NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

シングルアンプ回路

2010年10月14日 | インポート
Amp
一番最近作った真空管アンプですが、思いっきり基本の教科書通りのシングルアンプの構成になっていますので、初めての人が作るには最適かな。抵抗やコンデンサの数値は削除してあります。設計者でいろいろ考えがありますので。そのまま真似て作りたいときは、個人的メールで。狭い再利用のハコに詰め込んだので、初段は左右1本で済むように2ch入ってる双三極管の6SL7GTを用いました。でも電源部(下の回路)は充実させて、平滑回路を途中から左右独立にしています。また、出力段の6V6GTは本来のビーム管としてではなくて、三極管として動作するように接続しています。パワーはありませんが、音にはリアリティがあります。このシンプルな構成のアンプでも完成品を買えば7、8万円ぐらいするでしょうね~。これは再利用品も多かったので激安ですが、新たにパーツを買って揃えても3万円弱ぐらいかな。

ブログで設計から製作の最初から最後まで軽く紹介しましょう。しばらくお待ちを。

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6V6GTシングルアンプ



のんびり秋の山歩き

2010年10月12日 | インポート
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ちらほらと秋を感じさせるものが増えてきましたね。のんびりゆっくり。写真を撮ったり植物に触れてみたり。6人パーティ、矢岳を目指します。先行してるA-Zさんと無線交信で情報もらいながら。

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矢岳山頂のミカエリソウ。前はこんな姿でしたよ。


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豚の鼻みたいです。

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Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S






今年の挑戦のひとつ終り

2010年10月12日 | インポート
ある難関の試験を受験していましたが、最終合格には至りませんでした。1次試験で数十人が3人に絞られ、最終的には1人が合格。つまり、2番手、3番手では合格しないということ。次は1番になるという目標ができました。目標があってそれに向けて努力してる時が一番楽しいですね。とりあえず、まだ今年はあと2つやることがありますので、それに向けて努力しようと思います。応援して頂いたみなさん、ありがとうございました!







10月10日星☆☆☆

2010年10月12日 | インポート
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カシオペア座
雨上がりでいい天気になりました。月齢も若くてほんとに星を見るにはいい時期です。木星も観測好機。夜空にひと際明るく輝いています。

赤道儀を据えてじっくりと星をリバーサルフィルムで撮りたいところですが、時間も無いのでデジカメを三脚に固定するだけでどれだけ撮れるか??? いい試しにもなりました。

フィルムとデジタルカメラを比べると天体写真にはデジタルが有利だと自分は考えています。フィルムの特性には相反則不軌という露光時間が長くなると感度が急激に低下するという致命的な欠陥があるためです。このため長い露光時間を必要とします。しかも自分の機材では手動追尾。寒い中緊張を切らさずにガイド鏡を覗き、ハンドルを動かすのは我慢の何物でもないです。。。が、仕上がりは大満足ですよ。デジタルだと露光時間が短くて済むのでちょっとは楽かも!?


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はくちょう座 デネブ付近。 北アメリカ星雲もうっすらと写っています。
で、デジタル。私のデジカメはNikon D2H。なんと高感度域でノイズがすさまじいという天体写真にとっては一見最悪な特性を持っています。これらの写真もISO800に設定。35mmを使い、露光時間は25秒。拡大すると若干動いているというレベルの露光時間。結果、もちろん、ノイズもバリバリですが、意外といい。感度落として露光時間を長く(ガイドしながら)してみると結構いい結果になるかな??という印象を受けました。もちろん、フィルターのせいでHα線の領域がカットされてますので、北アメリカ星雲もHα領域に感度があるリバーサルフィルムと比べるとずいぶん赤みが薄い写真になります。

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プレアデス星団(すばる)

以上
Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S 日置市伊集院


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ちなみに、ネガフィルム(ISO800)で同じくカメラを三脚に据えただけの固定撮影の例。
ネガフィルムもHαの領域が写らないのでガス星雲の写りは悪いです。

Nikon FM3A + Ai Nikkor 50mm F1.4S (カラーネガISO800) えびの高原






錦江湾の海中

2010年10月10日 | インポート
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日光がよく届く浅い瀬のところはクマノミ団地

