ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

姿勢が大事だよ

2011-06-11 09:29:00 | ジジィの昔話
 「姿勢を正して!」「頂きま~す!」
 これは、集団、軍隊ではないが、寮生活での食事前にこんな儀式のようなものがあった。今はどうだか知らないが・・・
 幼稚園などでも似たようなものがあると思うが・・・デイサービスではもう無い。只、食べるだけ・・・小中学校の給食時はどうなんだろう。孫に聞いてみよう。

軍隊経験は有りませんが、何故か・・・いやじゃありませんか軍隊は、金(かね)の茶碗に竹の箸、仏様でもあるまいに、一膳飯とは情けなや・・・

軍隊小歌を歌っていたこともありました。金は黄金などではなく、金属のアルミかそんなもので味もそっけもないものであったと思う。オカズなども粗末なものであっただろう。

 戦地では、補給路を断たれて「現地調達」これじゃ、食べ物が無くては戦争にならない。玉砕命令で全滅だった。

 「麻の中の蓬」とよく言われるが、天下麻の如く乱れるという言葉もある。

 姿勢を正して!神前に礼!先生に礼!・・柔剣道場で稽古の始めと終わりにやる儀式である。

 身体が痛いとか、体調不良だとどうしても姿勢が悪くなる。前屈みで我ながら情けない格好である。ショウウィンドーなどに映る我が姿に驚愕する。これが我がなれの果てか、ガマの油ではないがトローリ、トローリである。

 足が前に出ない。これが、少し調子が良いとシャンとしてくるのである。そうなるともう少しと胸を張ってみる。足も良く出るのである。

 人生に対しての取り組み姿勢も元気満々だと飛ぶ鳥おも落とす勢いであるが、落ち目の三度笠となり下がったら頭(こうべ)をを下げ伏し目がち、やることなすこと消極的、覇気がない。青菜に塩の人生はこんなものになり下がった・・・である。

 スクールガードを朝の散歩を兼ねてやっているが、歩きながらこんなことを考えている毎日である。

 姿勢を正したいと思っても、曲がってくる骨も人生も終焉に近い感が甚だしいかな、哀しいかなである。

 


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