神無月の終わりに…

曇り時々晴れ、ところにより俄か雨。

月末は常の如く、各種支払いをすべく金融機関へ。
こんな時でもなけりゃ、足を運ぶことはありませんで…苦笑。

その後は、思い立って六本木に向かいます。
その時の話は別の機会に廻すとして…。

甘味が欲しかったので、東京ミッドタウン内の“とらや”に。
主菓子を三種購入したのですが、一旦小さい手提げ袋を用意してくれたスタッフが、私の持っていたカタログを見て「当店の大きい袋に一緒にお入れしましょうか」と。
好意に甘えて、棹菓子用の袋に入れてもらいました。

とらやからすれば、主菓子三個で1600円程度のお買い上げは大した金額ではないでしょう。
田舎のオバチャンがカタログ抱えてもたついていたのを見かねて、といったところでしょうかねぇ。
それでも、そんじょそこらの和洋菓子店ではこのような気配りができるスタッフは少ないと思いますよ。
老舗は躾が行き届いている、とつくづく思ったことでした。


ランチは乗換駅の駅ビル内でカレー(笑)。
東京ミッドタウン、3Fは野口クン三枚でも足りないのですよ!!
B1Fでしたらお手頃価格なれど、落ち着いて食事をするにはどうも…苦笑。
で、結局、通勤途中の駅ビルになってしまうのが何ともねぇ。

さぁ、仕事に行こう。
今日を含めてあと三日働けばオフですから(笑)。

幻を見たと思いたい…

殊更に深刻に捉えてはいけないのかもしれませんが…。


昨日は定時退社。
バスも電車も順調で、自宅最寄り駅到着は23時。
家に着いたら買った大根の下拵えをして、なんぞと考えながら歩いておりました。

信号を渡り1ブロック進むと、お義理程度の街灯しかないため辺りは急に暗くなります。
と、少年が一人、向かいから歩いて来ました。
年の頃は10歳前位でしょうか。
背は高くなさそうですが、緑色の半袖Tシャツと膝丈のジーンズぽいズボンが痩せた身体つきとヒョロッと細い手足を否応なしに強調して見せています。
体感気温は一昨夜ほど寒くないかもしれませんが、半袖半ズボンで過ごせる外気温ではありません。
身体を小刻みに震わせるようにチョコチョコと、でも一定の速さを維持した歩みです。

男の子ではあっても、小学生にしか見えない子どもが23時過ぎに一人で外を歩く姿は尋常とは言えません。
更に、彼の服装は今の季節にそぐわないにもほどがある…。
彼には申し訳ないが、全身ゾクッとして、一瞬幻か幽霊でも見たのかと思いましたよ。
すれ違って後に振り返っても、最初に見た時と同じ速さで歩いていましたから、確かに存在している…。

迷いも躊躇いもなく目的地に向かって一心に歩いていましたから、駅又は駅周辺に家族を迎えに行ったのでしょうか。

彼がこちらに助けを求めたり、何かを要求してきたわけではありません。
すれ違う者は眼中にないかのように、ひたすら歩いていただけです。

彼の姿を見てショックを受けたり何かしらできないかと考えるのは、こちらの傲りやお節介でしかありません。
これも現実の一つなのだ、と受け止めるしかないのでしょう。
ですが、気温に即した衣服を着用し、夜は安心して眠ることができる環境を調えるすべはないものか、と思ってしまうのです。

今日から六連勤!!

木枯らし…ではなさそうですが、昨夕より西～北からの風が強い状態が続いています。
気温も昨日より低めですが、神無月の末ですからねぇ。

さて、今日からは六連勤。
そう言えば、先月末も似たようなものだったかしら…。
まぁ、税金で掠め取られる(表現は悪いが実感です)以上に稼がなくては、年も越せませんからね(苦笑)。




リベリア滞在後に帰国したジャーナリストからは、現段階ではエボラウィルスが検出されなかったとのこと。
エボラ出血熱よりもインフルエンザに話題が移りそうな時期ではありますが…。

なるほど、と思った記事をlivedoorニュースで見ましたので、以下にURLを。


日本人看護師が現地で見たエボラの真実 命がけの覚悟で患者と向き合った１カ月
http://n.m.livedoor.com/f/m/9404134?guid=ON

月曜日

当初の予報ほどではなかったものの、昨日と同様に今日の日中も気持ち蒸し暑かったような。

午前中に電話があり、午後から依頼された買い物をすべく駅前のスーパーへ。
明日まで四日連続で、本年最後の「ほにゃらら感謝セール」。
とは申せ、肝心のかの球団がCSで四連敗してしまったからか、“耳タコ”寸前の歌が流れることもなく、心穏やかに買い物ができました。
とりあえずは、メデタシメデタシ(笑)。
明日の午前は、別のスーパーで荷物持ちです。




