1月号

先週発売の週刊文春書評・文春図書館から得た情報が主になりました。頭を使うよりも、ぼんやりと眺める本に重点を置いたような選択。まぁ、統一性に欠けているのはいつものことですね（苦笑）。

今日は、月曜日

早朝、水溜まりに氷は張ったものの霜は降りず…。それだけ乾燥しているのでしょうか。
風が強く、関東平野北部の冬を改めて実感しますね。

セブンイレブンで販売中の、『極上のひとくち SaltCHOCOLATE』にハマっている今日この頃…。来客続きで昼食を食べ損ね、これ3切れで空腹しのぎをするに至っては、非常食のような気がしないではありませんが(^^;;
まず最初にチョコの甘味が口の中に広がり、次にフランス産という塩の味が効いてきます。チョコをかじると、次に塩味を欲してしまうことが多い私には、たいそう有り難いですね(笑)。
勿論、濃厚なカカオの香りを求める方には不向きですよ。板チョコは森永か明治かロッテか…なんて次元の話なのですから、高級チョコレートと比較してはいけません。


『FACTA1月号』到着。これまた、浴室での読み物になりそう(^^;;

疲労困憊の日は…

♪蛍の光♪でも流して、「本日の営業は終了いたしました…」とアナウンスしたい気分。でも、まだ終われないんだなぁ(/_・、)
子どもの頃は嫌いじゃなかった年末年始が、とことん大嫌いになってしまって十数年…。このような気持ちで年老いていくのは、感心できませんね。とっときの豆を挽いて、少しだけ違う世界を楽しみましょう。
その後は…仕切り直し、できるかな(笑)。

真冬の朝…

明け方から相当冷え込んだようで、降った雪はそのまま凍りついてしまったらしい。凍結した土の上一面に敷かれた白いもの、一瞬霜かと思いましたがよく見ると雪の結晶…。当地に暮らすこと十数年にして、初めて見ました。

今日からは、もはや猶予ならない年末モード。PCはもちろん、携帯をいじる暇もなさそうです。ブログを更新できても、愚痴めいた内容になりそう(x_x;)
なんて、朝からグチグチしてますね(^^;;
昨夜は年内最後の夜のお茶会をドタキャンされて、ついつい『のだめ～』を見てしまったし…。こういう時間の使い方、ホント良くありません。
いやいや、年の瀬は反省だけではなく、感謝の気持ちで一年を締め括りたいもの(笑)。

さぁて、今日も無事息災で過ごせますように。

かしわも鴨もトリのうち…

昨日、昼食時に相席となった男女（三十代半ばでしょうか）の会話。
蕎麦屋の品書きを広げて…
男:かしわ南ばんと鴨南ばんと、どう違うの？
女:（暫く品書きを眺めて）かしわ南ばんは鶏で鴨南ばんは鴨を使ってるのでは
男:でも、どっちもトリってことでしょ
二人は結局かしわ南ばんを注文しましたが、こっちは頭が痛くなりそうでした(-_-;)
「耳ダンボ」していたわけではありません。相席でなければ気づかなかったでしょうね。でも、ウチの子どもがこんな会話をしたなら、間違いなく（以下数百文字削除）…。
根性悪な姑かお局様にでもなってしまったような気分でした。

蕎麦そのものは、美味しかったですよ(笑)。

『ユートピア描かれし夢と楽園』、ほか

新幹線で上京途中で思い立ち、目的地を有楽町へ変更(笑)。出光美術館の『ユートピア 描かれし夢と楽園』がこの日曜までだったことを、突如思い出しましたので。
当初は上野に行くつもりだったのですけど、西蔵浄土はまた後日にまわします。

それはともかく…。
行く度に思うのですが、出光美術館は良い品を山ほどお持ちですなぁ(笑)。ほぼ自前のコレクションのみで、このレベルの企画展を幾度となく開けるのですから。
今回は、言うなれば桃源郷でしょうか。
イチ押しは、山越阿弥陀図。個人的には、東博（禅林寺蔵）のものよりこちらの阿弥陀様のほうが好みかも(笑)。東博の阿弥陀様のほうが、ややふくよかだったような気がします。まぁ、菩薩と比べると如来はふくよかですから、悪くはないのですが。あくまでも、好みのモンダイですね(笑)。
他に、抱一の秋草図や十二ヶ月花鳥図屏風（屏風と掛軸との構図の違いがよくわかりました）、宗達の武蔵野図（色紙-伊勢物語を読み返したくなりました）も良かったですし、鉄斎の彩色図（含、扇子）数点は私には珍しく感じられましたし、文字天目に到っては初めて目にしました（無知の極み、ですね）。景徳鎮の枕なんてのは、笑わせてくれますし、夢の中と申すよりも好奇心を擽られます。
吉野桜と龍田紅葉の二双屏風が、文句なしに素晴らしかった!!ことに紅葉の屏風、これだけを飽かず眺めて終日過ごすことができそうです。
観覧後、休憩コーナーで思ったのですが…。古の人々が現世に現れたなら、手前には皇居の緑、その向こうに高層ビル（おそらくは麹町・四谷界隈、さすがに西新宿までは見えません…笑）が建ち並ぶ眺めを桃源郷と見做したかもしれません。そもそもは、存在しないから『ユートピア』なのですよね。私たちは、現世を少しでもユートピアに近づけるべく努力するしかないのかもしれません。単に作品を楽しむだけではなく、考えさせられる企画でした。

鳩居堂でフクロウ型の筆架文鎮（\1155）を、三越内のたねやで仏壇に供えるべく栗月下を購入し、友人との待ち合わせ場所・上野松坂屋前へ。本当は堂島ロールも欲しかったのですが、あの行列では約束時間に間に合いませんので（ショーケースの本数と行列の人数を比べた時、最後尾についても購入できると確信できませんでした）諦めました。教文館や伊東屋も覗きたかったし…有楽町～銀座は誘惑が多すぎです（苦笑）。
しかし、平日の昼前に三越1Fで買い物に興じる数多のご婦人方を見ると、ただ唸るばかりです。この方々には、不景気も雇用不安も円高も何もかもが無縁な世界なのでしょう。消費税導入以前の税制に戻して、累進課税を遵守していただいても何ら支障がないのではないかしら。

友人と落ち合って、昼食を池之端の藪で、食後の甘味は湯島のつる瀬で(笑)。あてどない会話を交わし、来年の再会を約束して帰宅。


本日の収穫
*わらの犬 地球に君臨する人間（ジョン・グレイ 池央アキ-耳・火-訳/みすず書房）
*アメリカ・インディアン悲史（藤永茂/朝日選書）