眠くないわけではないのですが…

2011-09-30 04:20:16 | Weblog
どうも、完徹しそうな雰囲気( ̄0 ̄;)
室内を暗くして、いつものようにイヤホンでCDを聴きながら眠るはずなのに、30分程うとうとしただけで目が覚めてしまい、それっきりです。
諦めて、『日本美術の歴史』(辻惟雄/東京大学出版会)を眺める傍ら、思い付いた美術館の企画展を携帯で覗いて…苦笑。

睡眠不足による肌荒れを気にする年齢ではありませんが、土曜の午後の予定に支障をきたさないようにしなくては。
今から半端に眠ってしまうと、睡眠サイクルが大幅に狂ってしまいますから、あと18時間位は頑張って起きていましょう┓( ̄∇ ̄;)┏

追記

2011-09-29 20:25:19 | Weblog
出光美術館で、【東京駅周辺美術館マップ】なるものを見つけました。
東京駅周辺の美術館4館ーブリヂストン美術館・出光美術館・三井記念館・三菱一号館美術館ーの案内と10月~来年3月までの展覧会予定。
更に来年4月30日まで有効の『2館目割り』…このマップを持参すれば、他の3館での観覧料金が100~200円割引になるそうです。
回数制限はないようですから、興味のある展覧会がこの4館で複数回あれば、ささやかながら嬉しいかも(笑)。

秋晴れの空

2011-09-29 15:55:19 | Weblog
今日も、お出掛け日和。


煮詰まり気味な気分を打破すべく?(大袈裟な!!)、久しぶりに電車で出かけました。
東京と有楽町、下車駅に一寸迷いましたが、油絵では重たく感じられ有楽町に。
と言うわけで、目的地は出光美術館の『大雅・蕪村・玉堂・仙ガイ-「笑」のこころ』に決定です。
仙ガイは娘時分(ずいぶん昔の話です)、出光美術館でそれなりに見ましたし、大雅もまぁ何点かは見てきました。
一方、蕪村と玉堂を意識的に見るのはおそらく初めてのはず。
だいたい、文人画というのは、私にはどれも一緒に見えてしまいがちでして…苦笑。
仙ガイは別として、他の三人は作品だけ見せられたら誰のものかわからないと思います(^^;;

さて、パンフレットによると、『江戸時代中期の京都を中心に、中華趣味の文人文化が花開きました。古画を愛で、詩文を作り、余技で絵を描くなど、中国の文人たちの自在に楽しむ生き方は、とりわけ狩野派による権威的な技術に飽き足りない人々の心をつかみ、水墨画による自己の表現へとかりたてました。彼らの創造力のひとつは、仲間との交遊に生まれた「笑」でした。自嘲したり、社会を冷笑したり、仲間をほほえませたり、社会の規範にとらわれすわ自在で、様々な「笑」を知的に表現した四人の個性に光をあてます』だそうです。
更にカタログでは、「知識階級が自らの人格形成のために教養として描いた絵であり、極めて個人的な内なる心情が吐露された芸術」であり「不本意な状況下で制作された芸術」が中国の文人画だそうです。
一方、今回出光美術館が取り上げた池大雅や与謝蕪村の作品のほとんどは、「陽光のもとで愉しげに酒を酌み交わす文人たちや、深まりゆく秋の夕暮れの美しさに心を奪われる隠士など、主題も色彩も屈託のない心地よさに満ちあふれ」ている…と。

同時代の伊藤若冲や円山応挙、曾我蕭白あたりの作品と比べ、スケールが小さいなぁと思わなくはありませんが、肩肘張らずに自然体であることが彼らのスタイルってことなのでしょう(笑)。
大雅のおおらかな画風は観るものの心を伸びやかにし、一方玉堂の作品は深山幽谷へと我々を誘う…。
彼らと比べると、蕪村は掴み所がないような気がします(苦笑)。
私に俳句への興味・感性がないせいでしょうね(^^;;
仙ガイは…。
達観と言うか、突き抜けた可笑しみと言うか…禅宗の僧侶だからとて、皆が皆ここまで達せるものではありません。
それでいて高みから見下ろすわけではなく、同じ高さで、少し離れたところからの視線が、観るものの共感を呼ぶのでしょう。
他の三人と違い、寺院の住職という不特定多数の人々と関わりを持つ立場ゆえでもありましょう。

改めて思うのですが、出光美術館の凄さはコレクションの特性を熟知して空間を作り上げていること。
展示されている作品は決して多くないのですが、効果的に配置され、解説も要領よくまとめられています。
見終わってみれば、「堪能しました」と申すのみです。

出光美術館
『大雅・蕪村・玉堂・仙ガイ-「笑」のこころ』
9/10~10/23
図録は1800円。
あくまでもおさらい向きの内容。
日本美術史上での文人画の位置など、更に詳しく知りたい方には物足りないと思います。


