グッドタイミング

「俺は野に咲く月見草」ボヤキである。楽天イーグルス前野村監督のが有名であるが、今年は初っ端から好調なのであまり面白くない。ヒョットしてこのままでっかいな！と思った。

　開幕から４連勝の好スタート、あれよあれよ・・・ＣＳ進出が確定、あわや・・であった。

　監督一年契約であったが、レギュラーシーズン最終戦終了後、球団から来年は契約更新をしないと解雇通告された。
　ＣＳでは第二ステージで負けた。リーグ優勝決定戦は西武×日本ハムであった。
　何でこの時期にとフアンなどは思っただろうが、球団側の深い読みがあったと推察する。高給、高齢など理由は一杯あるようである。

　ＣＳなど短期決戦では「優勝」も・・・まして日本シリーズまでもあり得る。・・・では解雇通告はますますやりズラくなる。第一ステージ段階での先の見通しは、４分くらいと見たのか、私はそう見たのだが・・今しかチャンスはない。球団役員は監督室に押しかけ通告したのである。「グッドタイミング（Good Timing）」であったと思う。

　野村は言う「何でこの時期に！」グズグズ愚図愚図泣き言をいう、ぼやいても始まらない。ぼやけてそのうち呆けていく、これ特別なことでもなく、自然の摂理である。覚悟は出来ていなかったのだろうか？

　何事もタイミングは必要である。早くても遅くても・・・時間は過ぎて行くにしても・・・難しいものである。「月見草」は呑気で良いんではないのだろうか・・・