諺に「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない」がある。
家庭菜園の茄子も確かに殆んどが実になる。よく言ったものだ。2本か4本で食べきれない程採れる。
独身時代、浅草あたりの泡盛専門の安酒場の店内に掲出されていたのがこれだ。
「親の意見とこの泡盛は冷たいようでも後で効く」何のこっちゃ!と思ったが、年を経るに従って分かってきた。すぐには効かないので飲み過ぎるが・・・・・である。
沖縄ぶ . . . 本文を読む
私にとって、そうめんは「揖保の糸」である。赤帯はスーパーで売っているが、他のそうめんよりは高価である。その上位の特級品、黒帯があるという。これは贈答やお返しに使われるようで価格も赤帯の3倍位するのでは・・・・見たことも食したこともないので味なども分からない・・・
兵庫の小京都・龍野、三木露風の赤とんぼの碑の傍に「さくら路」という店でそうめんを食べた。
10年前のことだった。美味かったので2 . . . 本文を読む
昨日来不順な天気である。急に降りだしたり晴れたりしている。
全国的にこんな状態で被害も出ている。
集中豪雨は恐ろしい。戦前に山の木を伐採し丸坊主にしたために、戦後は雨が降るとすぐ洪水に見舞われたものだったが、植林などで落ち着いてきた。
しかし、雨量がそれを上回っては自然の威力には怖れ慄くだけである。
「びわ」はゴロゴロが鳴ると我がパソコン中の足元でブルブルである。
臍を取られな . . . 本文を読む
つい最近、突然の雨で軒下で雨宿りをした。
集中豪雨である。人や車が流されたり思いがけない災難はあっしには関わりないことでござんすと思っていたことが現実になる。
「軒下三寸借り受まして手前生国は関西と発します」縞の合羽に三度笠で、家の中には入らず、軒下で仁義を切る・・・お控なっすって・・
京都先斗町、犬矢来は、何故か雨がよく似合うのでは?ああポントカイナ・・
子供の頃、「樋」の無か . . . 本文を読む
TVで「カボチャと小豆のいとこ煮」をやっていた。
レシピは単に砂糖とだし汁で煮る程度である。
何でいとこ煮か、堅いものから追い追い(甥々)煮るからという。オイオイ甥だけのことなのかいな~と思いきや・・・銘銘(姪々)煮ることからでもあるともいう。大体料理で柔らかいものから煮ることがあるのだろうか。
諸説あるようで、似たような味がするので「いとこ」なのだそうだ。親子はもっと似ているがどうだ? . . . 本文を読む
余り聞かないが「建制順」なんて言葉が思いだされる。
正式な序列ではないが、一応の序列が決まっていないと業務上差し障りが生じるため、一応の並べ順として決められた順序のこと。なんだはすっきりしないが、元々は軍隊の用語だったらしい。
総務省・外務省・・・総務部・人事部・・・1班・2班・3班・・・あいうえお順なんて・・・「ハイ!順番に並んで!」今でも幼稚園なのでよく聞く・・・・
二つ三つの老人 . . . 本文を読む
童謡「お月さまいくつ(北原白秋)」お月さまいくつ、十三七つ・・・・・十三夜の七つ時(4時頃)の出たばかりの月でまだ若いの意だそうだが、私は足しての二十歳だと思っていた。若いということでは同じである。
都内では冬に見かけることがあるリヤカーの焼き芋屋の看板「九里四里うまい十三里」(栗より美味い)なんて書いてある。
九と四との和で、九四・櫛で櫛屋のことである。上野に「十三夜」という有名な櫛屋 . . . 本文を読む
吉永小百合主演の映画「長崎ぶらぶら節」を思い出すがそんな粋なものではない。
月に一回の掛かりつけの医者へ血圧の薬を貰いに行った。診察室からお付き合いはないが顔見知りの奥さんが車椅子を押して出てきた。もしかして乗っているのは旦那さんでは・・・矢張りである。
バスや電車での通勤にも縁が切れ、毎日「ブラブラ」していると、数年前には、何時もの時間にバス停で見かけてた顔触れが、やはり「ブラブラ」で . . . 本文を読む
急に「メンチカツ」が食べたくなった。スーパーに行ったがそこには無かった。
翌日、別の大型店に行ってみた。あった!あったと喜ぶほどのことではないが、一個235円「一個下さい」である。
ナチュラルビーフメンチと書いてあった。流石に美味かったがもう買うことはないだろう。
今頃何故?北島康介の実家の「メンチカツ」が大人気の影響か・・と同時に思い出したノカ!
昭和35年ころ、独身寮の食堂、四畳半 . . . 本文を読む
公園にありました。ヒント!戦前まで全国の殆んどの城址にあった国の施設にもあったと推定されますが、残っていないのでは・・見たことはありません。
分からない人は判らないのでは、あまり考えないで・・・・・///・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
降参してこちらを⇒をクリックしてネ~聞くも涙の物語である。~ . . . 本文を読む
ここ3年位、「ペピーノ」の苗を2本買っている。ナスやメロンを掛け合わせたような、えも言われぬ美味だという。一本250円位するので多くは買えない。
満足に生育したことはなく、実は成ることは成るが腐ったり、硬くて食べられたものではなかった。中途半端なものを漬物にもしてみたがダメだった。
今年は、普通はメロン大なのが、リンゴ大のお化けが一つ成っていた。まだ固いが腐る前に食べてみたい。
市場 . . . 本文を読む
何か変わったものでもないかと野菜種を探していたら「三尺ササゲ」があった。
3mに伸び、莢(実)は三尺(約90cm)になると能書きがあり、面白そうなので植えてみた。
伸びた!伸びた!そして莢も一日に20cmは成長する。採っても翌日にはまた延びている。
さてどのように食するのか、INでレシピをを調べたら、お浸し、炒め物など何でも良いとのことである。
歯が悪かったので敬遠していたが、良くな . . . 本文を読む
最近、TVで「賄い料理」などがよく出てくる。
料理人達が、お客が一段落した時に手際よく作る食事のことである。これぞプロの味だ!なんて・・・賄い料理が「売り」なんて可笑しいし、これに飛びつくのも日本人らしい。
「賄い付き」なんてよくいった。住み込みなんかで、食事付きが条件であるが、その分、給料が安かった。
大学近くの下宿は殆んどが賄い付きであった。今はマンションが主流か?
私の昭和34 . . . 本文を読む
バラック(barrack)とは、兵舎のことをいうのようだが、急ごしらえの粗造りの仮小屋、にわか造りの建物の意味もある。
先の戦争で日本本土の東京、大阪を始め殆んどの都市は空爆され焦土と化した。さらに、廣島、長崎の原爆投下である。
市民は逃げまどい、死者は多数に上った。生存者は焼け残ったトタンなど集め「バラック」を建て雨露を凌いだ。土管や地下マンホールなどにも居たという。掘立小屋と言う方が . . . 本文を読む