ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

コイ来いお正月

2009-12-13 13:54:44 | ジジィの昔話
 早く来いコイお正月・・・別に凧を上げたり、駒を回したりする訳ではないが、来るものが来るというだけである。

 お正月料理の思い出である。終戦後の2、3年でもうお餅に数の子、煮しめ、昆布やこんにゃくが入った煮豆、黒豆、昆布と鏑の酢の物などが作られるようになった。
 さすがにカマボコや伊達巻はなかった。我が家にはである。大きな皿や鉢に1週間分くらいが盛られていたのを暮れのうちからチョクチョクつまみ食いをしていたというか腹一杯食べたものだった。とくに数の子はバリバリボリボリ食っていた。今のように「ダイヤ」などではなく肥料にするほどにあったのだろう。

 母が生きておればあの料理、味は変わらずに作っていただろう。いや大型店舗で全部揃えるだろう。

 当時、三が日はお店が休みで「寝正月」が多かったような気がする。これも今のように1日から大型店舗やコンビニが営業していてはそんな必要もない。

 11月ころから、オセチのお重の注文の広告が氾濫している。三重、三段重ねが2~3万円が庶民的のようである。高貴なところは十万円位のもあるようで上限はないようである。高級アワビ、ファグラ、伊勢海老などが一品入ればそんなになるかも・・・・

 そろそろスーパーにどっと正月用品が出るだろう。
 食が細くなったので今日あたりから一日一品を買ってきて味わいながら、蘊蓄を傾けながら書いてみようかな~高価なものは買えないが、ソコソコなもので精一杯である。
 先ず「数の子」を買ってみた。カナダ産、600円、半分食べて取っておいた。昔の歯ごたえとは違う・・・・


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