疑問氷塊…そのような漢字は(-_-; )

2009-02-22 07:49:39 | Weblog
先ずは…前回のタイトル、疑問氷塊ではなく疑問氷解ですよね。疑問がさらに塊になってしまってはどうしようもない…苦笑。誤字を見落とした私のミスですが、しかし、どうしてこんな変換になるのか不思議でたまりません。買い替えてひと月、メール作成についてはそれなりに使いこなし変換機能も鍛えてきたつもりでしたが、まだまだ足りなかった…。そもそもFー01の漢字変換能力はN902iの足もとにも及ばないということですか。ここまで後悔させられるとは、とんだ誤算でした。
一筆箋を購入するために立ち寄った書店で、「赤めだか」(立川談春/扶桑社)が目に入り、ついつい購入。先月に新幹線車内で目にした週刊ポストだったかの対談知り、興味を持ったものですから。評判に違わず、いや、半分ほど読み終えたところでは評判以上の面白さです。私くらいの年齢になりますと、時に師匠・兄弟子や周囲の大人の気持ちになり、時に語り手の気持ちになり、と両者の心持ちを行きつ戻りつヒヤヒヤハラハラ、そしてしんみりしながら読んでしまうのですね。いやいや、人情噺や人生訓話ではありません。ジェットコースターのような話の展開にあれよあれよという間もなくひきこまれて、徹夜も辞さない気分にさせられます。どこで本を閉じるか、苦渋の選択を迫られました(大袈裟ですね…苦笑)。この大師匠を相手に、果たしてどのように真打ち昇進を果たすのか、続きが楽しみです。

疑問氷塊

2009-02-20 11:45:19 | Weblog
昨夜メールチェックしていて見つけたFACTA3月号の案内メール…あぁ、もうそんな時期になるのかと、改めて暦と我が身の時差に気づかされます(-_-;)今年も残り十ヶ月と一週間と十数時間、こんな調子で過ぎてしまうのかしら。
胸の内のひっかかりは、今朝不意に氷解。要するに「三つ子の魂」のようなものでした。もったいをつけるようなことではなく、単にツボに嵌ったと…。しかし、無意識の刷り込みはオソロシイものです。世の中には似た顔の人が三人いるとは時折聞く話ですが、精神的に深くかかわってしまった方と似た人物を偶然見かけた時の動揺たるや…。幸いにして今回の場合は瓜二つではありませんでしたし、脳も少しは学習したのでしょう。残る課題は、気持ちの落としどころとなりそうです(苦笑)。
夜半からの雪は雨に流され、今は眩しいばかりに青空が広がっています。いよいよ花粉大魔王が大挙して押し寄せてくるのでしょうね。くわばらくわばら(/_・、)

既視感…?

2009-02-19 21:12:11 | Weblog
早朝からの風はやんだものの、暗くなってから冷え込みは厳しくなってきています。今夜は雪になるとの予報…4月の陽気から真冬日までの変化、こちらの目が回ってしまいそうですな。
いやはや…思わぬ伏兵、に戸惑っています。別段どうという話ではなく、先日上京した折、ひょんなことがきっかけで会話を交わした男性(もちろん初対面です)が誰かに似ているように思えて気になって仕方がないというだけのこと。芸能人やその他マスコミでよく見かける著名・有名人ではなく、個人的に知っていた人に似ているようなのです。その前日まで読んでいた佐々木丸美の本の影響ではないと思います。必死に記憶をたどっているのですが、昔から【記憶力】には自信がない身の上ではまるで役に立ちません。この中途半端さ、嫌ですね(-_-;)
気がついたらネットで注文していた本がたまっていまして、昨日あわてて受取に行きました。明細は…
露伴随筆集(岩波文庫)/中島敦全集(ちくま文庫)/忘れかけた思想家-安藤昌益ー(H.ノイマン・岩波新書)/世界に開け華厳の花(森本公誠・春秋社)山折哲雄対談集(講談社)
「ミレニアム」なども合わせるとひと月分の書籍購入費を軽く超過しているため、無駄と思いながらも、今月と来月は新たに本を購入するまいと決意。果たしていつまで保つやら…。でも、どの本も一気読みよりちまちま頁をめくる読み方が似合いそうですから、暫くは楽しめそうです。

美術館は楽し!!

