毎年恒例の鹿屋体育大学屋内実験プール設備点検。特に循環・排水用の水路入り口の蓋のチェックは、入念に。
プール原水の水処理設備を設計しましたが、それを設置した効果があり、数年前よりもずっと透明度が上がっているが、もうちょいか。学術研究のために高速度カメラを入れる場合はまだまだのようだが、今の水処理設備でもチューニング次第でもっとよくなるはず。
このように泳者がフォームを確認できるようにプールの水底に金属板が設置されています。ここでも水深2m、排水溝の深さは4m。水量は約3,000トン。水を安全に抜くにはひと月以上かかります。というのは、構造的に水圧がかかった状態で安定しているわけで、水を抜くことによりプールの躯体がたわみ、悪影響が生じるため。