霜月の終わりに…

2011-11-30 12:28:18 | Weblog
気持ちの良い青空が広がっています。
明日から師走とは思えない陽気で、午前中の用足しは、半袖Tシャツにカーディガンでも汗が…。
まぁ、今夜から雨になり気温も下がるそうですから、冬の装備(大袈裟な…笑)を怠りなく、と言ったところでしょうか。




柑橘類とまではわかるのですが、それ以上は…苦笑。
見事に実っていたもので、つい見とれてしまいました(笑)。

本日の収穫

2011-11-30 01:50:52 | Weblog
昨日よりはほんの僅か暖かい…でしょうか?

駅へ向かう途中にある寺院の境内の銀杏が、綺麗に色付いています。
幹に巻き付く蔦葉の紅色と銀杏葉の黄色との対比が、なかなかに美しい…。
今年の銀杏は、猛暑のせいかはたまた他の要因か定かではありませんが、緑もしくは黄緑の状態で萎れてしまう葉を多く見かけました。
例年の如くあれば、それだけで有難いと思えてくるような…笑。


『持ち重り~』、読了。
どちらかと言えば、「筆のすさび」に近い仕上がり…かも(苦笑)。
所々笑えるし、そこそこ面白いとは思いますが、単行本を購入するほどの出来ではないような気がします。
例えばの話、無名の新人の作品だったなら、話題にもならなかったのではないかなぁ。

やはり丸谷才一の小説は、長編『笹まくら』、短編『樹影譚』が一番好きだし面白いと思いますね。


本日(この時間は“昨日”になりますね)の収穫
*鷺と雪(北村薫/文春文庫)
ベッキーさんシリーズ完結編。
切なく痛ましい…。

今日は図書館へ

2011-11-28 19:51:16 | Weblog
終日、曇り空。
寒いのですが、歩いているうちに段々暑くなり、電車に乗る、あるいは建物に入ると暖房が効いていることもあり汗びっしょりに。
このままの状態で外に出ると、急速に身体が冷えて風邪を引くんだなぁ┓( ̄∇ ̄;)┏
おまけに、ここ何日かマスク無しで歩き回っていた為か、喉から鼻にかけて頗る不調です。
ヴィックスドロップ&マスク&ティッシュが必携。
でも、ガムや飴は好きじゃないから、ヴィックスドロップから龍角散に切り替えようかしら(ーー;)



本日、図書館で借りた本
*月の塵(幸田文/講談社)
*持ち重りする薔薇の花(丸谷才一/新潮社)
*贄門島 上・下(内田康夫/文春文庫)

丸谷才一…てっきり『輝く日の宮』が最後の小説になると思っていたら、なんとまぁ(笑)。
今までの長編と比べると薄く、活字も行間も目に優しい(笑)。
「ゴシップ」を、ホントに巧く料理しちゃうんだなぁ、この人は。

内田康夫は、週刊文春連載時に読んでいたはずですが、内容の八割近くを忘れていたような…。
まぁ、律儀に記憶するようなお話じゃありませんね(苦笑)。

今日は小雪

2011-11-23 12:45:56 | Weblog
明後日は新月、今度の土曜日は三の酉ですか…。
師走まで一週間。
朝晩、僅かな時間ですが暖房を入れるようになりました。


以下、とりとめのない内容ですが、このところつらつらと感じていることを二つ。


一昨日から旗日を挟んで明日までの予定で、目黒川から程遠からぬところにあるビルへ通っています。
約二十年ぶりに通勤電車を利用していますが、この時間帯の利用客がかつてより減っているように感じています。
これが人口減少と団塊世代の退職によるものか、3.11の影響によるものかは、判断しかねます(鉄道会社の企業努力や時差通勤励行だけでは限界があるでしょう)が…。
乗車率150%以上なんてのを経験してきた私としては、有り難いような肩透かしを喰ったような(苦笑)。
ただ、かつてのような成長モデルは成り立たないであろうと、改めて感じましたね。
少子高齢化については、学生時代には既に指摘されていながら、ここ30年の間に有効な対策が講じられてはこなかった(せいぜいが小手先の「産めよ増やせよ」だった)。
まぁ、単純に頭数を増やせば解決する問題ではありません。
ですが、誰もが生きやすい社会の構築を目指すきっかけにはなったと思うのですよね。
1年間で約3万人が自殺する社会…これが現実。


