娘が福引きで当てた(早い話が空くじなしの最下位)とやらで、缶コーヒーを1本持ち帰ってきました。西日本に本社がある量販店が販売元として表示されていますが、製造元に関する記載は一切なし。恐る恐る一口飲むと、三昔前のファーストフード店のコーヒーだってこれほどひどくはなかったと思われる味です。原材料はコーヒー、砂糖、全脂粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、乳化剤、香料、甘味料(アセスルファムK)…粉乳とか乳化剤とか、ひょっとしたら中国製ではなかろうか、とかあれこれ考えてしまい、飲み干すことができませんでした。缶コーヒー自体、久しく購入していませんが、ここまであれこれ入れなくては製造できないものなのでしょうかねぇ。
かと言って、有名メーカーや大手メーカーでも安心できないのがこの頃の傾向。伊藤ハムの製品は我が家の冷蔵庫にはありませんでしたが、他メーカーの製品が安全なのかどうかとなるとこれまた不安が頭をもたげてきます。
それはさておき…。
東京国立博物館平成館の大琳派展、行ってきました。チケットを購入して東博の門を通ると、「大琳派展は入場制限が始まります…ただ今10分待ちです」とのアナウンス。時計を見ると11時半で按配よく空腹を覚えたために、昼食を最優先にすべく真っすぐに法隆寺宝物館内のホテルオークラガーデンテラスへ向かいました。特別展が二種類開催中とあって、早い時間ながら半分ほどの席は埋まっています。心中秘かにメニューと値段と財布の中身を確認し、お天気が良いのでテラス席へ案内してもらい、ドライカレー(サラダ付)とケーキセットをオーダー。。ランチプレートより高くつきましたが、お子様ランチを連想する盛り付けのランチプレートを選ぶ気分ではなかったのです。よく考えてみればドライカレーって、ほとんどがご飯なのですよね。サラダがなければカレー味の炒飯を食べているようなものでした。ケーキセットは、本日のケーキ6種類より季節重視でモンブランを選択したところ大当たり!土台はしっとりしたスポンジ、その上に甘味は淡泊でよく泡立て
られ軽い出来上がりの生クリームが載り、さらに風味豊かなマロンクリームでデコレーションされています。見た目はその辺でも買えそうなモンブランですが、さすがはホテルオークラの名を冠するお店。まぁ、コーヒーとケーキで\950のセットですから、この値段で不味ければ怒りますよね。ちなみにコーヒーは、見た目がエスプレッソで味はアメリカン。がぶ飲みできそうに薄味でした。
幸福気分の余韻に浸りながら、先に法隆寺宝物館を一巡。私は実は、本館の威容を誇る仏像よりもこちらの第一展示室の仏様が大好きなのです。法隆寺宝物館が建て替えられたと知った時はたいそう残念に思いましたが、現在の建物になったおかげでいつ出かけてもこの仏様と逢うことができるのですよね。
どうも、話が琳派に向かいませんね(--;
大琳派展、俵屋宗達の自由闊達な才気溢れる作品群が強烈でしたし、光悦の書は実に美しかった…。風神雷神図四揃いは見応え十分。東博ならではの贅沢な展示ですし、四者四様の面白さもありましたが、時代が下るにつれてスケールが小さくなるように感じるのは致し方ないことでしょうか。
平成館での特別展をみたあとでいつも思うのは、本館の常設展が見劣りすること。今回は青木繁「ヤマトタケル」が展示されていたので絵画室のみ足を延ばしましたが、洋画・彫刻はまだしも日本画は興醒めでしたね。これまた致し方ないことかもしれませんが…。
博物館を出た後は、友人と落ち合うべく西郷像へ。まだ子供が幼かった頃は、イラン人かパキスタン人かよくわかりませんが回教徒と思われる外国人が屯し、光景が昭和の頃と一変していて驚きましたが、今はまた昔に戻ったようですね。大道芸をする若者、ボランティアの解説を聞く中高年グループ、西郷像に携帯カメラを向ける人など、穏やかな秋の昼下がりの光景です。友人と不忍池の枯蓮を見ながら湯島へ抜け、つる瀬で歓談して後に帰宅。
かと言って、有名メーカーや大手メーカーでも安心できないのがこの頃の傾向。伊藤ハムの製品は我が家の冷蔵庫にはありませんでしたが、他メーカーの製品が安全なのかどうかとなるとこれまた不安が頭をもたげてきます。
それはさておき…。
東京国立博物館平成館の大琳派展、行ってきました。チケットを購入して東博の門を通ると、「大琳派展は入場制限が始まります…ただ今10分待ちです」とのアナウンス。時計を見ると11時半で按配よく空腹を覚えたために、昼食を最優先にすべく真っすぐに法隆寺宝物館内のホテルオークラガーデンテラスへ向かいました。特別展が二種類開催中とあって、早い時間ながら半分ほどの席は埋まっています。心中秘かにメニューと値段と財布の中身を確認し、お天気が良いのでテラス席へ案内してもらい、ドライカレー(サラダ付)とケーキセットをオーダー。。ランチプレートより高くつきましたが、お子様ランチを連想する盛り付けのランチプレートを選ぶ気分ではなかったのです。よく考えてみればドライカレーって、ほとんどがご飯なのですよね。サラダがなければカレー味の炒飯を食べているようなものでした。ケーキセットは、本日のケーキ6種類より季節重視でモンブランを選択したところ大当たり!土台はしっとりしたスポンジ、その上に甘味は淡泊でよく泡立て
られ軽い出来上がりの生クリームが載り、さらに風味豊かなマロンクリームでデコレーションされています。見た目はその辺でも買えそうなモンブランですが、さすがはホテルオークラの名を冠するお店。まぁ、コーヒーとケーキで\950のセットですから、この値段で不味ければ怒りますよね。ちなみにコーヒーは、見た目がエスプレッソで味はアメリカン。がぶ飲みできそうに薄味でした。
幸福気分の余韻に浸りながら、先に法隆寺宝物館を一巡。私は実は、本館の威容を誇る仏像よりもこちらの第一展示室の仏様が大好きなのです。法隆寺宝物館が建て替えられたと知った時はたいそう残念に思いましたが、現在の建物になったおかげでいつ出かけてもこの仏様と逢うことができるのですよね。
どうも、話が琳派に向かいませんね(--;
大琳派展、俵屋宗達の自由闊達な才気溢れる作品群が強烈でしたし、光悦の書は実に美しかった…。風神雷神図四揃いは見応え十分。東博ならではの贅沢な展示ですし、四者四様の面白さもありましたが、時代が下るにつれてスケールが小さくなるように感じるのは致し方ないことでしょうか。
平成館での特別展をみたあとでいつも思うのは、本館の常設展が見劣りすること。今回は青木繁「ヤマトタケル」が展示されていたので絵画室のみ足を延ばしましたが、洋画・彫刻はまだしも日本画は興醒めでしたね。これまた致し方ないことかもしれませんが…。
博物館を出た後は、友人と落ち合うべく西郷像へ。まだ子供が幼かった頃は、イラン人かパキスタン人かよくわかりませんが回教徒と思われる外国人が屯し、光景が昭和の頃と一変していて驚きましたが、今はまた昔に戻ったようですね。大道芸をする若者、ボランティアの解説を聞く中高年グループ、西郷像に携帯カメラを向ける人など、穏やかな秋の昼下がりの光景です。友人と不忍池の枯蓮を見ながら湯島へ抜け、つる瀬で歓談して後に帰宅。