あと三時間欲しい

　ある人の文章から「・・・あと３時間ほど増やして貰えたら・・・・」何のことかと御思いでしょうが、これはある高齢者の人が種々とサークル等で研究、旅行等、特に民話語りの新ネタの習得に時間が足りないことから、こう書かしめたのです。

　一日２４時間にプラス３時間欲しいとのこと、本当に感心させられました！！！一日に１２時間布団に包まっている無為徒食、時間を持て余している私の３時間を差し上げたいのですがそうもいかない・・・・・・

　「人生は退屈すれば長く　充実すれば短い（シラー）」
　「貴方の人生は充実か・退屈か？」答えは自己申告、自己満足しかないのであります。満足な人は、ハッピー、退屈な人はトッピー、まあァーそんなに変わりはありません。自己満足、自己満足これが最高、横着もんには、これしか救いはありません。

　・・・・・「無為徒食」何の仕事もせず、ぶらぶらと遊び暮らすこと・・珍香も焚かず屁も放らず・・毎日白き物を黄色に変えるだけでは駄目だ・・とよく言われたものです。
　神は、無為徒食の輩にも有意義に人生を送っている者にも、等しく時を与え給えり、心富める者、貧しき者、財ある者、なき者、罪ある者、病めれる者達の頭に光を与え給うのでございます。

　「時は金なり」「歳月人を待たず」今、１秒、アッ２秒闇の彼方へ・・・

「忙中閑あり」でニッチもサッチもいかず、生死が懸っていた現役時代とは、いざ違い、忙しくて結構、お年寄りのせめてもの救いというか、拠り所ではないんだろうか、ワタシャちっとも忙しくありません。

　・・・・シルバーの　趣味のハシゴが　忙しい・・・
　　　　　　　　　　　　　　（ＮＨＫ川柳・東京都　久保隅哲郎さん）