ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

満艦飾

2009-09-11 16:24:34 | ジジィの昔話
「満艦飾」も使われなくなった。イメージ的には進水式か、子供の頃、近くに大きな造船所があったが直接見ていない。

 海軍の進水式には「軍艦マーチ」である。海上自衛隊でも行進曲や進水式にも使っているから面白いものである。
「戦艦大和」の進水式、観艦式はあったのか、極秘であったのか、自衛隊のを見てみたいものである。

 守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の浮かべる城も頼みなる・・・世は移ろい「パチンコや」では何処でもやっている。

 祝祭日などに港に停泊中の全軍艦のマストに軍艦旗、信号旗などで飾り立てることをいっていた。

 40数年前、子供が生まれたころ、雨が続いた6畳一間の部屋は「満鑑飾」であった。最盛期は一日、5、60枚の「おしめ」である。二人分とは言え見事なものであった。何とか乾かせて使っていた。

 いつでも思うことがある。あの満蒙開拓団も逃避行で子供の「おしめ」はどうしていたのだろうと・・乾いたものなど宛がうことはなかったであろう。
 着のみ着のままでは身一つがやっとであっただろう。

 最近のように「紙オムツ」でポイという訳にはいかない。
「エコ」には貢献しているのか、紙オムツの製造、最終処理経費などと「布おむつ」の洗濯、乾燥、その労力とどちらが「エコ」か・・・・高速道路千円の功罪は、一般道路利用時の排ガス量、経済効果などで、どちらが「エコ」か難しいところである。

 それに、不健康年齢に達し、将に「不健康者」も仲間入りである。「赤子に帰る」とはよく言ったものである。70年ぶりのオシメですぞ、しかも「紙」の・・・

 そう言えば「軍艦マーチ」の合間に「海行かば」が流れる。これも海上自衛隊くらいしか使わないだろう。何とも悲しい限りである。


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