ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

弛(たる)む

2009-01-24 08:46:55 | ジジィの昔話
 「貴様たちはたるんどるぞ!」と、精神注入棒か根性注入棒か知らないが、「足を踏ん張れ!」「歯を食い縛れ!」である。

 こんな時代の経験はないが、戦前の軍隊ではこんな状態が続いていたようだ。精神論が「神風が吹く」に凝縮され、マインドコントロールによる神国日本は、1945年8月15日で神に見放されて終結した。

 その後も10年位はこんな軍隊経験を自慢にしている者もいた。
 中学時代の昭和28、9年頃は予科練崩れではないのかと思われる25、6歳の先生はその名残りか、自分がやられたのか結構、生徒を扱(しご)いていた。

 そういえば昨年あたり、相撲や海自で死人が出たようである。

 人間、尻を引っ叩かれないと動かないのは昔も今も変わりはない。子供の時でも歳とっても・・・・そんなもんですがいな~

 定年になり特別何もすることがなくなると、張りつめていたものが緩みパンツのゴム紐ではないがもう縮まない。弛み放し、緩み放しである。

 気力も然り、身体も上から下まで弛みっぱなしである。
       弛まないのは母ちゃんの手綱くらいのものである。
 


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