NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

ストップウォッチ

2013年02月08日 | インポート
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SEIKO製Pulsimeter

Pulsimeter:脈拍計ですが、機械式ストップウォッチの秒数目盛の内側に脈拍数目盛が記載されているだけです。かつて医療用具として使われていたものでしょう。脈拍15回の時の秒数で1分間の換算値がわかるようになっています。

私は写真の現像でストップウォッチを使います。天体写真の露光時間の管理でも。何かに集中したいときも使う時があります。よって日常的にストップウォッチを使っています。なぜアナログの機械式かというと、アナログのほうが見た瞬間に時間を意識できますし、時間の感覚をより鋭くすることができます。

SEIKO製とスイスのタグ・ホイヤー製の機械式ストップウォッチを使っていますが、いずれもいい音です。ムーブメントの奏でる音は癒しでもあります。

Nikon D2H + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f2.8D



レンズにベアリング!?

2013年02月07日 | インポート
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RICHO XR RIKENON 35mm f2.8の修理。修理にベアリングの玉を使います。

このレンズの絞りリングのクリック感は絞りリングの裏がローレットト加工のようにギザギザになっていて、そことベアリングの玉が擦れ合うことでクリック感が生まれています。このベアリングの玉、分解するときになくしてしまっていました。

機械器具屋さんに頼んで5つだけ取り寄せてもらいました。ありがとうございました。これでばっちり復活。






PENTAX ME

2013年02月02日 | インポート
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PENTAX ME
1976年に登場した絞り優先専用機。

マニュアルでシャッタースピードを制御することはできませんが、±2EVまでできる露出補正のダイヤルはとても操作しやすく、被写体を見て、ダイヤルで補正して、そのまま撮影。という流れをやりやすくなっています。他社の絞り優先AEが可能なカメラは露出補正ダイヤルに使うな!と言わんばかりのロックがかかっているために実際のところ、ほとんどマニュアル露出で使っています。と考えると、このMEはとても合理的に設計されているように感じます。

一番の特徴は小さいこと。PENTAXの新しいミラーレス一眼と並べても遜色ないでしょう。とにかく小さい。手のひらに収まるサイズの一眼レフです。

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平均的な大きさのデジタル一眼レフと比べるとこの通り。大人と子どものような。



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金属の質感は工芸品のようです。

私の手元には、使われなくなったり、壊れたりしたフィルムのカメラがいっぱいやってきます。この2台のMEもそれ。ブラックの方は、ファインダーを覗くと酷いシミがあり、びっくりしました。どう使ってきたのか、どう保管されてきたのか。使わなければ劣化する一方です。人間の身体も一緒ですね。

ブラックの方はファインダー部の分解清掃ですっかりきれいになり、元の姿を取り戻しました。シルバーは中古市場の言うところの美品でしょう。外観、機能ともに使用感がほとんどありません。MEの美品なんてめったにお目にかかれません。

2台も使いきれないので、ブラックの方はKマウントのレンズを持っている人に譲って、シルバーは私が使うことにしましょう。

Nikon D2H + Ai AF MICRO-NIKKOR 60mm f2.8D





レンズ オーバーホール中

2013年02月01日 | インポート
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RICHO XR RIKENON 50mm f2 をオーバーホール中に途中で終了となったため、記録しておきます。

カメラやレンズをオーバーホールするときは。デジカメで記録しておくのもいいですが、それよりも絵に描いて、絵で表現できないところは文章にして書いておいたりします。

この場合は、絵でも文章でもないですが。。。

今、レンズの前群が分解終わりました。前群は3枚だと思います。1枚は鏡筒の中ですが、後群をばらせばそのままで掃除できるでしょう。

全部でレンズは6枚あると思います。あとは後群をばらしてレンズすべてを清掃し、ヘリコイドをグリスアップし、オーバーホール終了です。

昔のレンズって構造も簡単で整備しやすいので、一生使えますね。このレンズずいぶん人気らしいですが、自分が使った印象では開放あたりのやわらかい雰囲気がいい感じ。

FUJI FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor 35mm f2S