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深いところへ行くと森の中に来たのかと思うほど海底から生き物が林立しています。これはムチカラマツというサンゴの仲間。

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オルトワンワラエビ
クモのようですね。
錦江湾はとても深く最深部は200メートルを超えます。この潜ったところでも斜面になっており、下のほうは真っ暗。ずっと下まで落ちています。吸い込まれそうな感じがします。
錦江湾は鹿児島の身近な海。野生のイルカが多く住んでいたりしますがよく知らないですよね。深いところの海底火山は盛んに噴気を上げていて、その噴気孔の周りにはチューブワーム(サツマハオリムシ)という不思議な生き物が生息していたりと興味深いですよ。そこまでは潜水して行けませんが、、、





秋は音楽と工作

2010年10月08日 | インポート
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真空管(6BQ5)と12AX7
夜涼しくなってきて窓を閉めていても過ごしやすくなっています。こういうときは静かな夜に音楽をのんびり。これらの真空管は、6BQ5を使ったプッシュプルアンプ。3年前にそれまで使っていたYAMAHAのアンプが壊れたのをきっかけに設計から自分でやってみたアンプ。今まではスピーカーシステムをずっと自作してましたが、これ以来アンプも自作するようになり、実家や友達のところへ4作品作りました。いろいろな真空管のスペックを眺めていると音楽に使えそうなのを見つけてみては回路を考えて妄想しています。ギターアンプも作ってみたいところ。

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今気になる真空管はこれ。三極管の6CM4(EC86)。オーディオアンプでよく使われる12AU7よりも内部抵抗が小さいですが、増幅率は68。もともとUHF帯の高周波増幅に用いられたものですからテレビに使われていたものです。もともとオーディオに使われてなくても探してみるとオーディオに良さそうなのがいろいろ。ま、でもひずみとかはやはりオーディオ用はよく考えて作られていますけどね。他にコンピューター用の三極管とかなかなか良さそうです。

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わけがわからん、、、話題でごめんなさい!! 独り言ということで。






大木の下

2010年10月08日 | インポート
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この夏から秋にかけて雨のトレッキングが多くなっています。もしかすると、今度の土曜日も!?レインウェアを着たところで雨のときは行動を避けて避難していたいもの。大木の下がいい雨宿りになりますね。地面が濡れず、土砂が流れることがないので木が山を守っていることを感じます。

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先日は、寒冷前線の通過による雨を午後1時半ぐらいからと予想していましたが、実際には11時半からきました。 寒冷前線による雨の時間は短いですが、激しく降るために、止んだあとも危険です。こういうときに沢の渡渉ルートがあったりすると怖いですね。行けても帰れない。

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無線機。付属のホイップアンテナでも結構いけますね。今まで付属のホイップアンテナなんておまけみたいなものと思ってましたが結構いい感じ。

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ケーブルを新しく作りました。ザック用に今まで細い1.5Dという規格のケーブルを使っていましたが、曲がると折れるなどして弱いため、3Dに作り直しです。黒が1.5D。無線機とアンテナを繋いでるのがザック用。右はバイク用。










11月20日(土)霧島山登り(まだどこかはわからない。。)

2010年10月06日 | インポート
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毎年11月に私の熊本の山仲間が霧島へ登りに来ます。去年は霧島縦走(ナイトハイキングも。)して霧島の民宿に泊まり、翌日は高千穂峰へ。今年は11月20日の1日しかないですが、大浪池~韓国岳コースを計画の中に入れて欲しいとのリクエストがあるので、えびの高原発大浪池から韓国岳かな?? あと、新燃岳方面には行けないので、韓国岳の北側のピーク(北峰)へ案内しようかなとも考えているところ。ここからの眺めが好きです。まだ今の時期はアザミが強烈なので近づきません。



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去年の韓国岳琵琶池付近。落ち葉がふかふかで気持ちよかったですよ。
行きたい方はメールか掲示板でお知らせください。







登山計画書(その2)

2010年10月06日 | インポート
ネットでいろいろ見ていて埼玉県警のホームページにある山岳救助隊ニュースがすごくいい!!