2009-02-18 00:22:36 | Weblog
如月も、残り十日…。時の流れは加齢と共に加速を増し、必死になって追いつこうと努めるか、それとも諦めてマイペースで進むか、果たしてどちらが良いのやら悩むこの頃。
約ひと月ぶりに上京。まぁ、前回の上京は届け物が目的でしたから公務のようなもの。挙げ句にインフルエンザに取り憑かれて、未だに咳がとまらないのですから、疫病神のただ中に突入させられた気分です。
今回は、当初の目的地はサントリー美術館でしたが事前にチェックしたところ火曜休館でパス。では、と出光美術館に変更したのですが、これまた展示替えで休館。ひとえにこちらの確認不足ですが、ここ2、3年、何故かこことは掛け違うばかりです(/_;)
気を取り直して、八重洲のブリヂストン美術館まで準備運動(何のことやら)をかねて歩くことに致しました。東京駅八重洲口を見るのは丸二年ぶりになりますが、ここはいつになったら工事が終わるのか不思議でなりません。大体、昔から八重洲口って工事現場のような舞台裏にしか見えないのですよね。一応百貨店だってあるくせに…。それから、八重洲ブックセンターの二宮金治郎像って、あんなに金ピカピカでしたっけ。あそこで買い物をしたのは一度きり、それも四半世紀前のことですから記憶にないのも無理ない話ですが…。などと内心ぼやき(八つ当たり?!)ながら、目的地へ無事到着。
美術の教科書に掲載されている作品がおよそ網羅できそうなここのコレクションですが、それを毎回テーマを決めて見せてくれるのは嬉しいところです。今期(1/24~4/12)は【名画と出会う 印象派から抽象絵画まで】というタイトルで、ある意味コレクションのオールスターでしょうか。印象派以降の洋画の流れを過不足なく見せてくれます。ここにロートレックのムーランルージュがあるとは迂闊にも知りませんでしたし、ゴーギャンの静物画はピカソの先駆けのよう。ゲオルゲ・グロッスからは国吉康雄が連想されます。決して広い空間ではありませんが、緻密に計算された展示は心地良く、いつ行っても最後まで疲れも倦むこともなく作品を楽しめる空間を観るものに呈示してくれるのも有り難いところです。ただいつも残念なのは、ティールームのサンドイッチがいつも売り切れなこと(本筋とは関係ないですが…)。満腹も鑑賞に不向きですが、空腹とて同様に不向きなのですよね。
友人を誘い、遅い昼食を新宿中村屋で。2Fは和洋中どれも楽しめるというかつて百貨店にあったお好み食堂のような体裁ですが…。担々麺がいいなぁと思っていたのに、あたりはカレーの香りが漂い中華モードを瞬時に消滅させてしまいます。結局は牡蠣カレーを選択しましたが、なかなか美味ではありました。牡蠣はフライにしてあると勝手に思いこんでいましたが、カレーソースの中に殻から出したまま(もちろん下拵えはしているでしょうが)の牡蠣がボコボコ入っていてちょっとびっくり。考えてみれば、この冬に初めて口にした牡蠣でした。娘が牡蠣が苦手なため、二人きりの食卓が多かった今冬は避けてしまいがちだったのですよね。ただ、カレーにそのままの牡蠣ってどうなのかしら。牡蠣フライなら衣に牡蠣の旨味がガードされカレーは牡蠣フライのソースのような役割ですが、牡蠣を保護しているものがないとカレーの味に負けてしまうような気がしました。ふっくらとして、加熱の加減も完璧なものでしたが…。
本は…「ミレニアム 第一部」(早川書房/)と《館》三部作(創元推理文庫/佐々木丸美)を読了。佐々木丸美は三十年ぶりの再読ですが、いやぁ、昔同様にはまりました(^^;;それと同時に、宮部みゆきの「龍は眠る」や「蒲生邸事件」における超自然現象をどうして不自然に感じることなく読めたのか、その理由がわかったような気がしましたね。
「ミレニアム」は…佐々木丸美の作品とは対極にあるような話。半日の間、誰にも邪魔をされない時間を確保できるなら、一気読みすることをお勧めします。これまた三部作だそうですが、これからどのように話が展開していくのか、正直見当がつきません。主人公の相方である女性調査員が、注目キャラクターでしょうか。この先も登場するなら続けて読みたいですね。スウェーデンは人権意識が日本より進んでいるイメージですが、女性が暴力被害に遭う頻度は決して低くないようです。そのあたりのことを(現況・原因・対策など)、もう少し知りたいものです。