区役所からの各種情報のメルマガを登録しています。
内容のほとんどが防犯関係で、中でも引ったくりは1日おきくらいに発生しているようです。
朝~お昼過ぎはまずありませんで、多くは夕方から夜半にかけて。
メルマガでは「その後」までは通知されませんから、検挙率は不明です。
我が身が気を付けることは大事ですが、それだけじゃなくて…。

う~む…まとまりませんね(苦笑)。

昼間は暑かったのに

2011-11-20 20:53:32 | Weblog
ひと月まえであれば許容範囲だったはずの気温も、霜月廿日となれば「暑い!!」と感じるばかり。
加えて湿気がムンムン…苦笑。
しかし、夕方の驟雨から一気にクールダウンしているようです。


湯島天神の菊祭りにでも行こうか、と考えていたところ、野暮用が入り新橋へ。
用事を済ませて、SL広場に面する『駅舎珈琲店』でお茶の時間にお付き合い。
珈琲・紅茶は800円から、ケーキ類もほぼ同額と、ちと怯む値段です。
でも、紅茶はポットで出され、カップ約3杯の量ですし、ティーコーゼも付いていましたから、お高くはなかったかも。
味は…茶葉を吟味して淹れ方に気をつければ、もっと美味しい紅茶を家庭でも楽しめると思います(苦笑)。

新橋の後は、湯島ではなく西新井大師へ。
これは、思い付きに近いかも…苦笑。
ワンマン二両編成でたったひと駅という盲腸のような東武鉄道大師線の終点で下車し、本堂東側の参道経由で参詣。
毎月1日と21日は縁日で賑わいますが、今日も日曜日で、かつ七五三のお参りもあって、まずまずの人出でした。
参詣した後は、正面参道を通過。
浅香屋の煎餅、木村屋の人形焼き、清水屋・中田屋・田口屋・武蔵屋の草だんご…このあたりの顔触れは、三十数年前とまるで変わらず(笑)。
ケーキセットと夏場のかき氷が楽しみだったセジュール洋菓子店は、店休日だったのか、それとも閉店したのか…。
帰りは北千住駅行きの東武バスに乗車。
全行程11433歩になりました。

本音を申せば何か甘味が欲しかったのですが、いまいちピンとこなくて、今回は諦めました。
一人暮らしでは、草だんごや人形焼きはもて余し、煎餅は食べ切る前に湿気てしまいます。
もしかしたら、「甘いもの食べ過ぎ…」と指摘されたせいもあるかしら(笑)。

2011-11-19 18:09:54 | Weblog
土砂降りの雨が、時折強く吹き付けてきます。
試みに少しだけ窓を開けると、湿気った生温い空気が侵入。
室内でじっとしていると、肌寒いのですが(苦笑)。

徳之島では、昨夜竜巻が発生したらしいですね。
あと十日で師走と言う時期に、雨風による被害を心配するって、どこか妙じゃないかしら。


と言うわけで終日在宅、丸谷才一のエッセイと戯れる。
今日のような日は、出掛けずに済むことが有り難い…。

桜紅葉が見頃のようです

2011-11-17 17:15:37 | Weblog
午前中は風が強かったものの、お昼頃には穏やかに。
用足しを兼ねて界隈の公園や学校などの桜紅葉を楽しみながら歩く途中、「旧水戸街道」の標識を見かけました。
帰宅後に地図で確かめると、現在の水戸街道まではおよそ1㌔、逆に進めば日光街道にぶつかります。
フムフム、気が向いたら日光街道まで歩いてみようかしら(笑)。



図書館で借りた本
*秀吉と利休(野上彌生子/新潮文庫)
*樹液そして果実(丸谷才一/集英社)
*人間的なアルファベット(丸谷才一/講談社)