埼玉県警山岳情報
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/osirase/sangaku/index.html


この中の山岳救助隊ニュースに山登りの安全に関する情報が満載です。登山計画書の書式もニュースの度に付いてる。

「登山の計画段階から遭難は始まっている・・・」 「救助隊が来るまで何もできないパーティ」 ・・・よくあるような気がしますよ。
登山届、登山組織(リーダーを中心としたパーティ登山(単独登山の危険性))、セルフレスキューの重要性などなど書かれています。平成21年新年号に登山計画書の話しがありました。



高隈山に行きます(10/9)

2010年10月06日 | インポート
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今の時期はやっと夏の草ボウボウが落ち着いてきたころ。タカクマホトトギスやヤマジノホトトギス、ヤマボウシの実(おいしい!)、ミカエリソウもあります。個人的には12月の縦走山中泊の実地踏査も兼ねて。

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これは、登山計画には入ってませんが、、、星空もきれいでしょうね~。今、木星が観察の好期。それと、彗星(ハートレイ彗星)が地球に接近しています。ペルセウス座の近辺。自分が高隈山で星を見るポイントではとてもいい位置です。ただし、暗いです。一番明るいときで4~5等星ぐらい。写真に撮って観察するか、双眼鏡がいいでしょうね。写真は以前接近したホームズ彗星。お化けのような姿でした。連休中に1度は星を眺めにいけたらなと思っています。

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左:プレアデス星団(すばる)、右:ホームズ彗星

高隈山の概要はこちら
http://mnarumi.hp.infoseek.co.jp/takakuma0.htm







やっと穏やかな海

2010年10月06日 | インポート
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イスズミ
今年の海はなかなか穏やかな状態が続かずにいました。いつも潜る佐多の海は気象庁の波浪観測の実況値が見られるので行く前に見るのですが、休日のたびに波が高い。。。やっと10月に入り落ち着いてきました。今の水温は約26℃。水着で泳ぐには寒すぎます。ラッシュでも寒いのでウェットスーツ着用になりますが透明度の高いきれいな海が見られるでしょうね。こないだの土曜日の坊津がすごくよかった!!と聞いてすごくうらやましかったんです。行こうかな~と迷っていて結局行かずにいましたから。

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寝ていると思われるハリセンボン
魚は岩に寄りかかったりして寝ます。まぶたがないのでよ~く観察しないと寝てるとわかりませんが、ハリセンボンは結構寝てるのがわかります。

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エンリッチドエアタンク
これを使ってじっくりゆっくり潜りたい。普通のタンクの中の気体は空気中のそのままなので酸素濃度が約21%。これは、写真で測定値が貼ってありますね。約32%。酸素濃度の高い空気を使えば長く潜れて、疲れないという感じです。

OLYMPUS μ725



登山計画書

2010年10月05日 | インポート
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登山計画書作成中
25000分の1で距離を測定してるとあれ~!?と。片道約5キロもあったっけ? 
このように計画に無理が無いかとか改めて発見するのも登山計画書の役目。警察や山岳関係のホームページを見るとくどいほどに登山計画書を作って提出しなさいねと書いてありますね。という自分も100パーセント作っているわけではありません。山仲間同士でその日にそこに行こうなんて決めることもありますし。。。でもそういう時に行く山は十分に踏査している、経験が豊富。それにパーティのメンバーもスキル・装備十分。

・・・というのは単なる言い訳で事故を起こせば計画無しに登山したと非難されます。。いろんな要因が重なり合って事故は起きますが、それらを差し置いて山の事故で先に言われるのがこれ、無計画、無謀、自業自得。

計画書がないということは、まず登る山がどんなところか検討されていない。組織ができていない(リーダー誰??パーティのメンバーは把握できてる??)、緊急時どう行動するかわからない。ということになりますね。

逆に計画書を作りながら、どんな山なのか、メンバーのスキルや装備はどうなのか、緊急時にはどう行動してどこに連絡すればいいのかいろいろわかってきます。遭難すると、パニックのスイッチが入ってどうすればいいかわからないという状況に陥ります。そこにアシストしてくれるペーパーがあるというのは心を落ち着ける精神安定剤にもなるかもしれません。
※周到な計画と装備・準備をもってしても事故は起こります。それに対処するにはスキルや体力、一歩立ち止まって考えられる心でしょう。スキルアップも大事ですね。

