今日の風で桜はお仕舞いかも…

2016-04-09 16:00:44 | Weblog
風の音とヘリコプターのプロペラ音がやけに聞こえる土曜日の午後

そろそろ入院の準備をせねば、と書類と衣類その他を確かめ、買物リスト(と言うほどのものではありませんが)作成中です
例えば、寝る時はいつもスウェット上下なので、前あきのパジャマを準備しなきゃ、など、予定外の出費が痛いところ┓( ̄∇ ̄;)┏




文庫本のカバーは案外侮れないと感じる今日この頃

写真は、先日購入した『本のなかの旅(湯川豊)』なのですが、妙にそそる絵だなぁと思っていたら、松本竣介“駅”(福島県立美術館蔵)
これを眺めているうちに、無性に絵を見に行きたくなって、で、泰西名画よりも日本人の洋画がしっくりくるなぁ、と
竹橋の常設のボリュームは持て余しそうで、落ち着いた先が六本木の大原美術館コレクションでした

大原美術館コレクションも、グレコ“受胎告知”をはじめとした泰西名画が展示されていましたが、青木にヨロテツ(萬鉄五郎)に関根正二に劉生に…となれば、ほぼ目的は達成(笑)
もちろん、松本竣介も“都会”が出ていました(^^)v

あの切実感の理由は、正直よくわかりません
ただ、カラヴァッジョを見て国芳・国貞を見た後に、絵を見たいと強く思ってしまったのですよね
この本のカバーを見ていなければ、気になっていても国立新美術館に出掛けたかどうか…

来月あたり、大川美術館に遠征するか、葉山館で原田直次郎を見るか検討中

今年も…千住で映画!!

2016-04-08 22:14:18 | Weblog
昨日の雨にも負けず、近所の桜はこの週末まで楽しめそう
花びらの絨毯を歩みながら、花々の隙間に若葉が出はじめた枝を仰ぎ見るのもまた一興です(笑)



さて…
「8のつく日は5%割引」&本日4月8日は花まつり

と言うわけで、午前中は母の荷物係、午後は西新井大師で誕生佛に甘茶を差し上げ、こちらも甘茶のお接待を受けてから北千住の東京芸術センター内シネマ・ブルースタジオへ

今年度の最初の特集は、「昭和を彩った女優たち」
本日のプログラムは『東京物語』(4/6~4/19)
次回は『白痴』(4/20~5/3)
更になんと、『幕末太陽伝』(5/4~5/17)!!
思わず、スキップしたくなります(笑)♪♪♪♪♪


で、『東京物語』
きちんと見たのは、今回が初めてかもしれません
ずいぶん昔にテレビで見たのと、十数年前にビデオを借りて見た位ではなかったかしら
いずれもお化け煙突を探すことがメインで、筋立てにはあまり注意を払っていなかった気がします(^^;;

今日改めて見て、今更ながら映画らしい映画だなぁと…
かつては古風に感じたものでしたが、今回は、十分「いま」に通じる作品と思いましたね
ついでに言ってしまうと、舞台となった昭和28年の光景にシンパシーを覚えてしまう…
東京の舞台が、山の手でも武蔵野でもないことが大きいかもしれません(苦笑)

ところで、この時代の男児は結構甘やかされていたのかしら
周吉(笠智衆)・とみ(東山千栄子)夫妻の長男の嫁が次男に靴下を履かせる場面で、目が点になってしまった(苦笑)
多分、幼稚園の年中か年長位と思うのですけど…
長男に対する叱り方も、なんだかなぁと思いましたし、ね
本筋とはあまり関係ない場面ではありますが、ちょっと引っ掛かったものですから

時間があれば、もう一度見に行こうかな………

昨日は…

2016-04-05 18:31:44 | Weblog
昨日は清明
植物にとっては恵みの雨になったでしょうか
今日もはっきりしないお天気ですが、思ったほど風はなく、この先の気温次第では週末まで桜がもちそうな気がします(笑)



昨日はオフの月曜日
どうしても見ておきたい絵があって、六本木の新国立美術館へ

『はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション』という、魅力的なんだか押し付けがましいんだかよくわからないタイトルの企画展の最終日(笑)

大原美術館は、社会人になった最初の夏休み(1985年)・銀座セゾン劇場開館の年(1987年)・宇高連絡船廃止の年(1988年)の三度訪問
基本のコレクションはほぼ見たつもりですが、三十年も経てば記憶は曖昧になります
この先、倉敷に行く機会は多分無いでしょうから、見納めのつもりもありまして………

3000点と言われる大原コレクションの中から厳選された約150点の作品を展示
オリエントや中国の古代美術にはじまり、西洋・日本近代美術を経て、民芸運動~戦中の美術~戦後の美術~21世紀の美術へ…大原美術館のあゆみであり、また、近代日本がいかに西洋美術を咀嚼していったかの流れでもあります

