ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

ああ七夕さま

2009-07-08 06:00:55 | ジジィの昔話
 笹の葉サラサラ 軒端に揺れる お星さまキラキラ 金銀砂子
  五色の短冊 私が書いた お星さまキラキラ 空から見てる
「童謡・七夕さま」である。

 小3か4年頃だったと思うが、各家庭では子供が竹笹を切って来て短冊を吊るした。キラキラ光る金銀のものではなく、精々、赤、黄の色紙だった。

 ナスやキュウリにマッチ棒を刺し足にして動物に見立てて飾ったものであった。 その他に、まだ熟れていない栗、柿などを枝ごと切って来て飾るというか、供えていた。
 そして2、3日後には川へ流しに行った。川では多くの笹が流されていたのが思い出されるのである。
 今は飾ることも余りしないだろうし、流してはいけないことになっているだろう。

 昭和24、5年頃には食糧事情も良くなっていたのだろう・・・ナスを流すくらいだから・・・
「佐賀のがばいばあちゃん」ではないが、その時代では、あの川は野菜のスーパーマーケットだったろうが・・・・あのはナス何処へ行ったのだろうか・・・

 私ゃ、七夕より「タナボタ」がいい。あれから60年、考えることがチンケになってくるのも致し方のないことであるが、世俗のあれやこれやの下らない難儀なことにヤイヤイガヤガヤやってることに較べれば「罪のないこと」でもある。


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