尚、次回の展覧会は
『長谷川等伯と狩野派』
10/29~12/18
「竹鶴図屏風」が展示されるようです(^^)v


本日の収穫
*「思春期を考える」ことについて 中井久夫コレクション3(中井久夫/ちくま学芸文庫)

講談社の文芸文庫や学術文庫もそうですが、ちくま学芸文庫もまた「文庫」とは名ばかりの値段設定(/_・、)
それでも手元に置いておきたい(いつでも欲する時に読みたい)と思うから、購入するので…と言い訳をする(苦笑)。
展覧会分と合わせると、今の境遇には痛い出費かも(^^;;
まぁ、それはさておき、今春ひょんなことからロールシャッハテストを受けた身に、「エランベルジュとロールシャッハについて」という一文はなかなかに興味を惹かれました(苦笑)。

お彼岸明け

2011-09-26 21:37:49 | Weblog
暑さ寒さも彼岸迄と申しますが、ひと月近く先に進んでしまったような肌寒さ。
午後からは雨も降りだし、長袖の上に薄物の上着が欲しいくらいでした。
リヒテルの平均律クアヴィーアを。
このところ、こればかりを聴いています。
第1集と第2集を全て聴くには、それなりに時間がかかりますから。
と言うより、バッハに行っちゃうとなかなか他を聴く気になれなくて…。


さてさて、今月も残り4日と数時間┓( ̄∇ ̄;)┏
諸々仕切り直しですが、ボチボチいきましょう(笑)。


本日の収穫
*きのう何食べた?5(よしながふみ/講談社)
『大奥』と共に新刊が楽しみな、よしなが作品(笑)。
大きな事件はありませんが、二人の周囲も少しずつ変化していきます。
新しく登場した小日向大策&井上航(髭のジルベールには爆笑!)カップルとの絡みも、これから楽しませてくれそうですし
筧と筧の両親との真剣かつ微妙にズレたやりとりが、今回は可笑しくもほろ苦い…。
筧の両親や佳代子さんのご主人の思い込みは、筧の側から見ている私たち読者にとってはどこか滑稽なのですが、もしも現実に身近に筧のような人がいたなら、佳代子さんのご主人のような行動をとらないとは言い切れないように思います。
仕事上では、いよいよ筧も裁判員裁判を担当することになるらしい…苦笑。
次巻にも続きがあるのかしら。

今日は…少しだけ散歩

2011-09-22 22:36:15 | Weblog
お昼頃までは実に良い天気でしたが、2時を回る頃から徐々に灰色の雲が広がってきます。
日が翳って散歩に良い案配と出掛けたものの、途中から雨になり、歩き始めて1時間ほどで撤退を余儀なくされました(苦笑)。
コースは、住まいの北に位置する都立公園~土手~都立公園。
途中、郵便局の前で仔猫を発見。
生後二ヶ月位でしょうか、賃貸でなければ連れて帰りたかった…苦笑。
単車の轍らしき跡で固められた土手は、思っていたより歩きやすいですね。
来月の十五夜には薄も見頃でしょうから、ここでお月見をしようかしら(笑)。
などと考えているうちに雲行きが怪しくなってきたので土手から離れ、都営団地・住宅地を抜けて、再び都立公園へ…。
てっきり行きに通った公園と同じ敷地と思っていたのですが、園内の案内図を見ると様子が違います。
帰宅後に地図で確かめると、東京都が所有する土地の真ん中と北東とに施設があり、公園は北西と南東とに分断されて通り抜けができないようでした。
ナンジャコリャってな感じですよ。
もう少し園内を探検したかったのですが、雨が降り始めたので幹線道に出て最短距離で帰宅。
5㌔少々の行程でした。
この次は住まいの南西、用水路を利用した親水公園沿いを歩いてみようと思っています。


今夜は、グールドの平均律。
リヒテルと比べると、素っ気なく感じられます。

静かになりました

2011-09-22 00:15:36 | Weblog
いくらか風は残っているものの、雨は疾うに止み、台風一過と申して良いようです。
それにしても、このような状況下で地震とは…規模はともかく、神経にさわりますね。
台風も地震も人間の都合にはお構いなしなのが当たり前ですが、ちっとは手加減してもらいたい。
それから、いくら仮設住宅だからって、台風で避難しなきゃならない造りなのはモンダイではないかしら。


ゴルドベルクのCDを。
昨夜はケンプのピアノで、今夜はキースジャレットのチェンバロ。
2、3時間寝ては目が覚めて…みたいな日が続いているので誘眠剤のつもりでしたが、結局は最後まで聴いてしまった(苦笑)。
やはり、ここはグールドの出番かな。

