昭和33、4年頃のことでしょうか、「金の卵」として集団就職で上京し町工場で働いているとき、生まれて初めて「トンカツ」というものを食べた。この世の中にこんなに美味いものがあったのか、絶対に「トンカツ屋」になる。 そして心いくまで食べることを目標にし、遂に店を持ったという主人の話を聞いたことがあります。
豚カツ---豚のカツレツ(cutlet)のことで、鯨カツ、チキンカツ、わらじカツ、串カツ . . . 本文を読む
佐倉市下志津原にひっそりと苔生した碑が建っています。
日本砲術揺籃の地であります。
そばに以下の説明があります。一度訪れてみては・・・・
砲術演習場跡
佐倉藩は幕末に洋式砲術高島流を取り入れ、この地で演習や試打を行った。
明治6年(1873)政府が教師として招聘したフランスのルホン砲兵大尉は、藩士大筑尚志が築いた射場(土手)を増築し南北三千メートル幅三百メートルの射的場とした。
同1 . . . 本文を読む
ある人の話である。孫が女の子なら「八千代の雛人形」を買ってやると決めていた。念願かないウン十万円で依頼し、年間30組しか作らないという製作者が百キロ以上離れた娘の嫁ぎ先まで搬送し備え付けたとのことである。
それは豪勢なものであったろうと想像できるし、そのこだわり、入れ込みににも感心させられる。
昭和22年頃か、母がうちにもあるよ!というので物置から出してみた。疎開先の我が家にもお雛様と押絵 . . . 本文を読む
アドレス(address)なんのコッチャこれ!
英語です。ゴルフ練習場で見つけました。意味は、挨拶ことば あて先 演説 的をしぼるでしたが、ゴルフでは当然これでしょう。
「急ぐとも心静かに手を添えて端に漏らすな松茸の露」と同じです。解るかなーワカラナイダロウナー・・・ 下の句は「吉野の桜も散れば汚れし」のようです。どちらかと言えば「男性専科」でしょうか?
・・・・これはゴルフのバーデイパッ . . . 本文を読む
旅行から帰ってきて「北海道のカニは美味かったヨ!」などと自慢げに話をする人がいますが、これを何回も聞かされるとうんざりして、「カニ足の一本でも土産に頂けたら美味さがよく分かったのに」と言いたくなることがあります。
メールで来ることがあり、「宅急便がある筈なのに・・そこにはないの?」。「大間からマグロ半身を送ってきたのヨ、冷凍物と違ってそりゃ美味しかった・・」、「電話をくれればすぐ貰いに行った . . . 本文を読む
退職後、「ゴルフ再入門」して数年経ちますが、いまいち進歩がはかばかしくない。「飛距離が伸びない」「番手が使えない」「パットが3~4」・・そこで武蔵は考えたのである。
振り返れば、30年前にゴルフらしいものを始めましたが、仕事が忙しくなり2年位で止めました。10回位河川敷、本格コースは西熱海、那須の記憶がある程度です。それから10年位経ったころ、社員一泊旅行でゴルフの員数合わせで参加しました。 . . . 本文を読む
60歳で定年退職、数年間の外郭団体や関連企業での嘱託等の仕事も終わり、さてこれからどうしょうかということになる。
かねてから構想のオーストラリア永住でもと・・これは妻が「あんただけ行ってらっしゃい!」、それでは長野あたりでペンション経営でも、「テレビ見るほどそんなに甘くはないわよ!」そこで暫く考えるが・・・・・現状維持の凍結状態・・・・・
一日中、家にいると「どっかに行ったら、鬱陶しいや . . . 本文を読む
漫画の光景で、天井からの雨漏りをバケツや金盥でこれを受けている・・・これはまさしく50数年前の郷里の我が住家の光景でもある。
昭和21年から建直すまでの10数年間、納屋を改造した住家は、瓦は苔むしペンペン草が生えていた。当時は今より台風が多く来襲していたような気がする。
そのうち雨漏りがするようになった。大雨が降ると天井から埃と煤の黒褐色の水がポトポトと落ちてくる、あちらこちらと落ちて . . . 本文を読む