駅に向かう途中の公園は、桜の葉が黄色になりつつあります。
また、十月桜がちらほら咲き始めていましたね。

公園の片隅では、黒猫が叢に身を屈め何やら狙っている様子。
辺りに鳥等は見当たらず、蜥蜴や飛蝗の類でも見つけたのでしょうか。


ところで、区の危機管理課から届いたメルマガによると、この一週間ほどの間に区内の一部地域で小動物(ハト・カメ)に対する損壊事案の発生しているとのこと。
人為的なものか、事故等によるものか、その関連性などは不明で現在調査中だそうですが…今までなかった(気付かなかった!?)事案がいきなり発生したってことは、人為的である可能性のほうが大でしょうかねぇ。
野生の小動物を虐待している者などの不審者情報がありましたら、警察に通報をお願いします、となっていますが…。
ここ数日、帰宅時に以前よりもパトカーをみかけることが多くなったのは、ひょっとしたらそのせいかしら。
まぁ、悪意・虐待行為が小動物から人間に対するものへ変化しないとは言えませんからねぇ。
ただ、その一方で、益々監視が容認される社会になりつつあるような気がして、複雑な心境でもあります。

土曜日

季節が一気に進んだような一昨日までの寒さから一転。
昨日は秋晴れの空、今日は昨日より気温が上がるらしい…。
二週間続いた台風襲来から、ようやくまともな週末になるようです。


もっとも、当方は土日出勤で月曜日がオフ。
当初のシフトでは明日がオフでしたが、人事異動に伴う変更がありまして…苦笑。
ま、私の場合はオフの日曜日の在宅率ほぼ100%ですから、殆ど支障はない(たまにはあるかも!?)のですが…苦笑。

代わりに翌月曜日がオフですが、来週月曜・火曜は荷物係で動員されそうな予感┓(￣∇￣;)┏

雨…

昨日は気まぐれな降り方だった雨が、今日は本格的になったのかしら。
気温も15度位で、一気に冬に近付いたような気がします。
明日も雨で、更に気温が下がるとのこと。
ホント、極端にもほどがある(苦笑)。




通りがかり人様のコメントを拝見し、『野菊の墓』とは懐かしいなぁ…と思いながら、実は粗筋ではなくて今の上野マルイにかつてあった京成百貨店を思い出す(苦笑)。

確か初代パンダが上野動物園に貰われてきた翌年のこと。
父方の伯母(父の長姉)が何かの用事で上京し、「パンダを見たい」との話が出て、当時小学校五年の私が案内を仰せ付かったのでした。
父にとっては実の両親以上に保護者的な役割を果たしてくれた彼女の要望を、姪の私が断ることは許されません。

勝手知ったる上野動物園をさらっと案内した後はお役御免のつもりが、どういう経緯でか京成百貨店に行く破目になりまして。
おそらく、伯母は案内のお礼のつもりだったのでしょう。
「人形か玩具か」と言うのを断り、本をお願いして書籍売場に向かったのでした。
さすがにコミックでは父の面子もあろうかと思い、散々悩んだ末に選んだのが、『野菊の墓』と『たけくらべ・にごりえ』。
新潮文庫か角川文庫のどちらかだったと思います。
当時の京成百貨店の包装紙は、青色と緑色の樹木が印刷されていたのではなかったかしら。
二冊の文庫本も同じ柄の包装紙にくるまれて、我が家の本棚に収まったのでした。

本はどちらもすぐに読みましたが…10才そこそこの子どもが読むにはちと早かったかも。
民子が可哀想と思うより、語り手「僕」に対する歯痒さが先に立ったような気がします。
当時の農村の在り方からすれば致し方ない流れ、と思うのは後々のこと。
いくら年下だからって情けない男だなぁとしか思えなかったのですから、所詮は子どもの読み方ですよね(笑)。

その後、京成百貨店のB1Fに明正堂書店が入り、こちらには随分とお世話になりました。
中二～中三の二年間、ほぼ毎週日曜日の午前中に上野に用事があり、その後は明正堂書店を覗くのがルーティンのようなものでしたから(笑)。
毎週ワクワクしながら通って足が棒になるまで立ち読みしたあの時間が、もしかしたら一番楽しい読書体験だったかも。

雨模様

昨日は雨の予報ではなかったと思ったが…職場に着く頃からパラパラと、時には傘が必要な降りに。
まぁ、帰宅時は辛うじて傘要らずでした。




ウチの場合、人事異動は定期的ではなく、常に突然やってまいります。
グウタラなオフの翌日(つまり昨日)、いきなり上司が「いやぁ～異動が決まりまして…」と。
ちょっと待って、この３月に着任したばかりで異動かいな、と内心慌てたら、実は別のスタッフの話。
元々他のスタッフと関係が良くない…正確には良好な関係のスタッフがいない…謂わば問題児(という年齢ではないが)。
一昨日、私がオフの朝に起こしたトラブルが直接の引き金になったらしい…苦笑。

