ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

最高の人生

2008-05-14 13:14:53 | 可笑しい話
映画「最高の人生の見つけ方」(Bucket List) を火曜日に観てきた。最高の人生の見つけ方 - goo 映画 末期がんで偶然にも、余命6か月を宣告された自動車整備工と資産10億円(ドル?)の実業家が病院で相部屋となる。
 死ぬまでにやりたいことのリストを書き出し実行に意気投合した。
 スカイダイビング、カーレース、アフリカ、エジプト等々、そして死んでいく。

 ストーリーとしては他愛のないもので現実味はないが、考えさせられる一味もある。

 どうもガンらしいと検査を受け、クヨクヨと痩せ衰えたが、精密検査の結果オーライ(All Light)でその日からパクパク、肥ったという身近の人の噂話を聞いたことがある。それが本当だろう、人間らしい・・・・・・・・・・・・・・・

 長生きするほど癌になる。末期高齢者、おっと失礼、後期だった。それが嫌なら、交通事故か、硫化水素ガスの巻き添えか・・・・・・・

 余命6か月宣告は死刑に等しい。ただ静かに、ホスピス(hospice)でお迎えを待つしかないのが現実である。 医師の宣告は何故かよく当たる。ハズレはまずない。子供が生れ出るのはもっと正確であるが・・・・・

 70歳までだョネ!と外国旅行に精を出し、今度はカリブ海クルーズだと衣装を一杯スーツケースに詰め込んで、まるで東京湾クルージングに行くように、ソクソク出かける知人の女性もいる。

 映画館前で、スポーツクラブでの知人夫婦に会った。この映画を見に来たという。大手企業を定年退職をし、夫婦円満、悠々自適、何の苦労もないのにと思ったが、このうえ何の人生を模索しているのだろうか?

 私は「最高の人生」には程遠いいが、最低でもないと諦めている。入館前に中華料理店で、ビール・ラーメンを飲食し、一人でウトウト映画を観るのも「最高に限りなく近い人生」なのかも知れない。





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