紀元は2669 年…

2009-02-11 17:32:57 | Weblog
で合っているのでしょうか。確か紀元2600年が1940年でしたから、計算上は正しいと思いますが、この計算の大本(紀元元年)となる根拠がよくわかりませんので、曖昧な表現となってしまいます。
ともかくも、如月も週末にはちょうど半ばとなりますが、景気も国会審議も共に超低空飛行の様相。昨日発売のクロワッサンの広告までが【面白いほど、節約できる。】と…。これって、「主婦と生活」や「素敵な奥さん」などのいわゆる婦人雑誌や「サンキュ」などの生活誌で必ず特集が組まれる半永久的なテーマですよね。今更クロワッサンが何故に、みたいな気持ちが半分、このテの雑誌は購入せずに立ち読みでノウハウをチェックするのが節約の第一歩よねぇ、という気持ちがもう半分。クロワッサンが取り上げるファッションやコスメ、決してお安くはありませんし、タイアップ記事とのバランスを考えたってどこまで説得力のある特集を組めるかあやしいものです。ただ、節約の風潮は日常の買い物でもヒシヒシと伝わってきます。ポイントが倍以上の日や99円均一なんて日以外のスーパーはガラガラですし、目玉商品以外の売れ行きは露骨に鈍いですから。メーカーの営業赤字など客観的事実としての景気の悪化とは別に、先行き不安やムードによる節約志向が蔓延しているよ
うに思えます。これも麻生首相の無策によるところが大きいのではないでしょうか。
沢木耕太郎「檀」読了。

立春大吉…

2009-02-04 23:37:06 | Weblog
暦が変わりましたから、タイトルの如くありたいものでありますが…。相変わらず咳が止まらず、メガネに加えてマスクも必須アイテムとなり、これにマフラーと帽子を足せば明らかに不審人物であります。何かをする元気も出てこないのが現状というのも、はなはだ情けない話です。
昨日は、客人よりボンマルシェという洋菓子店のケーキを頂戴しました。この店のモカロールを何度かお土産でいただきましたが、生ケーキは初めて。イチゴのタルト、紅茶のシフォンなど5種類ほどの詰め合わせ。全体に品のよいあっさりした味のようで、強烈な甘みを希求する時は不適当かもしれません。ですが果物の下拵えはなかなかのものですし、一切れのボリュームも手頃、近所を通ることがあれば覗いてみたいものです。でも、池尻や梅屋敷に用事ができるとは思えませんなぁ(苦笑)。
幸田露伴を読みたいと思っています。昨秋読んだ岩波文庫の「幻談・観画談」がたいそう面白かったので、少しハマって読んでみようという気になったのですが、それなりの数の文庫があったように記憶しているのに、調べてみるとどうも心許ない。平成ニッポンではあまり受けそうもありませんから、仕方がないのでしょうね。あれは明らかに大人のための本、【お子様】が背伸びして読もうと思っても、あの可笑しさは解らないでしょう。そういう本もまた、大事ですよね。

如月一日

2009-02-01 22:48:29 | Weblog
ぼやぼやしているうちに、今日は如月一日。今年ももう1ヶ月が過ぎてしまったのかと、今更ながら時間の経過に気づく情けなさです。インフルエンザのあとはイマイチ体調が戻らず、未だに咳と声枯れが続くためマスクを手離せない有り様。何をするにも集中力を欠くのが一番困りますね。
明々後日は立春、改めて新年を迎える心持ちに気持ちを切り替えていきたいものです。