NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

小惑星

2013年02月18日 | インポート
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小惑星(写真左の矢印の先にある線状の天体。軌跡を写真に捉えている。)

2月16日の夜(22:00頃)に捉えた小惑星です。

星の観察の仕方として、肉眼で見えない天体を写真で撮ってから観察するという手法もあります。

写真右の赤いガス雲は、バラ星雲と呼ばれているもので、肉眼では見えません。よって写真を撮ってから、うちに帰って眺めていたのですが、恒星でも惑星でもない天体が写っていました。小惑星です。

先日、ロシアに隕石(小惑星)が落下し、地上まで届きました。2月16日の未明には、"2012DA14"という小惑星が地球に接近し、静止衛星よりも地球に近いところを通過していきました。

大きな天体が地球に衝突するという映画みたいな状況が実際に起こりうるということですね。自分で写真を撮ってみるとより身近に感じてしまいます。

小さいころから星の観察が好きで、よく眺めていますが、流星が大気圏に突入して爆発する現象はたまに見られます。一度はドーン!という衝撃波(ソニックブーム)を聴いたこともあります。ロシアで窓ガラスを破壊したのもこれでしょう。でも小惑星を写真で捉えたのは初めてでした。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai AF Nikkor 85mm f1.8D



アンプ 真空管の検討

2013年02月18日 | インポート
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6AS7G(写真は、高信頼管タイプの6520) NEC製

出力管候補の真空管。

"TWIN TRIODE"=双三極管ということで、ひとつの真空管の中に2組の増幅部が入っているために、これ1本でステレオアンプの出力管とすることもできます。

でも、チャンネルセパレーションを重んじるオーディオアンプでは当然そういう使い方は嫌いますが。。。2組のユニットを使って、プッシュプルで使うか、それとも片方だけでシングルアンプとするか。テレビの音声用として、初段管に12AU7、出力管にこの真空管として、わずか2本でステレオアンプを設計したことがありますが、実際に製作していません。

もともとレギュレーション管といって定電圧電源装置の電圧制御用の真空管ですが、オーディオアンプにも適しています。この形状の真空管は形もいいですし。




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初段管に用いるつもりのEC86(6CM4) hp製
UHF帯高周波増幅用の真空管(三極管)。増幅率が大きい、内部抵抗が小さい特徴の真空管。

増幅率や内部抵抗。出力や周波数特性にいろいろ影響するのですが、実際には作ってみなければわかりません。また、物理的な特性のよさと感覚的な音の心地よさは違うようです。