あれもこれも懐かしい、と記憶を甦らせる一方で、この作品もここで見たのかと思う事もあり、もっと早くに足を運ぶべきであったと、後悔
それでもやはり、絵を見る楽しさや心地よさを改めて味わうことができ、大いに満足できるひとときでした(笑)


ところで、最終日は雨上がりの平日(月曜日)とは言え、お昼時の会場内はガラガラに近い状態
世間的にはまだ春休み中の中高生が少なくないと思いますが、場内の殆どは年配者でした
東京23区には数多の美術館があり、各々が個性的で魅力的な企画を展開しています
他と比べた時、この企画を地味に感じる向きが少なくなかったのかもしれませんが………そうであるなら、とても残念です
直接倉敷に行けば良い、と指摘されればそれまでではありますが(苦笑)


ま、個人的には、ブリヂストン美術館の休館である種のロス状態でしたが、これでエネルギー充填完了!!の気分です(笑)

明日は雨模様

2016-04-02 01:07:12 | Weblog
青空に桜が映えるぽかぽか陽気の昼下がりから、夕方以降は冷たい風が吹き付け気温は急降下
先ほどまでは、雨が降っていました
桜の頃は、お天気が安定しませんね



前回の通院は交通渋滞でヒヤヒヤしましたが、今回は往復ともタクシーはスムーズに
予想外に早く到着し、幸いなことに、検査(今回はCT)も診察もさほど待たずに済みました
病院での疲労度は待ち時間に比例している、と思い知らされた次第です

父のほうは、年齢を考慮すればまずまずの回復でしょうか
ステロイド剤が更に減り、通院間隔が三週間おきになったのはめでたいこと
次回の外来は私の入院期間と重なるので、弟に付き添いを依頼
これで、心置きなく入院準備にかかれます



昨日(この時間では一昨日)の収穫
*ベトナム戦記(開高健/朝日文庫)

日野啓三が解説で、「私たちの世代は空襲や飢えや引揚げなどの戦争体験はあるが、戦場体験はない。」と書いていました
飢えはともかく、空襲は戦場体験とは分けて考えるもの?
原爆投下は?
沖縄は戦場ではなかったの?
引揚げだって、敗戦の前にソ連軍の侵攻によるものもあったわけで、それでも戦場体験はないと言えるのかしら…

重箱の隅をつつくつもりも、揚げ足をとるつもりもありません
ただ、昭和一桁生まれの感覚ってこうなのかなぁと思っただけのこと(日野啓三は引揚げ者のようですね)
心覚えとして、記しておきます

卯月一日

2016-04-01 11:40:03 | Weblog
まだまだ先のような気がしていましたが、今日から4月
新年度に合わせた人事異動があるわけじゃないし、進級・進学を迎える子どもがいるわけでもありません
ただ、今月は一週間ほどの入院(腎生検)が決まっているので、ついに来てしまったかと思うだけのこと
満開の桜とは裏腹に、決まっていることとは言え、ちょっとだけ憂鬱(苦笑)



昨日・今日は病院の日
昨日は私の通院日、今日は父の通院の付き添い

昨日は月末で、金融期間を回ってから病院へ
いつもより早めに家を出たところ、思ったより順調にコトが運び、1時間ほど早く病院に着いてしまいました
おまけに、今回は診察前の検査から心電図がなくなっていたため、13時の診察予約時間の2時間前、11時にはフリーに( ̄▽ ̄;)

先ず循環器の受付を済ませ、一旦病院を離れてコーヒーを飲み、時間調整をして待合室へ戻ると、1時間早く診察してもらえ、ここまではラッキー(笑)
しかし、ここから結局2時間半近く待つことになり、14時予約だった腎臓外来の診察は15時近くに
その上、担当のS医師は4月(って、この日が最後の診察ではありませんか!!)からH会病院に移るとのことで、検査の分析(数値的にはほぼ横這い)よりも4/18からの検査入院の説明がメインに
「針を刺して腎臓組織の一部を採取」と概略は聞いていたものの……………
俯せになり局所麻酔
エコーで採取箇所などを確認しながら針を刺し、呼吸を止めるリハーサルの後に、2~3回(場合によってはもっと多くなるらしい)採取
採取後は、20~30分背部から圧迫し、更に仰向けになって24時間は患部をアイスノンで冷やしながら自分の体重で圧迫し、ベッド上で安静に過ごす

いや、これってもしかして、静脈カテーテルと同じくらい大変!?
身動きもままならない状態で24時間過ごさなければならない苦痛って、正直考えたくありませんよねぇ
カテーテルの時も大変でしたが、24時間安静ということはありませんでしたし、あの時は手首からだったので寝返りはできましたから…

担当医が変わってしまい、次の担当医とは顔合わせもしていないタイミングですよ
前回の診察の時に言ってくれたら、ひと月延期したのにね┓( ̄∇ ̄;)┏




さぁて、早めに昼食を済ませて父の付き添いに出掛けるとしますか
これはこれで、母にイラつくことがあって要注意
気を付けなくては…