実際のところ、私とてこの方相手にマジ切れが一度、キレかかったことは数知れず。
一緒に仕事をする日はメンタル面を鍛える時間と割り切るようにしていましたから、正直ホッとしましたよ。
とは申せ、「次の異動は降格」と囁かれていたにも関わらず、そうはならなかったところにウチの組織の人材難が垣間見えたりするのですが、それはまた別の話。

入れ替わりに来るのが、打たれ強いことが取り柄のチャラ風お兄さんだそうで…いやはや┓(￣∇￣;)┏
その上、着任が来月になるそうで(当方のスタッフは28日異動)、今月の残りの日々のシフトが大幅に変わり、かつ連勤が増えそうな予感(ーー;)
まぁ、今度来るヒトには、部署は違えど同室のお局様と巧くやってくれ、とひそかに祈るばかりです。


ともあれ、私をマジ切れさせた相手と一緒に仕事をするのは今日を含めてあと三回。
心穏やかに見送ることができますように…笑。

日曜日

タイトルは『日曜日』ですが、この時間は既に月曜日…苦笑。
秋晴れの日が続くのもここまでで、火曜日は雨の予報。



日曜日は、母の買い物の荷物持ち。
このところ台風やら何やらでお呼びのかからない日が続きましたし、土曜日は電話があったもののオフの日曜日に繰延してもらいましたから、久方ぶりのお役目でしょうか。

いつもなら“8”の日だけ5%割引が、セ・リーグのCS絡みで三日連続の割引セール。
日曜日の昼下がりなのに店内はガラガラ(苦笑)。
4タテの翌日で、例のBGMが流れていなかったからではないでしょう。
去年のセール時と曜日・日にち・天候が一致しなければ比較はできませんが、買い控えする消費者は明らかに増えているような気がします。
実際、この春以降、消費税以外の税金や保険料の負担も増えていますし、ここにきて円安による商品の値上げも無視できず(その前だって、価格は変わらなくても微妙に内容量を減らす実質値上げが行われていました)、消費税10%だって既定路線と言われています。
いつもより多少安値になったところで、不要不急の物は買わないと考えるのがフツーですよね。

政府がやっていることを乱暴にまとめてしまうと、医療・福祉・教育関係を削って、災害復興と財政再建の名目で増税して、挙げ句、オリンピックやリニアやカジノに税金を投入しようってこと。
まともな国のやることとは思えません。
べつに、ピケティ先生の理屈を用いずとも、格差が拡大しているのは自明のはず。
それを是正する政策をとれない政府なんぞに用はないのですが…そうは考えない立場に立つ人の声(圧力)のほうが大きいのが現実なのでしょうね。

今日も秋晴れ

風がなかったので、昨夜ほど寒くはないようです。

先月のうちに一旦は散った金木犀が、再び咲いている…。
桜は冬桜ならずとも秋に咲くことがあるようですが、金木犀はあまり間をおかずに二度咲きするとは…。
前に住んでいた市の木は金木犀だったので、季節になると市内のあちらこちらで香りが漂っていました。
でも、二度咲きの記憶はありませんねぇ。
ま、世の中、知らないことのほうが多いものです(笑)。



帰宅後は、出勤途中で買った大根とガンモと生揚げを、日付がかわる頃からコトコト煮はじめる…笑。
我ながら、夜中に何をやっているのかと思いますよ。
明日はオフですし、一晩置いて味が落ち着いた煮物に炊きたてご飯があればご機嫌と申すもの(笑)。

気温が高い時は「一晩置く」ことができません。
うっかり放置すると、味見する前に処分することになりますからねぇ。

いや、ま、良い季節になりました(笑)。

神無月十七日

台風19号の通過後はお約束通り晴れたものの、一昨日水曜日はぐぐーんと気温が下がっての雨。
昨日今日はお天気こそ回復しましたが、日が翳ると晩秋の気配が漂うような…。
朝晩冷え込むようになり、羽毛布団を追加しました(笑)。


気になる映画や展覧会はあれど、いざオフとなると出掛ける気分にならず、地図を眺めながらうだうだ過ごすばかり。
ま、痰絡みの咳が長引いているせいで、人混みに出たくない気持ちもありますしね。



本日の収穫
*ねこの秘密(山根明弘/文春新書)
*猫の古典文学誌(田中貴子/講談社学術文庫)

注目株は、『ねこの秘密』。
著者は、大学院生時代に福岡県相の島(相島)で野良猫のフィールドワークに携わった動物学者とのこと。
楽しみな一冊です(笑)。