私は警察等のホームページにある登山計画書の書式をアレンジして使っています。(特定の様式はないので。)あと、概略図と行動図のあわせて3枚1セット。
山中泊の縦走の時は、食事計画とかもありますよ。楽しい計画ですね。(実は意外と難しい。。。栄養だけではなくて食料の重量とか、水の使用量とかも考えないといけないから。)

計画書ができたらあとは出発前のブリーフィングですね。人の作った計画書は突っ込みどころ満載かもしれませんから話し合って共通理解をしましょう。ほんと、作った本人しかわかってない場合ありです。。。(すみません)


Keikaku
ブリーフィング中。最近、はじめましての人たちが多い場合はアイスブレイクもやってます。(撮影:A-Zさん)

こないだの土日にゆっくり時間があったので霧島での遭難事例のレポを以前頂いていたのですが、改めてそれをじっくり読んでいました。霧島でこんな悲惨なことが起こるのか?とまともに読むこともできないほどで登山事故が大変な結果をもたらすことがわかります。普段霧島を登っていてもとても考えられないようなことが実際に起こっています。装備・体力・心理・気象・地形・・・あらゆる原因が複雑に重なって事故になりますが、まずは最初の一歩、登山計画書の重要性を改めて感じたところでもありました。登山は登山計画書作りですでに始まっているといいます。





手作りパソコン第2段

2010年10月05日 | インポート
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ケースもキーボードも黒。マウスは白です。
前作は、白でしたが、依頼者の希望で黒に。黒いの初めて作りましたが、いいですね。

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中身も変えてみました。前作のCPUは"Core 2 Duo" 今回は、"Core i3"を使います。この2つのCPUはソケットから違いますからマザーボードも違います。周りの構成はほぼ同じ。最小限のパソコン。もちろんソフトも欲しいものだけ入れますのでハードディスクの資源も有効利用です。
自分のパソコンも中身取り替えようかな~と思い始めました。8年目。。。3年前にCPUの換装とメモリとハードディスクの増設をしてアップグレードしています。






しっとりの森の中

2010年10月05日 | インポート
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矢岳・竜王山へ向けて出発。森の中は少しだけ雨が降ったのでしょう。花や緑がしっとりと濡れてきれいな感じがしました。

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クモの巣が水玉を捕らえています。

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落ち葉が増えてきました。紅葉もあと間近ですね。

Nikon D2H + Ai Micro-NIKKOR 55mm F2.8S




えみりんのカメラ(フジペット)

2010年10月04日 | インポート
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フジペット(富士フイルム)
1957年(昭和32年)に発売された中判カメラ。今で言うトイカメラのコンセプトで作られています。固定焦点で絞りが3段階。操作はスメ8(SMENA 8M)に良く似ています。でも大きいブローニーフィルムで6×6のスクエアフォーマット。すごく味のある写真になります。長らく使われた無かったためにシャッターがうまく動作しているのかが心配でしたが何度も空シャッターをしてみても特に問題ありませんでした。ファインダーの一部のパーツが外れてカラカラ言ってますが、撮影には問題ありません。ファインダーを部分を分解しようとしましたが、接着のため無理に空けると破損してしまいますのでそのまま。

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晴天の日。フィルムはTMY(ISO400)レンズにお天気マークが付いていて露出の目安になってますが、この日はいい天気。晴れマークにあわせて撮ってみると、ばっちり露出適正。雰囲気がいいですね。

ブローニーを取り込めるスキャナがないので、リバーサルフィルムのビューアーにフィルムを載せてデジタルカメラで撮影し、ネガフィルムなので色を反転させます。

昭和30年代のカメラ。しかもカメラとしてはとても安価だったものですが、このようにちゃんと動作して写真が写ります。作りもよくて約50年前のカメラとは思えないほど。今のデジタルカメラは50年後は使いたいと思いませんし、使えないかもしれません。変わらなくていいもの。新しいものはどんどん出てきますが、いいものは時代が変わっても新しいものにとって代わる必要はないですね。