生まれて初めてカラー映画を観たのは「金色夜叉」であった。根上淳、山本富士子主演で雪の白さが印象的であった。
昭和30年頃のことか・・その前に観たディズニーのアニメ「セムシの仔馬」の カラーにも驚いた。それまではモノクロであった。
昆虫や犬猫の目はカラーが映るのだろうか・・・
世の中どうしても予備知識などが先行し、「色眼鏡」で見てしまう。サングラスではない。
思いを密かに知らせる目つき . . . 本文を読む
「いつもニコニコ現金払い」飲み屋ではこの主義であった。ある知人は「付けといて!」で月末支払いに行く。そこでそのまま帰る訳ではなくここで一杯である。
付けの中身も怪しい。どうも高い様な気がするというがどうしょうもない。利子も入っているようだ。大金持ちや社用族はこんなケチなチンケなことはしないが、森繁の映画でも銀座のママが借金取りに会社にまで押し掛けてきていた。
また飲み屋の話になる。金も無 . . . 本文を読む
もうすぐ12月になります。「イチゴハウス」にも暖房を入れて貰ってよく利用していますね!
室温20度でも寒いでしょう。石油ヒーターの前とかを渡り歩いているのを見ていると面白い。
ソファーの上の布団に潜り込んでいる時に「びわ!」と呼ぶと尻尾だけ出して振っている光景も多くなった。
生まれてすぐ我が家にきてもう7、8年になるが、よく見ると随分と歳をとったものである。お互いに・・・・
. . . 本文を読む
冬場に入り収穫物は何もない。今年はまあまあの収穫であったが、食べたことがないと言っていいくらいである。
ピーマン、トマト、イチゴなども食べたことがない。食べる気がしないのである。台所までは持って来るのだが、そこからゴミ袋行きとなる。
知人などに配ることも多かった。妻はピーマンを大量に炒めてバリバリである。
中国の大根でサラダにすると美味しいというので植えてみた。これまた、台所で萎んで . . . 本文を読む
民主党の画期的な仕事、公開「仕分け」である。ここに登場したのが「仕分け人」である。
仕訳帳などは知っているが・・・普通の家庭では自然に仕分けがなされている。 家庭の財力により無理な買い物をしない、当面、不必要な物を買わない、欲しがらない。子供があれが欲しいといっても買ってやれない、我慢をしなさい~である。
ところが国の財政は「火の車」なのにそんなことはお構い無く、あれが欲しい、これが欲しい . . . 本文を読む
「九里四里美味い十三里」リヤカーに煙突、都心ではこんな風物がもう見られる季節であろう。
焼き芋屋である。これが結構に高いのである。グラムで幾らである。東北の方からの出稼ぎが多く、固定客を持つと、これまたいい収入になるようである。
焼く、煮る、天麩羅、芋ご飯、芋粥、芋饅頭などイロイロであるが、やはり「焼きイモ」が一番か・・・ご飯の量を増すための芋、大根、果ては水でお粥・・・
学童ボラの関 . . . 本文を読む
11月5日、新幹線10:10品川発、東福寺、南禅寺「絶景かな、絶景かな」紅葉が映える。
鞍馬寺、大原、三千院、永源寺、秋の日差しを受けての美しさに感嘆・・・金剛輪寺、血染めの紅葉として名高い古刹・・・新幹線・・17日遅く帰宅した。
. . . 本文を読む
「土佐のいごっそう」などの言葉を偶に聞く、土佐弁で快男児、酒豪や頑固で気骨のある男を意味するというがそんなに単純なものではないようである。
坂本龍馬などに出てくる。現地でもよく使われているのだろうか・・・
「肥後もっこす」は、正義感が強く、一度決めたらテコでも動かないほど頑固で妥協しない男性的な性質をいう。曲がったことを好まず反骨精神も強いという。
「薩摩おごじょ」も偶に言う。「おごじ . . . 本文を読む
何を今頃になって・・大体、こんなものを知っている人は少ないだろう。
森繁久弥の訃報に接し、デビュー当時の映画などの台本は「ガリ版刷り」で長く続いた。
用具は博物館にでも行かなければ見当たらないだろう。冒頭の写真は昭和24年ごろのものである。
小学校、中学校でもこれであった。鉄筆でロウ紙の原紙に字を書いていくというか切っていくのである。
間違うと赤い修正液で塗りつぶしその上に書いていくの . . . 本文を読む
ものぐさを漢字で「物臭」と書くようだ。
無精なこと、その性質の人のことを言う。誰かとピッタシ、カンカンである。意味もなく「物臭太郎」である。
デジカメ、ビデオカメラ、 電子辞書などは使わないでおくと、設定時間で電源などが切れる。また、炊飯器などは時間になるとスイッチが入る。
便利と横着が混合する。人知は計り知れなく進歩している。当然、遅れていくのは仕方がないが、ある程度は付いていきたい . . . 本文を読む
カラウス、カランスなど言っていた記憶がある。臼をカランカランと打つ音から来ているのだろうか。母の実家の納屋にあり、戦後2、3年は使っていた。
玄米を搗いて精米にするのである。数日分であろうか当時の農家の主婦には辛い仕事であった。
また、一升瓶に5合位の玄米を入れ棒で搗いていた。
そのうち、精米機などが出来たのである。その時出るのが「糠」である。
小豆島の資料館で見かけたので撮ってお . . . 本文を読む
TVでチラッと見た。「命を賭ける程の国じゃない・・・」「国の為に死ねと言う国なら滅びればいい・・・」
日本人が言っているのだろう。64年前まではこの反対で「お国の為に死ねるのは光栄である。立派に死んで来ます」であった。
徴兵制もなく自由気ままな今がいいのは決まっている。
この国が滅びるのは、何も外敵から攻められて岸壁に追いつめられて海に落ちて行く事だけではない。
守る人、日本人がいな . . . 本文を読む
今や何故か廃線ブームである。新聞に「三岐鉄道北勢線」が紹介された。
昔「赤穂鉄道」に随分と乗ったことから、その思い出を辿っていたところであった。共通は狭軌762ミリ、軽便鉄道である。
そんなに狭い車内だったのか、郷里に帰った序でにでもと・・・名古屋で途中下車、JR関西線「桑名」下車、数分歩いて「西桑名」(三岐鉄道北勢線)あったあった狭軌であった。こんなに狭かったのか・・・なにしろ小学校5 . . . 本文を読む
三回目の挑戦も見事に失敗した。
天気も良いし絶好の「小豆島」オリーブ・・・
赤穂線日生駅を降りるとすぐフエリー乗り場である。2時間に1便にセーフ、波静かな瀬戸内を進む。
タクシーを呼んで寒霞渓・岬の分教場・土庄港あたりを交渉、土庄港は無理という。1万5千円で手を打った。ケーブルカーでの待ち合わせの不徹底から岬の分教場は無理、1万2千円でチョン
今度は計画をしっかり立て高松あたりに飛 . . . 本文を読む
昔話「さるかに合戦」を思い出す。蟹は挟みにおにぎりをはさんでいる。何故かノリが付いている。猿に騙し取られるのだが・・・
いまでは「コンビニ」である。スーパーでは一個50円位で売っている。
「おふくろの味」なんて銘打って看板を出していることがある。しこたま飲んだ後に立ち寄る。ここのおにぎりが病みつきになる。確かに米がうまいし海苔も良い様である。
良い塩を使っているのか?ここで一番はいつも米・ . . . 本文を読む