ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

付いてくるもの

2010-10-25 10:24:55 | 可笑しい話
 「お天道様と米の飯はついてくる」こんな言葉が言い伝えられている。最近ではあまり聞かないが・・・「私が歩く お月さまがついてくる」小学校の低学年での教科書にあった。もう、月など夜空をゆったりと眺めることも、上を向いて歩くこともで 無くなった。

 「何時までも有ると思うな親と金」将に、その通りで、我々の年代になると、もう、親は90歳以上・・・有りや無や・・金は元々なく、年金の偶数月15日を指折り数えているようじゃ、こりゃどうにもなりませんが、米の飯だけは日に一食は食べているのが普通ではないかと思う。飽きもせずにである。

 今年の米作は、酷暑の影響でか例年のようには「一等米」が穫れなかったと報じられていた。
 戦後の配給米で「外米」を食べた。パサパサでも腹の足しにはなった。カレーに合ったのでは・・・10等米であろうが何であろうが・・・・

 それでも、コシヒカリ(新潟魚沼産)をはじめとして、アキタコマチ、ヒトメボレ等など銘柄米が・・・店頭に並ぶ・・5kg4~8千円と高価なものがある。
 そして、5キロ1,400円台のが○○ムスメなどと名付けられ積まれていた。これにしようかいなー・・・「ブランド米」でなく「ブレンド米」でも・・・米粒であればいい・・

 敗戦前の昭和19年頃、今70歳代の多くは、都会から田舎へ「集団学童疎開」で、一粒のご飯を30回噛んで・・飢餓寸前に終戦でアメリカの「脱脂粉乳」で蘇った。

 「何時までも有ると思うな!健康と命」日本の食糧自給率40%などと言われている。
        何時でも「米」がついてくると思っていたら大間違いである。


最新の画像もっと見る