戦後間もなくの頃、随分長く母の実家の壁に貼られていた2枚の女優の写真を思い出した。A3大のもので叔父がファンであったのだろうか。
小学生の頃のことで関心があったわけではないが、それぐらいのものしか貼っていなかったのである。
水戸光子、三浦光子だったと思うが、いずれも私の生まれたころにはもうデビューしていて戦後も活躍していたようだが、私の記憶にはない。
戦後で記憶にあるのは、嵯峨美智子 . . . 本文を読む
たった10坪の家庭菜園でも、初夏になってくると「雑草」との戦いである。毎日のように午前中はしゃがんだり立ったりして抜いている。健康には頗る良いのだ。
「雑草という草はない。それぞれに名前がある」どの草にも名前はあるのです。そしてどの植物にも名前があって、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるのです。人間の一方的な考えで、これを切って掃除してはいけませんよ」」と・・・・昭和天皇の有名な . . . 本文を読む
毛沢東が死し、文化大革命が終わって資本主義者(走資派)として追放されていた小平が復権し「改革開放」を推進した。
「先富論」とかで、富める者から富め・・資本主義傾向で明らかに効果がありか・・・富に富んだ中国も、日本国中の庶民が中流意識を持つ日本人の目か見て「貧富の格差」が歴然と解る。
今朝の朝刊に「民工の子二人、留守番中火災死」・・・地方から北京市内に出稼ぎ家族の惨事である。夫婦で3万(日本円 . . . 本文を読む
「食は広州に在り」とよく聞く言葉である。
広東、上海、広州、北京、四川の中国四大料理が・・と言われても、それらしいものを食したことはあるにはあるが、ピンキリがあり、高級餐店などのものなど雲の上、ズ~ト下の「紛い物」に限りなく近いものしか食べられないのだ。これ貧乏性症候群かいな~
安いツアーで満喫しょうなんて甘い甘~い・・・・
それでも、羊肉シャブシャブ、広東料理、北京ダック、麺ずくしなど . . . 本文を読む
第3次(三度目)北京である。
安いツアーの3泊4日、夕刻発って、早朝帰国便のものである。
深夜、シェラトンホテル(喜来登長城飯店)到着、翌朝から観光である。
鳥の巣、明の十三陵、万里の長城、次の日は、天安門広場、故宮(紫禁城)、胡同を輪タクで巡って四合院見学で・・天壇公園などで・・・・最終日は、ホテルを5時半出発空港へ帰国と相成った次第です。定番のオプション、雑技、京劇3,900円である . . . 本文を読む
「鶏三歩だな~!」
何のこっちゃいな~それはあなたのことではない?いや私のことである。
昔はこんなんじゃなかったのに、我ながら悔しくイライラする。人には言えない恥ずかしい場面がポロポロと・・・徐々に進行していき、もう抑えきれないモウロク爺ババが辿る道がそこに厳然とある。
「鶏は三歩歩けば忘れる」などと、直ぐに物忘れをすること、又は、よくものを忘れる人をからかったり、侮ったりする時に言 . . . 本文を読む
登校する学童の後ろ姿を見ながら何時も思い出す。自分の小学校一年生の頃を・・・
昭和21年(1945)、ランドセルなんか無かった。手製の布製のものだったのか記憶にない。
年一回の集合写真は2年からのがある。セピア色になったものを見る度に、その時代の貧しさは全員であり、ただ無邪気な笑い顔が救いである。女の子はおかっぱ頭で、ツギ当たったモンペが印象的であった。
時は移ろい、あれから65年、こ . . . 本文を読む
体を切り刻んだ身には、寝返りを打つのにも痛く、苦しい。トイレに行きたくて何とか起き上がろうとするが大変である。
ベッドの縁を掴んで反動をつけてやっとのことで起き上がる・・・こんなことを繰り返すのである。どうしょうもなく起き上がれないと、尿瓶、オマル、紙おむつ、おしめと相成ってくる。ましてや「スパゲッテイ」では面倒くさいことこの上もなしである。
天下分け目の関ヶ原の戦いで西軍の三成側であっ . . . 本文を読む
これが浮世のしがらみか・・・・この世は、何かしらの「しがらみ」が纏わりついて厄介なことである。極端な例が義理人情か、すんなりと事は運ばないのである。
環境的には、障害、 邪魔、人間関係 、人とのつながり、義理人情などと、過去からのいきさつ、 経緯、変な思惑が絡み合っている いわく因縁など複雑怪奇なものがある。
「しがらみ」ってなんだろう・・・・水の勢いを弱めるため、川の中に杭などを並べて打 . . . 本文を読む
箱根の山は 天下の険 函谷関も 物ならず 万丈の山 千仞の谷・・・・
羊腸の小径は 苔滑か・・・唱歌「箱根八里」である。
この「羊腸の小径」の意味、漢字などは知らないで「ヨウチョウノショウケイ」と単純に歌っていた。
そんなことは沢山あるはずで、大人になってもそのまま、死ぬまで知らないままであることばかりである。
「カンコクカン」も同列の山のことぐらいで、中国の交通の要地だとは知る由も . . . 本文を読む
長い旅路の航海終えて 船が港に泊まる夜 海の苦労をグラスの酒にみんな忘れるマドロス酒場 ああぁ ・・・
港町十三番地である。勿論、美空ひばりである。
航海を終えて「ドック入り」し、船体にへばり付いている牡蠣や苔、錆などを削ぎ落とし、整備、補給、船員の休養などをして、また次の航海に旅立つのである。
ドック(dok)とは、艦船の建造・修理に用いる築造物で、「人間ドック」とは、船 . . . 本文を読む
「ワタシ作るヒト、ボク食べるヒト」か「僕食べる人、あなた作る人」などの食べ物に関するコマーシャルで、女性蔑視だと中ピ連などから非難を浴び、すぐに姿を消した。1975年頃のことであった。
人が作ったのを食べさせてもらうのが一番美味いとおもうが・・・・・自分で作るのが好いんだと言う人もいるが・・・・それに後片付けなどウンザリものである。
皿を、洗い場、シンクにまで持って行けとはなんじゃいな~
. . . 本文を読む
赤い夕日がガードを染めて ビルの向こうに沈んだら・・・・
おいら貧しい靴みがき・・・・・・・
誰も買ってはくれない花を 抱いてあの子が泣いてゆく・・・・
なんでこの世の 幸せは ああ みんなそっぽを向くんだろ
宮城まり子が歌う「ガード下の靴磨き」である。
赤い夕日 . . . 本文を読む
「勿体なかったので・・・」そうでは無かった筈である。
利益を得たかったのであることは明らかである。それが、店の存亡にかかわる大損失になるモッタイナイことになることまで考えが及ばなかったのだろうか。
廃棄処分にすべき「トンカツ用の肉」を翌日も再利用「カツ重」にして売っていたのである。客がスッパイ味がすると訴えたのである。
調べると、出るわ出るわ、あちこちでもやっていたことが発覚したという報 . . . 本文を読む
「自分には厳しく、他人には甘く」これをモットーに生きてきた人は尊敬に値する。
殆んどの人が「自分には甘く、他人には厳しく」である。よく、人はこういう御方に対して批判して嘲笑う。どちらも、それが普通人、凡人のなすことである。ましてや、お歳を召された御方は、その傾向がある。結局、無責任に通ずることになる。それは私です。そして・・・あなたは?
人の上に立っている時は、これを示さなければならないが . . . 本文を読む