台風接近中

2011-09-21 17:27:08 | Weblog
地元小学校は、半日で下校になった模様。
正午過ぎから雨が激しくなり、3時を過ぎる頃には風も強まってきました。
時折部屋が揺れるほど(震度3弱レベル)の強風と雨礫。
台風はまもなくこのあたりに最接近するようですし、風も更に強くなるとか…。
各地でこれ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

たまには映画を…

2011-09-20 19:41:06 | Weblog
近所のシネコンが毎月20日は1000円均一。
案配良く小雨でしたので、友人の誘いを受けて出掛けてきました。

旭川勤務時代に『水曜日どうでしょう』にはまっていたらしい友人の希望で、『探偵はBARにいる』を選択(見たことがないTV番組について熱弁されても、こちらは困惑するばかりでしたが)。
原作については全く知らず、頭の片隅で『探偵物語』(古い!!)がイメージされまして…これは平成版探偵物語になるのかなぁ(笑)。
でもまぁ、まともにストーリーを追っていくなら、突っ込みどころがありすぎていささか手に余ります(苦笑)。
探偵のくせに仕事中の立ち居振舞いに用心が足りなさすぎるし、尾行するにしてもあの車(探偵所有ではないが)では個性的すぎてすぐにバレてしまうでしょう。
もっとも、雪原で生き埋めにされて自力で這い出るシーンからして荒唐無稽ですから、見る側はその流れに乗っていれば良いだけのこと。
どちらかと言えば切ない筋立てですし、グロい場面(配給が東映ですもの)もありますが、所々のくすぐりも含めて全体としては楽しむことができました。
キャストは結構贅沢だったのではないかしら。
殊に、高嶋政伸の怪演と松田龍平のユルさ(「開拓おかき」、気になりますねぇ)が良かったですね。
小雪は…『ラストサムライ』の時は綺麗な女優さんだなぁと思ったものでしたが、今回はアップ時に顔の肌理の荒さが気になりました(ある種のリアリティー追及の結果だったのかしら)。
個人的には、DVD販売時にカップリングされるであろうメイキングDVDのほうが面白いかもしれない、なんて不謹慎なことを思っています(^^;;


それにしても、今日からお彼岸なのに…。
台風15号、疫病神以外の何者でもありません。
日に日に巨大化し、秋雨前線と相まってかなりの雨になっていますが、この先一体どれだけ降るのやら。
出来る限り被害が少なく済みますよう、祈るしかありません。

三連休最終日

2011-09-19 17:48:29 | Weblog
「毎日が日曜日」状態の身の上には、三連休も何も関係ありません(笑)。
新聞(購読していません)やテレビを見ないせいか、連休最終日とは思っても『敬老の日』という感じはありませんね。
旧宅の地域の広報は、高齢者を表彰する記事がこの時期には必ずありましたが、人口が違うせいかこちらでは記事にならないようです。
もしかしたら、賞状や記念品より、他に予算を回しているのかもしれません。

風がやや強く雲が多いせいか、昨日ほどは暑くは感じず。
午後、空がいささか暗くなってきたので、予定より早目に図書館へ。
返却期限日はお天気が崩れそうで…図書に水気は大敵ですからね(笑)。

帰宅後は、シゲティ&ホルショフスキーでモーツァルトのソナタを。
モーツァルトのヴァイオリンソナタ、あまり聴いていないのではないかしら。



図書館で借りた本
*堺港攘夷始末(大岡昇平/中公文庫)
*新・御宿かわせみ(平岩弓枝/文春文庫)
*続獄窓記(山本譲司/新潮社)
*はじまりの記憶(柳田邦男・伊勢英子/講談社)
*障害者福祉の世界 第4版(佐藤久夫・小澤温/有斐閣)
*障害をもつ子のいる暮らし(毛利子来・山田真・野辺明子編著/筑摩書房)

山田真『はじめてであう小児科の本』(福音館書店)は、育児のバイブルでした…なんてことを思い出したりして(笑)。


本日の収穫(於TSUTAYA)
*日本橋バビロン(小林信彦/文春文庫)
小林信彦の面目躍如たる自伝的小説。
このテの本こそ図書館を利用すべきでしょうが、小林信彦の本って案外ないのですよ。
それ以上に…新刊の文庫があるとつい手に取ってしまう数少ない作家の一人だものですから(苦笑)。


それにしても、祭日の昼下がりなのに、一時間程歩いても外で遊ぶ子どもの姿をほとんど見かけませんでした。
猫とばかりスレ違っていたような…いやホント、子どもより猫のほうが多かった気がします(笑)。
途中のファミレス店内でも、親子連れは半分いなかったのではないかしら。
放射能を心配して保護者が外出させないのか、エアコンの効いた室内でゲームに興じているのか…。