図書館に出掛けたついでに、気になっていた本を数冊探してみたのですが、どれもヒットせず。
出版から10年少々経っていますが、事故処理ではなく、区立図書館レベルでは購入していないと考えるのが妥当かな。
まぁ、あくまでも好奇心で読みたいと思っているだけですから、特別困りはしませんけど。

本日の甘味

2011-11-16 18:11:13 | Weblog
冬の空に様変わり。
午前中は風も冷たく強い…とは申せ、赤城おろしに比べれば赤子のようなものです(笑)。


本日の甘味

明治チョコレート抹茶。
その名の通り、一口齧ればチョコと抹茶のコラボレーションが口中に広がり…笑。
ファミマにて、10枚入りが138円。
値段相応の風味ですが、ちょっとした気分転換にはお手頃でしょうか。
気温が下がると、コンビニ店頭にチョコレート菓子が増え、つい目移りしてしまいます( ̄▽ ̄;)

野見山暁治展

2011-11-15 21:53:43 | Weblog
さてさて、八重洲での目的は、ブリヂストン美術館『野見山暁治展』でした。
野見山暁治…1920(大正9)年に福岡県穂波村(現在の飯塚市)で生まれ、今年12月には91歳になる、現役バリバリの画家です。
彼の名前を初めて目にしたのは、洲之内徹『気まぐれ美術館』か、あるいは戦没画学生に関する記事かのどちらかだったと思います。
ですが作品は、まるで記憶に無いような…。
この展覧会のチラシを見ても、先月『画家たちの二十歳の原点』で彼の作品を見ても、一向にピンときませんでした。
アッと思ったのは、今日、『風景』(1971年・北九州美術館蔵)を見た時…これは、確かに見た…と。
作品から撃ち込まれた何物かが、確かに私の中にありました。


構成は
第1章:不安から覚醒へー戦前から戦後へかけて
第2章:形をつかむー滞欧時代
第3章:自然の本質をつきつめるー90年代まで
第4章:響きあう色彩ー新作を巡って
その他、
*水彩・版画のコーナー
*装幀・絵本のコーナー
*特別出品
となっています。


それぞれの時代の作品が、どれもぐいぐいと迫ってきます。
画家の自己主張ではなく、波や山やその他諸々の対象物が、画家の眼を通して主張しているように感じられますね。
肩の力を抜いて気楽に見られる絵なんて一枚もなくて、こちらもホント真剣勝負…見終わったらクタクタでした(苦笑)。
でも、充実感がありましたよ。



図録は2000円。
作品の迫力が殺がれてしまうのは、止むを得ないところ(あのスケールと迫力を再現することは不可能と思います)。
この図録の価値は、彼の687作品をモノクロで掲載した『作品目録』にありますか。
将来、レゾネを作成する時の基礎資料になるでしょうね。

ショップでは他に、著書やグッズ(Tシャツ、ピンバッジなど)もありましたが、気にし始めるとキリがありませんので全てパス(笑)。


◎野見山暁治展
ブリヂストン美術館にて
10/28~12/25
11/29より一部展示替えがあります

スーツケースの使い方!?

2011-11-15 16:55:40 | Weblog
自販機で購入した缶コーヒーの温もりが嬉しい朝…笑。

野暮用で品川へ行き、八重洲経由で帰宅。

品川~東京は京浜東北線を利用したのですが、浜松町駅でのこと。
発車ベルが鳴っている最中に駆け込み乗車が一名、一瞬間が空き、扉が閉じかけたところへスーツケースを挟み込み、再度開いた扉に身体を捩じ込んで一名…苦笑。
確信犯とまでは思いませんが、スーツケースもとんだ使い方があるもの、と、感心することしきりでしたね(あくまでも、皮肉です)。
二人とも三十路前半と思しき女性(友人同士で、一方がさっさと駆け込み乗車して連れがやっと追い付いた、といった雰囲気でした)。
浜松町(朝10時半過ぎ)は乗り損なったら60~90分待たないと次の電車が来ない駅じゃないのですが…苦笑。